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CHUSAN の FIELD NOTE
令和6年5月5日

日 時 2024/5/5
場 所 香取市〜稲敷市(千葉県、茨城県)
天 候 快晴
確認者 CHUSAN
ムナグロ チュウシャクシギ キョウジョシギ 10 サルハマシギ
コチドリ アオアシシギ トウネン 11 エリマキシギ
タシギ キアシシギ オジロトウネン
 アオアシシギ  サルハマシギ
 エリマキシギA エリマキシギB

香取市を中心とした水田地帯に多数のシギチがやってくる季節となった。5月上旬の短期間田植え直後の水田に色々なシギチが入るのだがこの時期に合わせて毎年環境省のモニタリング計画による生息数調査が行われる。年々カウント数が減少していて先行きが心配になってくる。今日も観察種数、個体数共に非常に少ない。ただ種数も少ないためまだやや早いのかなとも思える。5月10日あたりにかけて急速に個体数が増えていくことが期待出来る。そんななかで今日はこの地域では久し振りにサルハマシギ、エリマキシギを観察することが出来た。いずれも夏羽のサルハマシギと夏羽への換羽中のエリマキシギである。調査終了後多少時間があったので稲敷市に立ち寄って帰宅したのだが、稲敷ではキョウジョシキ、トウネンの群れ及びやはり換羽中の別個体のエリマキシギを観察することが出来た。シギチの春の渡りは5月後半には一段落してしまう。それまでにはもうひと賑わいが欲しいところである。