先週に続いて草原の鳥とヌマアジサシを目標として出動した。マイフィールドで６月に「草原の鳥」と言えばコヨシキリ、オオセッカ、コジュリンの３点セットということになるのだが以前は同じ場所で簡単に見られたこれらの鳥も近年は年ごとに見るのが容易ではなくなっている。今日も茨城県の神栖市から千葉県香取市を経て茨城県稲敷市に至るまで利根川をさかのぼりさらにヨシゴイとアジサシを求めて印旛沼のポイントまで、言わばルーチンルートとも言えるコースを廻ったのである。最大の狙いはクロハラアジサシやハジロクロハラアジサシだったのだが以前からのポイントである利根川沿いでは見られず昨日は間近に見られたとの情報があった印旛沼では遥か対岸方面を飛ぶ10羽ほどのクロハラアジサシを見たのみで終わってしまった。間近に移動して来るのを３時間近くも待ったのだが結局は待ちぼうけに終わってしまった。コジュリンも今日廻った限りでは極く少数を遠くに見ることが出来たのみで、日を改めて別のポイントで観察することになる。