6月下旬から今日7月3日までの間いくつかのポイントを特定の鳥を求めて個別に出動したので纏めてフィールドノートとしてアップロードすることにした。6月24日には三番瀬に3年ぶりに姿を見せたカラシラサギ、翌日25日には毎年一度は見に訪れる千葉県内の公園のツミを確認に。6月30日には稲敷市の水田に現れたエリマキシギ夏羽、さらに今日7月3日に都内の公園にササゴイを見るために行ってみた。フイールド観察記録としては4ヵ所の記録がゴチャマゼになっているので殆ど、と言うか全く意味はないのであるが忘備録的証拠として画像をホームページに残すことにした。カラシラサギは三番瀬に到着した時点では見付からなかったが干潟を船橋側から市川側まで散々歩き回った挙句はるか沖合の汀線近くのコサギ、ダイサギの群れに飛来するのを偶々双眼鏡で確認出来たのである。かなり警戒心が強く50mほどの距離からの観察、撮影になってしまった。翌日のツミはもっと早く行きたかったのであるがこの日になってしまった。短時間の観察で食事中の♀を確認したのみで早々に帰宅したのである。圧巻となったのは6月30日のエリマキシギ。こんな時期にエリマキシギが見られること自体が大変珍しい、というか記憶にないことでしかも♂。今年は5月上旬に同じ稲敷市で4個体のエリマキシギ♂を見ているが、この時は換羽の途中。しかし今回はそれより2カ月近く後で換羽は完成している時期である。今回の個体もほぼ完成しているものと思われた。タイプとしては「縄張り型=Independent
Type」の中でも比較的多く見られる黒と茶の組み合わせである。以前2002年に印旛沼で5月上旬にやはりこのタイプの換羽の進んだ個体を見ているがそれ以来の出会いであった。そして同じフィールドにクロハラアジサシ約30羽の群れが滞在中でその中にハジロクロハラアジサシの若鳥(1S)を今季初めて見ることが出来た。今日の都内公園のササゴイ、去年よりも数が少ないようである。去年同様オオタカが木立に身を隠しているのを確認することが出来た。オナガも同じ公園での撮影である。
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