銚子情報があった九十九里海岸方面に出動した。この3日ほどはゲリラ雷雨で天候が安定せず出動しにくかったが今日は曇りがちながら安定した空模様が期待できると思い出かけることにしたのである。期待はオバシギ、コオバシギ、キリアイなどである。いずれも今期初見参である。最初のポイントではお目当ての鳥には出会えなかったがメダイチドリ、キョウジョ、トウネンなどが見られたがヨーロッパトウネンではないかと思われる1羽を見付けた。羽衣の一部にトウネン的な部分もあるが全体のシルエットはヨロネンを思わせる。他にチュウシャクシギ約10羽が草むらに潜んでおり近付くと飛び立って周辺を旋回する。観察途中でアジサシの約30羽の群れが波打ち際に降り立った。沖合でエサ取りをしていた群れが休息に降り立ったのだろう、しかしすぐにまた沖合に出て行ってしまった。次のポイントでは鳥友からの情報もありオバシギ4羽を見ることが出来た。しかしコオバシギは河口の対岸遥かで観察もままならず河口の対岸に移動。ようやくオバシギ4羽と共に行動するコオバシギ幼鳥を観察撮影することが出来た。その後は九十九里浜を北上する予定であったが「いない情報」もあり最初のポイントに戻ることにした。昼食後最初のポイントを一回りしてみたものの午前中と変わらず新手も入っていないようで撤収を決めた。
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