香取市での調査の後、先週に引き続き稲敷市の蓮田地帯に向かった。前週はシギチ18種を見ることが出来たが今日は20種を見ることが出来た。種類は先週見られた種と殆ど同じであったが今日は見られなかったハマシギ、エリマキシギを加えると先週、今週の2回で22種のシギチを確認することが出来た。ポイントは大きく3ヵ所だが蓮田の収穫が進み開けた水面が増えてきたためやや分散傾向が見られ、1ヵ所で待っていると別のタンボに居た種が移動してきたりして結構楽しい時間を過ごすことが出来た。個体数の増減もある。今期初めて見ることが出来たのはツバメチドリ幼鳥、そして蓮田ではあまり見ることのないダイゼンの幼鳥である。また、ムナグロ約10羽の飛翔も確認することが出来た。キリアイは1羽、アメリカウスラシギも1羽のみで先週よりも減っている。オジロトウネンは幼鳥、成鳥が各ポイントで見られ随分増えたように感じる。オグロシギは4羽、アカアシシギは3羽、アオアシシギは合計7羽、ヒバリシギも各ポイントに分散しているが結構多い。先週までの猛暑がようやくおさまって秋らしい陽気になり観察も探索歩きも楽になった。さらに新手が入ってくることを期待しよう。
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