なんやかやで2週間以上フィールドから遠ざかってしまったが出来るだけ歩かずに、車からの観察を主体にということで遅ればせながら稲敷方面の水田や畑を餌場とする猛禽類等を狙って出動した。行きがけに印旛沼のハクチョウの渡来地に寄ってみた。今年は給餌場所が設営されておらずハクチョウたちは付近の水田で採餌している。コハクチョウ主体で数羽のオオハクチョウが混じっており例年と同様である。ガン類は混じっていない。その後稲敷の水田地帯へ直行する。先ずは非常に大きなミヤマガラスの群れを確認。接近を試みる。いつもそうなのだが群れに近付くことは出来るのだが車が止まった途端に飛んでしまい、なんとかそばに停車出来てもカメラを向けると飛んでしまう。なかなか至近距離からの撮影は難しい。そんな中ひと際小さく見えるカラスの飛翔姿を確認、双眼鏡で追うがミヤマガラスの大群の中に降りてしまい見失ってしまった。その後は同じフィールドでコチョウゲンボウ♀、ホシムクドリなどをなんとか見ることが出来た。ホシムクドリはこの3年ほど見られている地域ではあるのだがムクドリの群れの中ではなく単独で時折り電線に飛来するのみ。周辺のムクドリの群れを探したが今日は見付けることは出来なかった。コチョウゲンボウも発見は容易であったものの近付くことが出来ず「コチョウゲン遠望」となってしまった。時間を見て蓮田地帯に寄ってみたがオオハシシギ15、ツルシギ3が一塊となって休息している姿を確認した程度で農道を歩いて探すことはせず早目に帰途に就いた。
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