慣れ親しんだというか私の鳥見の原点となったフィールドが三番瀬船橋海浜公園である。そこでフィールドノートの最後となる今日の舞台として選んだというわけである。この季節の三番瀬を特徴づける鳥はミヤコドリ、ハマシギ、ズグロカモメ、そしてビロードキンクロである。しかし今日はビロキンは留守のようで見ることは出来なかった。替わりにホウロクシギが1羽姿を見せていた。警戒心が強く接近出来なかったが遠目では腹部から下尾筒にかけて白く、ダイシャクシギかと思ったが飛んだ画像を確認すると上面に白色部分がなく結局はホウロクシギということになる。ここでの観察は30年以上になるが、その間ハマシギは激減、スズガモも近年は減少していると感じる。特に今年は少ないと感じる。逆にミヤコドリは激増。
以前は越冬ミヤコドリは数羽であったのだ。今日の三番瀬はバーダーがちらほら見られるだけで至って静か、快晴で風も弱くあまりカメラを向けることもせず、ハマシギの群れのすぐ横ををゆっくり歩いて三番瀬の雰囲気を堪能したのであった。午後先日観察したヤブヨシキリが気になり印旛沼に移動。しかし午前中はよく出たとのことであったが午後は風が出てきた成果出が悪くなったとのことで私が到着した13時からは全く出ず、その代わりに先日は飛ばなかったトモエガモが今日は大迫力の群飛を見せてくれた。 この群飛の迫力を写真で表現するのはとても難しく。中途半端な画像を量産してしまった。
14時過ぎには印旛沼を後に帰宅の途についたのである。
このフィールドノートが最後となります。そして「Chusanの野鳥ワールド」は2月8日深夜をもって終了(削除)することにしています。長い間のご愛顧有難うございました。
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