新幹線大爆破(1975)
監督 : 佐藤 純弥
CAST : 高倉 健
宇津井 健
千葉 真一
TIME : 2時間32分
STORY:
評価 :
シーズ・レイン(19xx)
監督 :
CAST :
TIME :
STORY:
評価 :
監督 : 中原 俊 (桜の園)
CAST : 豊川 悦司
林 美智子
相島 一之 他
TIME : 1時間56分
STORY: ある殺人事件で集められた12人の陪審員。被告の女性が、殺人事件を起こすような感じで無く、さらに
若くて美人だったこともあり全員が無罪を主張する。あっけなく全員一致の評決に達したので、退室しよう
としたところひとりの陪審員が異議を唱える「こんな議論をしないでいいんですか?」と。嘲笑する他の
陪審員に彼は「有罪」と宣告。そこから「有罪」「無罪」が飛び交う修羅場と化してしまう・・・。
評価 : 脚本家:三谷 幸喜が主催する「東京サンシャインボーイズ」の名作の映画化。日本には「陪審員制度」と
言うのはありませんが、もしあったら?を面白可笑しく見せてくれます。さすがは脚本家:三谷 幸喜!
集められた陪審員の個性が実に個性的で、また日本人らしい優柔不断さも随所に見られ可笑しく見れます。
物語の核となる「ある殺人事件」もすごく綿密に練られていて納得します。そしてあの「オチ」やられた!
監督:中原 俊の腕も凄い!ひとつの部屋で繰り広げられる物語を退屈させず、部屋からカメラは一歩も
外部に出ず(多少は出ますが・・・)それを見せきるあたり、すべてががっちり組合わさっていないと
出来ない芸当でしょう。地味な作品ですが、日本映画もバカにしちゃぁいけません!!
ちなみに、この作品には元ネタがあります。シドニー・ルメット監督の傑作「12人の怒れる男」です。
こちらも必見に値する作品ですので、この作品と見比べて観るのもいいでしょう!
★★★★★
監督 : 水野 晴郎
CAST : 水野 晴郎
かたせ 梨乃
TIME : 1時間20分
STORY: 1941年、太平洋戦争前夜。イルクーツク駅から満州里へ向かう「シベリア超特急」が出発しようとしていた。
乗客は、ソ連空軍大尉”ポロノスキー”、契丹人”李蘭”、ウイグル人”カノンバートル”、ユダヤ系
ポーランド人”ゴールドストーン”、オランダ人”グレタ・ペーターセン”、ドイツ陸軍中佐”ユンゲルス”、
駐ブタペスト領事館付”青山一等書記官”、駐ベルリン大使館付”佐伯陸軍大尉”、山下奉之陸軍大将、
そして車掌の蒙古系ソ連人”マンドラ・ジン”以上の10人。そして列車は出発した。殺意も乗せて・・・。
評価 : カルト的な人気を誇る映画。いやいやトンデモなかった(笑)まったく走っているように見えない列車。
水野さんのボー読みなセリフ。無理矢理客室を密室化する設定などなど・・・。ひとつひとつコマを割って
作った舞台を観ているような感じでした。列車はまったく揺れないしね(笑)登場人物みーんな平気で列車の
中をスタスタ歩いてるし、列車の外で格闘するシーンがあるんですが、すごい風が吹いてるはずなのに、
着ている服が乱れない(笑)そんな中で役を演じてる。ある意味凄い役者魂を観ました。よほどお金が
無かったんでしょう・・・。それ以外にも突っ込めるところは山程あります。キリがないくらい(笑)
仲間うちが集まって、わいわいやるときの「酒の肴」にうってつけの感じです。C級を通り越して、もはや
語れないくらいの所へ行ってしまった感じ。宴会映画としてなら★★★★★です!! ビデオには本編終了後に
NG集が付いてるんですが、この映画自体NG集のカタマリなんじゃ・・・!?
★☆