おまけ(本編にまったく関係なし)
由紀子:「もーっ、何でイッちゃん、すねてるの」
樹:「…」
由紀子:「どうせ、私だけ他の小説に出て、イッちゃんが出れなかったから、すねてるんでしょ?」
樹:「…」
由紀子:「それは、作者に言ってよ。勝手に、出されたんだから、こっちは。イッちゃんとのデートで忙しいって言うのに…」
樹:「別に、出たのはいいよ」
由紀子:「じゃぁ何?」
樹:「美樹さん」
こそこそと、小声で作者に話し掛ける由紀子。
由紀子:(やばい、嫉妬してるな…彼女のこと、話してないし)
「あなたがいけないんですよ。嫌だって言うのに出すから、イッちゃんに、変な疑いかけられちゃったじゃないですか」
作者:「じゃあ、高校時代の話をイッちゃんに伝えようか?」
由紀子:「えっ、勝手に名前だけ出して、楽しんでただけじゃなかったんですか?」
作者:「それは事実。ホントは、別の人の役に、あなたを当てはめてみただけ。でも、ぴったりはまったんで、一応、過去の話は、頭の中には出来てるよ」
由紀子:「それってどんなの?」
作者:「えっと、高3のとき同じクラスになった二人は、お互いの考え方を尊重する友人づきあいをする」
由紀子:「それで、それで?」
作者:「はじめは、心を裸にすることで、お互いの悩みを軽くしていたんだけど、だんだん、それだけでは我慢が出来なくなって、ついに、体も裸になっていく」
「がチーン!」作者の後頭部に「グー」が炸裂!
由紀子:「それじゃあ、余計イッちゃん追い詰めちゃう!!」
作者:「面白いと思うけど…喜ぶ人もきっといるし」
由紀子:「それは、私が許しません!私は、イッちゃんのなの!」
かなり、大きな声で叫ぶ、由紀子。当然、樹の耳にも入る。
樹:「由紀子、もういいよ。わかっているから。ただ、やきもち焼きな自分が嫌なだけ…」
照れているようだ。かなり声は嬉しそう。
由紀子:「私は焼いて欲しいな。おーきな焼きもち。それって、イッちゃんが、私のことを愛してくれてる証拠だもの」
樹:「愛しているよ、由紀子」
由紀子:「イッちゃん、私だって」
抱きしめあいながら、イチャイチャする二人を横目にする作者。
作者:「うーん、今度は、この二人に強力なライバルが現れる話しか、別れちゃう話を書いてやろうかな?」
「ゴーん!!」再び「グー」が後頭部に炸裂する。涙ぐむ作者。
作者:「作者を大事にしない子は、もう小説に出しません!」
由紀子:「それなら、ずーっとラブラブでいられるから、いいですよ」
作者:「ほ、ホントに出さないからね!」
樹&由紀子:「いいですよ!!」
愛しあい始める二人をその場に残して去る作者。小声でひとこと。
作者:「いつか出してやる!」
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