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◆練習編 3/【髪の毛メイキング】 page 5
 髪の毛の最後の仕上げに、ほつれ毛を何本か加えます。
 これは、まぁ、好みの問題なんで(^^;、入れなくても構わんといえば構わんのですが、ポイントに数本、ほつれ毛を加えると、軽やかな印象になるので、私は好んで入れてます。

 ほつれ毛用のレイヤを、新しく作ります。
 髪の毛の下絵レイヤに描き加えてもいいんだけど、私の下絵はいい加減で役に立たんし(^^;、きっちり下絵を描く人なら、新たに線を加えることで、元の下絵が潰れる可能性があるので、新しくレイヤを作った方が無難でしょう。

髪の毛メイキング-色塗り終了状態 髪の毛メイキング-ほつれ毛レイヤ

 適当なポイントにほつれ毛を描き込みます。上の右図は、ほつれ毛を描き込んでいるレイヤ。鉛筆/ペンを使い、細い線を、舞うように軽やかに入れるのがコツ(^^;。
 あんまり目立つような線を入れると逆効果。言われてみればそこにあるな、という程度、かろうじて気付くか気付かないかぐらいに、細く軽く入れるのがエレガント(^^;。

 下図は、レイヤを重ねて表示した状態です。

髪の毛メイキング-ほつれ毛を描き込んだ状態


 肌の塗りの工程を端折ったので、ちょっと前後しますが(^^;、その他髪の毛を描く際の留意ポイントとして、生え際など。(わかりやすいように、幾つかのレイヤの表示を切っています)

髪の毛メイキング-生え際 髪の毛メイキング-拡大図
 生え際の肌を塗る時は、生え際に入り込むような感じで、ちょっとはみ出し気味に塗ると、仕上がりが自然です。
 だって、髪の毛は肌から生えてるんだもんね(^^;。髪の毛の影の下には、肌が続いてる、と考えれば、髪の毛の影と肌の塗りを重ねた方が自然に見える、というのがわかりやすいかな(^^;。

 同様に、生え際の髪の毛を塗る時も、ちょっと肌にかぶさるぐらいに塗っておいて、肌と髪の両者が噛み合うように、それぞれ極細の消しゴムで抜いていくと、綺麗に仕上がるでしょう。

 最終的に、別の影が被さってつぶれてしまうにしろ、隠し味的な意味合いで手を入れておくとベスト。こういうところも手を抜かない(^^;。ほんのちょっとのことで、仕上がりも、かなり違ってきますよ。


 完成画像。
 最後に、SUPER KiD FEに画像を移して、照度ブラシでハイライトを入れて仕上げています。
髪の毛メイキング-完成画像

 この画像のイベントファイルを公開しています。今回の工程を、イベントファイルで直接ご覧になりたい方は、openCanvasの部屋へGo(^^;


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