トップその他の情報2006公開初日舞台挨拶オフ会レポート

2006年4月15日、運営者が初のオフ会関東遠征を行いました。目的は当日行われた「アミーゴ」公開記念舞台挨拶にありました。とはいえ、何もない状況でここまでの行動はさすがにできません。きっかけは4月12日でした。質問箱で試写会についての投稿があり、その私信をご覧になったチョルスさんから土曜日の劇場挨拶の回の切符を取ってくれるというメールがありました。とはいえ東京まで行くのは時間もそうですが金銭的に厳しいかも…。しばし考え、シミュレートの結果どうにかなりそうだと判断し、参加しますとのメールを送信しました。4月13日の夜、チョルスさんより返信が届きました。4月15日朝7時30分に有楽町駅銀座口改札を出たところで待ち合わせということ、あと2名の同行者がいることを聞きます。

乗車したバス
夜行高速バス=14日23時51分、滋賀県犬上郡多賀町(名神高速・多賀SA)
バス切符(映りは悪いですが「大阪駅桜橋口→東京駅八重洲口」「ドリーム大阪2号」とか書いてあります)
バス切符=14日23時55分、滋賀県犬上郡多賀町(名神高速・多賀SA)

というわけで、4月14日の夜8時30分に仕事を終えた後梅田へ直行し、バスの切符を購入しました。そして夜10時、東京行き夜行高速バスに乗り込みます。なかなか眠れず、やっと寝たのは午前3時ごろで静岡県中部を走っていた頃でした。4月15日朝6時16分、定刻に東京駅に到着しました。まだ待ち合わせには1時間ほどあるので、時間つぶしに山手線を逆周りしてみました。本来は1駅ですむところを、上野・池袋・新宿・品川経由で…。ちなみに経路が重複していないため、近郊区間特例運賃が適用されるので30km以上乗車していますが130円ですみました。ただ、実際に有楽町駅に到着したのは7時34分でした。ちょっと遅れてしまったわけですが待ち合わせ場所に向かいます。改札が見えたところで、その先に3つの人影が見えます。チョルスさんとはほぼ1年ぶりの再会となりました。あとの2名は「おんりーオラ」運営者のくなけさんと、水橋ホトリさんという方でした。こちらの2名とは初めてお会いしたというわけで、まずはあいさつです。そしてもちろん「有楽町か、いやぁ懐かしいぜ。初めて来たけどな」は言いましたがチョルスさんに「お久しぶりぶりざえもん」と言い損ねたのを後で悔やみました。

JR有楽町駅(これは上映後に撮影したものです)
有楽町駅=15日12時49分、東京都千代田区
劇場入場券の半券
劇場入場券(使用済み半券)

まだ舞台挨拶が行われる回の上映までには時間があるので、近くの喫茶店(実際にはハンバーガーショップのようでしたが)に入って座談会をまずは開催しました。なぜこんなに早い時間に集まったのかというと、3名は前夜から開催されていたオールナイトに参加されていたからです。3名は試写会とオールナイトで、すでに「アミーゴ」は2度鑑賞されていることになるわけですね。私はこの時点では未見でしたが…。まずはチョルスさんより購入していただいた劇場入場券を受け取ります(前売りということで1300円、安くてしかも舞台挨拶つきとは素晴らしいものですね)。そして、皆さんがそれぞれ記念イラストを描かれました。私も下手ながら、3名それぞれにしんのすけの生首イラスト(^^; を描きました。水橋ホトリさんがくなけさんにリクエストされたのは、かつてアクション仮面が戦ったイーグルヘッド(正体はミミ子の兄)のイラストでした。資料がないと難しいとのことでしたが「3分ポッキリ」に出ていたということで私が持ってきていたDVDを出してみます。が、見つかりません。すかさず水橋ホトリさんが「3分ポッキリ」パンフレットを出されて、その中にわずかだけですがイーグルヘッドの姿がありました。ただ、そんなわずかな資料からでも短時間で見事なイラストを描きあげられたくなけさんはさすがお見事です。と思ったら、「せいぎのベッド」につられたらしく「イーグルベッド」と書いてしまっておりました。くなけさんは後々までこのミスを悔やんでおられましたが、私には今回の座談会で最も強く印象に残る出来事となりました。
そのほか外国版の漫画本やら「アミーゴ」グッズやらいろいろと見せていただきました。隣の席に親子連れの姿がありましたが、父親らしき人が話しかけてきました。お子さんともどもクレしんのよき理解者のようで、見るからに怪しげな雰囲気が漂うオトナの集団にも楽しげに話しかけてくれて、ほのぼのとしました。くなけさんは他の人との待ち合わせ約束があったために9時30分にお別れしましたが、残り3人で9時45分に有楽町マリオン9階の日劇2(座席数668)へと移動を開始しました。

有楽町マリオン外壁。この時点ではまだ一度も上映されていないのに「大ヒット上映中」…まあ決まり文句なので仕方ないですかね。日劇2にて上映(著作権の問題上、一部修正ありです)=15日9時53分、東京都千代田区(有楽町マリオン前)

会場に到着し、さっそく入場しました。もちろん入場者プレゼントを配布していましたが、さすがにもらえるはずはないようで…入場者プレゼントは笛(うっほホイッスル)でした。劇中での重要アイテムのレプリカのようなものですが、上映開始までにピーピーとうるさい状況でした。客の入りはかなりよく、ほとんど満席に近い状態だったようです。昨年の舞台挨拶回の入りはそんなによくなかったらしいのですが、今年は出足好調のようですね。やがて10時15分になり、場内が暗転します。まずはCMと予告編が流れ、10時31分から本編がスタートしました。ネタバレとなる記述はここにはいたしませんが、やはり噂どおりの怖さで帰りたがっているような子どもの姿も…。後ろの席の子どもは席を蹴りまくっていたのですが、親のしつけがなってないのでは。そして12時3分に上映終了となりました。上映時間は92分と例年並みでしたね。掲示板では80分程度というような話も流れていたようでしたが。

上映が終わると、いよいよ舞台挨拶です。まずは司会進行のアナウンサーが登場し、次にみんなで「しんちゃーん!」と叫ぶことによってひまわりを抱いたしんのすけの着ぐるみが登場しました。みさえとひろしの着ぐるみも登場し、まずは小コントが繰り広げられます。その後はゲスト声優・長州小力さんの登場です。しんのすけ着ぐるみと並んで「キレてないっすよ」に会場は大笑いです。その後、後方より本物のサンバダンサーが4人登場しました。ここでサンバダンサーが実は野原一家の声優だったら面白かったのにとひそかに思っていたのですが…直後に野原一家の声優も登場しました。私にとっては初めての生矢島さん・生ならはしさん・生藤原さん・生こおろぎさんの登場に興奮状態でした。矢島さんの声が微妙な感じで、普通にしゃべるとしんのすけ声と地声の中間っぽい声だったようです。まだ声が起きていないという状態だと矢島さんの説明がありました。そんなこともあるのですね…。座談会途中で別れた、くなけさんが掲げたぶりぶりざえもんのぬいぐるみに矢島さんが気づかれたようで、矢島さんが「おぉう、ぶりぶりざえもん」と発したところで思わず「あ、くなけさんだ」と笑ってしまったり…。その瞬間、くなけさんは大感激だったそうです。最後はマスコミによる記念撮影が行われて終了となりました。舞台挨拶の詳細は現在、映画公式の特設コーナーやブログおよび東宝のサイトでご覧になれます。

終了は12時35分、ロビーに出ます。くなけさんともここで再び顔を会わせましたが、この後も他の方との予定があるようでした。くなけさんはしっかり5箱入りパックのチョコビを買われているあたり、さすがだと思います。その後3人で春日部へ向かおうというところでしたが、水橋ホトリさんはバイトがあるとのことで、途中の移動まででお別れしました。残ったのはチョルスさんのみですが、有楽町からJR山手線で上野へ、そこから東京メトロ日比谷線で北千住へ到着します(たぶん「ヤキニクロード」のエンディングで出てきたと思われるルートですね)。ここでひろしがみさえに風呂坊主…もといプロポーズしたのですよね、とかチョルスさんと話をしました。でも、何番線ホームでの話だったのでしょうね。

北千住駅(ここでひろしがみさえにプロポーズしたのですね)北千住駅=15日13時23分、東京都足立区千住旭町・東武/東京メトロ北千住駅5番ホーム

さらに東武伊勢崎線と乗り継ぎ、ついに春日部に到着します。「春日部か、いやぁー懐かしいぜ。初めて来たけどな」←ダウト
というわけで、私にとっては4年ぶりの聖地巡礼となりました(前回のことは2002年6月の日記に簡単に書いています)。私よりはるかに春日部近くにお住まいのチョルスさんにとっても1年ぶりらしいですが。とりあえず東口から出てロビンソン百貨店へと向かいました。チョルスさんにとって思い出の場所で昼食を済ませ、その場でチョルスさんが持ってきておられたノートパソコンでスペイン版のDVDを見せていただきました。その中でひまわり誕生エピソードを見ました。何を言っているのかわからないとはいえ、録画していなかった時代の作品なので見られただけでもありがたかったです。また映画の特典映像も日本のものより凝った作りになっていて、うらやましくなりましたよ。

次に向かったのは、ロビンソン百貨店のすぐ近くにある春日部市民文化会館でした。2年前、ここで試写会と野原一家への特別住民票交付が行われたというわけで、ロビーに入っただけでしたがこれも貴重な一歩となりました。次に、前回の聖地巡礼では行かなかった春日部市役所に行ってみることとします。川沿いの道を歩く時の脳内BGMはもちろん「連れ*ぇ〜、逃げ*よぉ〜」です(*には同じひらがな1文字が入ります)。やがて春日部駅に戻り、西口方面へと向かいました。途中春日部郵便局前を通ったので記念撮影し、そして意外と時間がかかったものの市役所に到着しました。土曜日ですので閉庁していましたが、入口前まで行ってみました。

春日部市民文化会館
春日部市民文化会館=15日15時42分、埼玉県春日部市粕壁東
春日部郵便局(土曜日なので開いていません…)
春日部郵便局=15日16時16分、埼玉県春日部市中央
市役所前のかすかびあん(サビが流れてます…手入れしてあげてくださいな。)
かすかびあん=15日16時19分、埼玉県春日部市中央
春日部市役所(窓には4月23日投開票の市議会議員選挙の告知が書いてありました)
春日部市役所=15日16時19分、埼玉県春日部市中央
春日部駅西口(どちらかというと、東口よりこちらのほうがアニメの春我部駅に近い?)
春日部駅西口=15日16時30分、埼玉県春日部市粕壁

これも春日部来訪記念…なのに北千住のほうが目立ってますorz
春日部から560円=15日16時37分、埼玉県春日部市粕壁、東武鉄道・春日部駅コンコース
    か す か べ
   春日部 Kasukabe
   (埼玉県春日部市)
←きたかすかべ|いちのわり→
春日部駅=15日16時38分、埼玉県春日部市粕壁、東武鉄道・春日部駅1番線ホーム

時刻はすでに16時40分、ここで東京駅へと向かいます。「アディオースかすかべぇー、また逢う日までは尾崎紀代彦ぉぉぉ」実際に叫ぶと怪しいやつにしかならないので心の中で。行きの逆ルートで東京駅に到着します。時刻は17時40分でした。春日部からちょうど1時間ですね。そして新幹線の切符を買います。指定席はのぞみとひかり・こだまで特急料金が異なりますが、自由席は同額だということを初めて知った瞬間でもありました。チョルスさんも入場券で一緒にホームまで見送っていただきました。自由席なのでどの列車でもいいのですが、18時13分発車ののぞみ69号に乗ることと決めます。待合室でしばしお話をと思ったのですが空席がなく、そのままホームに上がりました。自由席は行列になっており、座れるかどうか不安になりながらもしばらくはチョルスさんとの会話が続きます。会話といえるほどの話にはならなかったのですが、とにもかくにも発車時刻になりました。チョルスさんもしばらく追いかけてくださいましたが間もなく見えなくなりました。最後までどうもありがとうございました。

  東 京
 とうきょう
  Tokyo
←しながわ
東京駅=15日17時55分、東京都千代田区 JR東海・東京駅19番ホーム
新幹線乗車券・特急券
新幹線切符=15日20時51分、大阪府大阪市淀川区 JR東海・新大阪駅21番ホーム

1列まるまる空いている席はなかったわけで、適当に通路側の席に着きました。ただ、かなり疲れていたようで新横浜を出発した辺りから京都までほとんど寝ていました。実際には春日部から東京に向かう車中でも、何度も意識を失いかけていたのですが(^^; 20時49分、新大阪駅に到着しました。バスだと8時間かかるのに、やはり新幹線は速いですね。家に着いたのは21時46分というわけで、バスで大阪駅前を出発してから23時間46分で今回のオフ会は幕を閉じました。

今回は急な話だったのではありますが、初めての舞台挨拶、初めての生声優生ゲスト、初めて4月中の鑑賞と初めてづくしの貴重な経験を後押ししていただいたチョルスさんに深く感謝いたします。また、他の2名の方からもイラストをいただきましてどうもありがとうございました。世界に1枚しかないものですし、一生大事にします。またいつかお会いできる日を楽しみにしております。来年も舞台挨拶、行けたらいいな…。

(おまけ)私のICOCAにとっては初めての東京でした。思えば4年前、都合で東京に行った際に見かけたSuicaの読取装置を見て、なんかよさそうだと思っていたのですが、今回ばっちりICOCAでSuica体験も果たすことができました。記念に、利用明細を出力しました。
※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の、ICOCAは西日本旅客鉄道株式会社の、PiTaPaは株式会社スルッとKANSAIの、それぞれ登録商標です。

JR東日本の場合。なぜか2枚になってますが2枚目は大半が「*」で埋められています…。他社は社名のみ
JR東日本で出力=15日17時41分、JR東日本・東京駅
JR西日本の場合。こちらも自社以外は社名のみの記録しか残らないようです。
JR西日本で出力=15日21時03分、JR西日本・大阪駅
阪急電鉄の場合。自社(たぶんPiTaPa加盟局も)とJR西日本の駅名が表示されますが、さすがにJR東日本の駅名までは出ないようです。
阪急電鉄で出力=15日21時08分、阪急電鉄・梅田駅

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