トップその他の情報2016スタンプラリー・クレしん展レポート


2016年5月7日(土曜日)、神戸市交通局で開催された「夢の神戸で大かくれんぼ ユメミ−スタンプラリー」および、25周年記念で全国を巡回する計画になっているという「クレヨンしんちゃん展」が大阪市にある大丸心斎橋店で開催されていたので、合わせて足を運ぶことにしました。

そもそも

運営者は仕事の関係上、この時期神戸市交通局の地下鉄に乗る機会がわりと多い状況にありました。そんなある日、いつものように地下鉄に乗っていると、突然聞き慣れたしんのすけ声が。驚きましたが、どうやらスタンプラリーをやるという宣伝だったようで、この時にスタンプラリーを開催するということを知りました。仕事のついでとはいきませんが、いつかタイミングを見計らって参加したいとは思いました。
そして5月7日が、丸1日フリーになる貴重な日となることが確定したため、スタンプラリー参加を計画しました。ところが、神戸市営地下鉄のフリー乗車券を探してみるとあまりいいものがない感じで…そんな中、「いい古都チケット(神戸市営地下鉄版)」なるものがあることがわかりました。2200円かかるものの、神戸市営地下鉄と阪急電鉄、京都市営地下鉄の全線、京都市バスなどが1日乗り放題となるものでした。神戸に行って帰ってくるなら阪急にも乗ることになりますので、このチケットを使おうと考えました。せっかくなので京都にも行こうとして、「ユメミーワールド」の上映時間を調べると13時40分からのTOHOシネマズ二条での上映に間に合いそうなので鑑賞することとしました。
クレヨンしんちゃん展にも行こうと計画しましたが、こちらは入場が夜8時まで可能だったので、鑑賞後もしばらく京都にいる時間があることになりました。

神戸へ

当日は朝9時前に自宅を出て、まず神戸へ向かいます。いい古都チケット(神戸市営地下鉄版)は神戸に行かないと買えないので、行きの阪急に対しては使えません。ここは自販機で売っていた土曜休日回数券のバラ売りを活用し、30円安く済ませました。神戸三宮駅に9時38分に到着し、地下鉄の三宮駅でいい古都チケットを購入し、スタンプラリーのパンフレットを入手しました。
9時48分に新神戸駅に到着し、最初の(パンフレットに書いてあった番号からすると最後でしたが)スタンプポイントを発見し、スタンプを押しました。なお各スタンプポイントにはキーワードが示されており、パンフレットにある文字の集まりからキーワードの文字を消すことで、残った文字から連想される言葉を答えるクイズがあります。ここでは各スタンプポイントの写真を掲載しますが、キーワードは隠します。

新神戸駅。新幹線と北神急行は乗り換え
新神戸駅=7日09時54分、兵庫県神戸市中央区加納町
新神戸駅スタンプポイント。改札を出て少し歩きます
新神戸駅スタンプ=7日09時51分、兵庫県神戸市中央区加納町(神戸市交通局新神戸駅)

地味に徒歩移動

10時03分、新神戸駅を出発して新長田駅まで移動しました。10時07分に到着し、ここで海岸線に乗り換える予定としていました。しかしわずかに間に合いませんでした。しかし次のスタンプポイント最寄り駅は新長田駅の隣の駒ヶ林駅、1kmも離れていないために10分待つくらいならば歩くことにしました。
次のスタンプポイントは、かつては小学校だった建物を再利用したという地域人材支援センターで、10時22分に到着しました。新長田駅で次の電車を待った場合、到着は10時26分くらいと予測されるために歩いて正解でした。京都での「ユメミーワールド」鑑賞のための時間的な余裕が少ないため、少しでも早く到着できるに越したことはありません。

駒ヶ林駅。三国志のまちと書かれています
駒ヶ林駅=7日10時30分、兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町
10年前までは神戸市立二葉小学校だったそうです
地域人材支援センター=7日10時22分、兵庫県神戸市長田区二葉町
地域人材支援センタースタンプポイント。建物1階にあります
地域人材支援センタースタンプポイント=7日10時23分、兵庫県神戸市長田区二葉町

残り2つ

スタンプを押したら駒ヶ林駅に向かいます。到着すると、すぐに乗る電車がやってきました。ここから4駅先の中央市場前駅に移動しました。駅名の通り、中央卸売市場がすぐそこにあります。が、駅出口から出たところ中央卸売市場は道を挟んだ向こう側でした(単に出口を間違えただけ)。2階に上がって3つ目のスタンプを押し、また駅に戻ります。

中央市場前駅
中央市場前駅=7日10時47分、兵庫県神戸市兵庫区中之島
中央卸売市場本場の建物
中央卸売市場本場=7日10時41分、兵庫県神戸市兵庫区中之島
中央卸売市場スタンプポイント。建物2階にあり、案内表示が充実していました
中央卸売市場スタンプポイント=7日10時42分、兵庫県神戸市兵庫区中之島
次は1駅だけ移動して、商業施設が集まるハーバーランド駅に着きました。少し歩いてスタンプのあるこべっこランドへ向かいますが、出口を間違えて(中央市場前駅に続いての失敗)遠回りしてしまいました。それでも10時58分に目的地に到着、エレベーターで5階に上がって11時ちょうどに最後のスタンプを押し終えることとなりました。11時14分に三宮・花時計前駅に着きます。三宮駅のサービスセンターに持っていくとプレゼントの応募ができるようですが、スタンプを押したパンフレットが最も置いておきたいものなので立ち寄りませんでした。
ハーバーランド駅。「デュオこうべ」とは地下街の名前です
ハーバーランド駅=7日11時09分、兵庫県神戸市中央区東川崎町
正式名称は「神戸市総合児童センター」というらしいです
こべっこランド=7日10時58分、兵庫県神戸市中央区東川崎町
こべっこランドスタンプポイント。子どもが多いせいか、他よりいたずらスタンプが多い気が
こべっこランドスタンプポイント=7日11時00分、兵庫県神戸市中央区東川崎町

昼食と移動

三宮で昼食を済ませることとしました。何にしようかというところでしたが、地元では有名なかつ丼屋に行くことにしました。その名も又兵衛、じゃなかった、吉兵衛という店です。なかなかボリュームがあり、すっかり満腹状態となって次の移動に移ります。
阪急の駅に戻ってきて、ここからは京都に向かいます。11時51分発の特急に乗り、十三駅で京都線特急に乗り換えます。この移動中、TOHOシネマズ二条で13時40分から始まる「ユメミーワールド」の席を確保しておきました。
13時02分、烏丸駅に着いて京都市営地下鉄に乗り換えます。四条駅から烏丸御池駅に行き、東西線に乗り換えてさらに2駅で二条駅に13時21分に到着しました。

ユメミーワールド鑑賞

二条駅の出口を出ると、すぐにTOHOシネマズ二条が入る建物が見えました。エレベーターで4階に上がり、チケット発券機を操作したところ、公開初日の際にチョルスさんから受け取ったのと同じ、レシート同然なチケットが発券されました。すぐに入場して席に着き、上映開始を待つことに。相変わらずTOHOシネマズは広告の時間が長いようで、13時58分になってようやく本編が始まりました。2回目なので話の流れはわかっていますが、それでも今回の作品は少々難しい場面があるようです。

地下鉄二条駅。ホームドア付きのため撮影が少しやりにくい…
二条駅=7日15時42分、京都府京都市中京区西ノ京栂尾町
TOHOシネマズ二条が入るBiVi二条
TOHOシネマズ二条=7日13時24分、京都府京都市中京区西ノ京栂尾町
レシート状チケット。Y列というのは25列目ではなく、後ろから2列目という意味です
TOHOシネマズ二条チケット
15時35分、上映が終了しました。すぐに劇場を出て、二条駅に戻ります。

鉄道博物館

再び地下鉄に乗り、終点の太秦天神川駅まで行きました。ここで市バスに乗り換えます。バス停の場所を間違えかけましたが、すぐに正しい位置に移動できたので問題はありませんでした。市バス75系統に乗り、西大路四条バス停まで行きます。ここで205系統のバスを待っていると、やってきたバスは超満員でした。しかしよく見ると「臨時」と書いてあり、正規のバスが続けてやってきて、こちらは空いていましたので正規のバスに乗りました。
このバスで梅小路公園前バス停まで行くと、4月29日にオープンしたばかりの京都鉄道博物館はすぐ近くです。埼玉県大宮にある鉄道博物館は2008年に訪れたことがありましたが、せっかく今回京都を訪れるチャンスに恵まれたので行ってみることにしました。やはり0系新幹線は人が集まっており、人気の高さを感じます。最初期の車両で、現在では存在しない非常口が車両の横に装備されている様子が見られました。一方で隣にいるDD54というディーゼル機関車は、トラブルが続出して手に負えず、10年ほどで廃車された欠陥車両とされ、この時もあまり周囲に人はいませんでした。しかし現存するDD54は世の中にこの1両しかありません。0系は全国各地にたくさん保存されていますが…。

ここが入口。隣は旧二条駅舎が移設された出口
京都鉄道博物館=7日16時27分、京都府京都市下京区観喜寺町
これは0系でも最初に作られた、50年前の車両
0系新幹線=7日16時30分、京都府京都市下京区観喜寺町
DD54型ディーゼル機関車。欠陥機関車とされ、現存するのはこの1両のみ
DD54=7日16時36分、京都府京都市下京区観喜寺町
EF81とEF58。EF81はトワイライトエクスプレスの牽引を担当していました
EF81,EF58=7日16時39分、京都府京都市下京区観喜寺町
発車案内板。実際に操作して表示内容を変更できます
発車案内板=7日17時03分、京都府京都市下京区観喜寺町
蒸気機関車庫。蒸気機関車が何両も展示してあり、ターンテーブルもあります
梅小路蒸気機関車庫=7日17時24分、京都府京都市下京区観喜寺町
屋外、屋内の展示を見たりしているうちに時間が過ぎ、閉館時間とされる17時30分を過ぎました。また今度もっと時間を取ってゆっくりと訪れたいものです。博物館を出てすぐのバス停から市バス急行104系統に乗り、四条河原町バス停に18時15分到着です。ここから阪急に乗り、大阪梅田に向かうことに。通常は京都線特急は9300系という車両が使われており、2人掛けのシートが並んでいます。しかしこの時の車両は1300系で、より新しいものですが通勤用と同じで横向きに座る長椅子になっており、ハズレと呼ばれることも多いものでした。少々残念ではありましたが、とにかくこれで梅田駅まで一気に移動しました。

クレヨンしんちゃん展

19時06分、梅田に着いた後は大阪市営地下鉄に乗りますが、いい古都チケットでは乗れないのでPiTaPaを使用しました。御堂筋線で心斎橋駅に行き、降りるとすぐに大丸心斎橋店の入り口があります。ここの14階に、次の目的地がありました。25周年記念のクレヨンしんちゃん展で、全国持ち回りで開催されるものがこの時に大丸心斎橋店で開催されていました。
最初にチケットを買うのですが、場所がわからず戸惑ってしまいました。入口の係員に教えていただき、無事に購入完了となりました。入場後は写真撮影を行いつつ、じっくり展示物を眺めていきました。このような企画は初めてとのことでしたが、城島高原などで開催されたクレヨンしんちゃんワールドの立場は…。

この壁の横にチケット売り場があるのですが、当初気づかず…
クレヨンしんちゃん展=7日19時35分、大阪府大阪市中央区心斎橋筋
しんのすけの出迎え、回転しています
しんのすけ出迎え=7日19時37分、大阪府大阪市中央区心斎橋筋
こんなものも売っていましたが
マスク&ベルト=7日20時05分、大阪府大阪市中央区心斎橋筋
この展覧会の目玉が、ひろしの靴下でした。箱に入れられており、近くに空気清浄器も置いてある小部屋となっていました。想像を絶するようなものではないとしても、通常よりもかなり強い臭いとなっているようです。
なお、撮影禁止エリアが1か所だけ存在していました。それは色紙が展示してあるところで、おなじみの声優や歴代の劇場版ゲスト声優、さらにはまんがタウンつながりと思われる、他の漫画家からのものもありました。
※なお、電池の残りが心もとなかったのであまり多くの写真が残っていません。会場内の雰囲気は公式サイトを参照ください。

20時過ぎに出場し、グッズ売り場で25周年パンフレットを買うと、ユメミーワールドのシールを一緒にもらえました。こうして神戸から京都、大阪と三都をまたにかけた、公開初日のオフ会にも劣らない中身の濃い1日が完了しました。


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