トップ > その他の情報 > 2016公開初日舞台挨拶オフ会レポート
今年もまた、新作映画の公開時期がやってきました。昨年はチョルスさんが仕事の都合がつかず、単独旅行の形となりましたが、今年は大丈夫とのことでした。また今年は、3年前にも一度は参加表明されながらも当時はかなわなかったダイナマイトさんという方も参加できるとのことで、今年は3人でのオフ会が実施されることとなりました。
4月2日からチケット発売開始となりましたが、昨年とは違って人気グループの登壇予定がないためか、チケット確保自体は特に問題なくチョルスさんにしていただくことができました。なお当日でも、後方にわずかな空席は残っていました。
さて運営者は毎年、舞台挨拶の土曜日夜から翌日曜日にかけてあちこちついでに旅行をしており、今年の場合は未踏の地である宮崎、鹿児島両県を訪れることを主眼として九州一周する計画を立てました。また未踏2県を訪れる以外に、以前に計画していながら寝坊によって乗れなかった日田彦山線、久大本線を乗ろうと考えました。結果として九州内でも人気の観光列車であり、全席指定の「ゆふいんの森」に乗る必要が生じましたが、4月10日に指定席を確保することができました。
が、4月14日の夜に熊本で最大震度7の大きな地震が発生し、余震も頻発しているため九州行きが困難となりました。結局は中国地方縦断コースに変更せざるを得なくなり、またしても日田彦山線、久大本線は乗れないことに。どうにも縁がない路線のようです。天気予報で一貫して当日が雨予報だったため、大雨で乗れなくなるかもという懸念はありましたが、まさかの展開です。
4月15日の夜、仕事から帰った後で着替えて荷物の準備を整え、いよいよ出発です。今年は寝台特急サンライズで東京に行くため、12時頃に大阪駅に着くようにしました。今回は久しぶりに個室寝台ではなくノビノビ座席を利用しました。
4月16日となり、朝6時20分に起きたところ小田原のあたりを走っていました。あと20分で横浜に着くタイミングのはずですが遅れているようです。名古屋で人身事故があった影響らしく、結局20分あまり遅れた7時31分に東京駅へ到着となりました。東京着のサンライズでは最大の遅れを経験することに。
到着直後に東京駅の窓口で「ゆふいんの森」を今夜乗る「サンライズ」に変更手続きを行っておきました。払い戻しは手数料がかかりますが、変更は1回だけ手数料なしで行うことができます。結果的に4月17日の「ゆふいんの森」は運休になったため払い戻し手数料はかからないこととなりましたが、このタイミングではまだ運休と決まっていませんでした。
「一番列車」を待つ=16日00時12分、大阪市北区梅田(JR西日本大阪駅) |
23分遅れで到着=16日07時34分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
今回は10時にJR有楽町駅銀座口に集まることにしておりました。約2時間半の時間をつぶすため、大手町駅で東京メトロ24時間乗車券(1日乗車券が最近変わりました)を購入し、千代田線の末端部である北綾瀬駅に向かいました。本線から1駅だけ飛び出すような恰好になっており、なかなか乗れないのでこの機会にとのことです。
大手町から北綾瀬まで往復し、さらそのまま千代田線に乗ったまま国会議事堂前駅まで行き、徒歩連絡で南北線溜池山王駅へ移動して永田町駅、そこから有楽町線に乗り換え、有楽町駅に9時47分到着となりました。そこから徒歩で集合場所に到着したのは9時50分でした。
支線終着駅=16日08時50分、東京都足立区谷中(東京メトロ北綾瀬駅) |
集合場所=16日09時50分、東京都千代田区有楽町(JR東日本有楽町駅) |
日劇到着=16日10時01分、東京都千代田区有楽町 |
12時33分、司会進行の矢島悠子アナが登場して舞台挨拶の開始です。撮影はマスコミ関係者のみという毎度おなじみの注意事項の後、いつものように「しんちゃーん」と呼ぶことで着ぐるみ登場となります。野原一家の着ぐるみが勢ぞろいした後、ゲスト声優の安田顕氏が登場しました。
安田氏は元々登壇の予定に入っていませんでしたが、後から追加となっていました。ただ私はそのことを把握しておらず、チョルスさんから聞かされて初めて知ったのですが、この時点でサプライズでした。さらに野原一家の声優陣も登場して挨拶です。今回は矢島さんがキレキレの感じで、他の声優陣への突っ込みがいつも以上に鋭い感じでした。また折に触れて熊本地震のことも出ておりました。被災者の方々も早くこの作品を楽しんでもらえるよう、早く収まってほしいところです。
とここまではほぼ例年通りの舞台挨拶でしたが、これまでにまったく登壇予定者にも入っていなかったスペシャルゲスト、大和田獏氏が登場というサプライズが。「ユメミーワールド」にも本人役で参加されていましたが、それも含めてこれまで極秘扱いとなっていたようです。
最後にフォトセッションがあり、マスコミ関係者が写真や動画を撮影する時間があるのですが、今年はこの撮影を一般鑑賞者も行って良いという発表がありました。さらに、撮影した写真をネット上に載せることもOKとのことで、これは今までになかった朗報であり、まさしくサプライズでした。もちろん、時間の許す限り写真を撮りまくったのは言うまでもありません。
# ちなみに極秘ゲストの名前は、ネタバレの可能性がまったくないわけでもないので、ここではあえて明記しません。
# ↑5月13日のアニメ放送中に公表されたので明記しました。まあ下の写真にもバッチリ写っていますが
舞台挨拶=16日13時00分、東京都千代田区有楽町(日劇2) |
手を振る場面=16日13時02分、東京都千代田区有楽町(日劇2) |
さてこちら3人組はというと、この後はテレビ朝日アトリウム内にできている、「爆睡!?オラのユメミーカフェ」に行ってみることにしておりました。昨年もサボテンカフェという形で同様のものはありましたが、昨年は行くことができませんでした。私の希望もあって今回行ってみることにしており、まずは少し歩いて東京メトロ日比谷線日比谷駅へと向かいました。すると、駅でホトリさんと再会するサプライズが。こんなこともあるものなのですね。
東京メトロ日比谷線で六本木駅に到着しました。ここからテレビ朝日まで数分歩いていく途中、東京タワーがきれいに見えました。そしてテレビ朝日の建物がはっきりと見えてきます。私がテレビ朝日に(というより六本木に)やってきたのはこれが生涯でも初めてのことです。
東京タワーとテレビ朝日=16日13時53分、東京都港区六本木 |
テレビ朝日入口=16日13時56分、東京都港区六本木 |
ユメミーカフェ=16日13時59分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
防衛隊立体像=16日13時59分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
ココア=16日14時14分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
カフェラテ=16日14時14分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
思い出の1枚=16日14時46分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
別テーブル=16日14時44分、東京都港区六本木(テレビ朝日アトリウム) |
この後は、ダイナマイトさんのご希望によりスカイツリーに行くことにしました。チョルスさんと私は3年前に行っていますので2回目ということになります。ダイナマイトさんは前日から東京に入られ、東京タワーに上られたようですが、スカイツリーは未体験とのことでした。
メトロ日比谷線で銀座駅、銀座線で浅草駅、そこから東武スカイツリーラインで到着しました。ちょうど16時頃の話です。まずは4階にあるテレビ局公式ショップ〜ツリービレッジ〜に入ってみました。その後は天望デッキへの入場券売り場の行列に並びます。前回は朝9時頃だったこともあって10分程度の待ち時間でしたが、今回は40分待ちだとのことです。ただし実際に並んでいたのは30分くらいで済みました。
天望デッキに上がるエレベーターは四季の意匠が施されているわけですが、前回の下りで乗ったのと同じ夏意匠でした。フロア350に上がって、やはり各方面の眺望を写真に撮りまくるところです。基本的にそれくらいしかできることはありませんし。その後、さらに100m上にある天望回廊にも上りました。しかし何というか、前回も今回も主に見つめていたのは西側の眺望のようです。都心部の方向なのでランドマークが多く、見ていて楽しいからなのでしょうけれども。東側では、間近に見える大きな川が東京と千葉の境目になる江戸川と勘違いしてしまう場面もありました。大きな川は荒川で、江戸川はその奥を流れています。
スカイツリー=16日16時05分、東京都墨田区押上 |
ソラカラちゃん=16日16時40分、東京都墨田区押上 (スカイツリーフロア350) |
回廊から東側を=16日17時23分、東京都墨田区押上 (スカイツリーフロア445) |
ソラカラポイント=16日17時34分、東京都墨田区押上 (スカイツリーフロア450) |
案内図=16日17時42分、東京都墨田区押上 (スカイツリーフロア450) |
ガラス床=16日17時57分、東京都墨田区押上 (スカイツリーフロア340) |
冬意匠=16日18時01分、東京都墨田区押上 (スカイツリー天望シャトル・冬) |
記念撮影用=16日18時02分、東京都墨田区押上 (スカイツリー5F) |
続いて向かうのは、原宿の2.5 SPINNSで開催されている25周年記念のクレヨンしんちゃんカフェです。浅草に戻ってメトロ銀座線、表参道駅で千代田線に乗り換えて明治神宮前駅まで移動しました。駅を出た後は地図を確認して歩きましたが、なかなか目的地にたどり着けません。10分くらいさまよっていたでしょうか。ようやく目的の場所に着くことができました。先に2階にあるグッズ売り場を物色してから3階のカフェに向かうと、すでに19時25分でラストオーダー5分前というギリギリのタイミングでした。それでもどうにか間に合って良かったと思います。以前に行かれたことのある水橋ホトリさんによると、かなり人気で待つことになるとのことでしたが、さすがにこの時間では待つことはありませんでした。品切れも発生していた状況でしたが、ぶりぶりざえもんのとんかつ定食を注文しました。とんかつと豚汁がついてきます。これをぶりぶりざえもん本人が注文したら、店ごと爆破されそう…(わからない人は「ブタのヒヅメ」を見てね)。しかし20時で閉店となるため、ここで長いこと話をすることはできず、19時55分には会計を済ませて店を出ました。
2.5 SPINNS=16日19時16分、東京都渋谷区神宮前 |
案内板=16日19時16分、東京都渋谷区神宮前 |
ぶりぶりざえもん定食=16日19時34分、東京都渋谷区神宮前(2.5 SPINNS) |
カフェ内部=16日19時50分、東京都渋谷区神宮前(2.5 SPINNS) |
最後はJR原宿駅から山手線に乗り、東京駅に移動しました。途中品川駅までは混雑が激しく、一駅ごとにいったんホームに降りなければいけないような状況でした。品川駅でようやく車内が空いたので座りましたが、いろいろと移動したせいか疲れがたまっており、いつの間にか寝てしまい、東京駅に着いたところで起こされるまで意識がありませんでした。どうも失礼いたしました。東京駅に到着するとまもなく21時で、駅前に出て座談会の場所を探しましたが、22時まで開いている店があまりなく結局は駅構内のドトールコーヒーで各自ケーキ類を注文して最後の1時間を過ごすこととなりました。この座談会では、私やチョルスさんのサイトの話や「ユメミーワールド」興行収入予想をしたりして過ごしました。21時40分を過ぎたところで店を出ます。私は22時発のサンライズで東京を去りますが、ダイナマイトさんはもう1泊されるとのことでダイナマイトさんとは改札に入る前にお別れということになってしまいました。お礼の言葉と握手を交わしお別れいたしました。その後改札に入り、サンライズ発車ギリギリまでチョルスさんとは会話を続けました。なおこの日は、サンライズ瀬戸が通常の高松ではなく琴平まで延長運転を行っており、表示が異なっていました。
22時ちょうどにドアが閉まって列車が動き出し、今回の濃密なオフ会は幕を閉じました。毎年思い出になりますが、特に今年はいつも以上に大きな思い出ができた1日をおつきあいいただいたチョルスさんとダイナマイトさんに深くお礼申し上げます。
高松・琴平=16日21時55分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
発車案内板も=16日21時55分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
というわけで、以降は個人的旅行記なのでオフ会レポートではありません。
帰りのサンライズは個室を取りましたので、ゆっくりくつろげました。パンフレットを読み、ツイッターを確認したりしていましたが、充電用のモバイルバッテリーが空っぽになってしまってこれ以上充電できない状態になってしまいました。シャワーを浴びようかとも思いましたが、タオルがないのでやめておきました。
翌朝は6時10分に起きました。外は予報どおり雨が降っていましたが、まもなく時刻通り運転しているとの車内放送が入りました。6時27分に岡山駅到着となり、サンライズ瀬戸と出雲の分割作業を見学してから、次の移動を行います。岡山駅から吉備線に乗って総社駅へ向かいます。この吉備線は3月26日以降、桃太郎線と愛称がつくようになり、案内も全て桃太郎線となっておりました。桃太郎線の列車に乗っていると依然として雨は降っているものの、時折日差しを感じました。雨は終点の総社駅に着く頃には上がっており、青空も見えるくらいになっていました。
総社駅から伯備線に乗り換えて新見駅まで移動します。岡山で下車したサンライズ出雲がこの区間を通過するのですが、今回は乗りつぶしのために桃太郎線に乗るため、岡山で降りる必要がありました。少し前にサンライズが通った経路をたどって新見駅へ。この駅で次の列車を1時間待つことになるものの、周囲にはあまり何もないのでベンチで過ごすことに。折り畳み傘を車内に忘れるミスがありましたが、当駅止まりの列車が回送される前に回収できたので事なきを得ました。新見駅には「A級グルメのまち」という看板がありました。グルメッポーイのような人がいるのでしょうか。近年B級グルメを売りにする自治体は多いようですが、ちょっと珍しいかも。
A級グルメのまち=17日09時18分、岡山県新見市西方(JR西日本新見駅) |
新見駅から姫新線(きしんせん、と読みます。東京駅の窓口係員は「ひめしんせん」と読んでいましたが)に乗り換えて津山駅に向かいます。1両ワンマンディーゼルカーではありましたが、そこそこ席が埋まった状態で発車しました。その後も駅ごとに乗客は増えて満席に。ちょっと意外な気がしましたが、地域の足として活躍している姿は頼もしいものです。
この列車から見える家の屋根は、一般の民家であってもしゃちほこが乗っている場合がかなり多いことに気がつきました。広島県東部山沿いを中心として、中国地方ではこのような風習があちらこちらで見られるらしいですが、同じ日本であっても地域による違いというのは興味深いものです。
津山駅から因美線に乗り換え、鳥取駅まで移動しました。昨年も訪れた場所ではありますが、昨年は雨のためじっと待つだけでした。今年は1時間近く時間が空き、晴れていたので外に出てお土産を購入し、合わせて昼食の時間としました。
ただ、この日は心配された雨は朝のうちに止んで晴れ渡ったものの強風が吹いており、一部の特急列車に1時間以上の遅れが発生していたり、次に乗る列車が鳥取に着くのが20分遅れていたりといった影響が出ているようでした。
鳥取駅=17日14時15分、鳥取県鳥取市東品治町(JR西日本鳥取駅) |
鳥取砂丘案内=17日14時12分、鳥取県鳥取市東品治町 |
鳥取駅から山陰本線を東に進みます。乗る列車は先述の20分遅れで鳥取に着いたものですが、定刻に発車しました。途中浜坂駅で別の列車に乗り継ぎ、この列車は豊岡駅まで行きますが、16時58分に2駅手前の城崎温泉駅で降りました。せっかく通るので城崎温泉で少しゆっくりしたいと思っていたものです。
城崎温泉は7つの外湯があり、外湯めぐりが名物にもなっています。今回は時間の関係で3つが限界でしたが、それでも金曜夜からずっと外を歩き続けていた体にとっては癒しの時間となりました。大阪からなら日帰りでも7つ全てめぐる時間は十分に取れるはずなので、いずれは…(ただし、平日は休業となる外湯があるので、注意が必要です)。
18時22分に城崎温泉駅を発車後さらに山陰本線を東に進み、終点の京都に到着したのは22時02分でした。その後地下鉄烏丸線から阪急に乗り換えて、出発から49時間で帰宅いたしました。
結局サンライズを降りた後は一度も特急に乗らず(そもそも特急が走っていない路線もありますが、走っていても乗る意味のあるダイヤではなかったので)、普通列車だけの旅となりました。
熊本や大分を中心とした一連の地震が早く収束しますよう…。そして次こそは日田彦山線、久大本線、宮崎県、鹿児島県へと向かいたいものです。
乗車券・大阪市内→東京都区内 |
乗車券・東京都区内→京都 |
特急券・サンライズ出雲 大阪→東京 |
特急券・ゆふいんの森3号 日田→大分 |
特急券・B寝台券(個) サンライズ出雲シングル |
日劇2のチケット |
東京メトロ24時間乗車券 |
城崎温泉外湯めぐり券 |
天望デッキ入場券 |
天望回廊入場券 |
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