トップ映画温泉わくわく大決戦ストーリー

「温泉わくわく大決戦」の大ざっぱなストーリーを紹介します。ただし、大ざっぱとは言ってもネタバレには確実になりますので、そのあたりはご注意ください。

ふたば幼稚園の職員研修旅行で、奥秩父の温泉に来た先生たちです。しかし、突然目の前に巨大なロボットが出現し、一瞬先生たちを見た後どこかへ行ってしまいました。先生たちはさっそく翌朝にはマスコミに囲まれ、有名人となっていたのですが、捜索してもロボットは見つからなかったらしいのです。先生たちは絶対に見た!と言い、結局その日の幼稚園は休みに。ひろしが出勤し、みさえが買い物に出かけたあと、しんのすけも外に出たところ、おじさんが道に倒れていて、見つめるしんのすけです。するとおじさんがなにやらつぶやき、しんのすけはおじさんを野原家の風呂に入れてあげることになりました。そのおじさん、名前はタンバというらしいのですが、いつの間にか消えていました。

でその翌日、幼稚園から帰ってきたしんのすけでしたが、野原家には警察官が来ていたのです。不発弾の処理をするから、避難してほしいとのことでした。そこでパトカーに乗る野原一家です。しかし、どうも様子がおかしいのです。不審に思ったみさえでしたが、催眠ガスによりみんな眠ってしまうのでした。目が覚めると、どこか見知らぬ場所で慌てるみさえです。そこへ2人の女性が入ってきて、後生掛(ごしょがけ)、指宿(いぶすき)と名乗ったわけです。ここは温泉Gメンの基地で、その後司令室へ移動して、隊長の草津に会うわけです。草津によれば、アカマミレ率いる風呂嫌いの集団、YUZAMEという悪の組織を倒すのに必要な金の魂の湯が野原家の地下にあるので、掘るためにだまして連れてきたということなのです。その後ひろしもGメンの基地に連れてこられたのですが、ひろしが家族よりも家のことを優先するその態度にみさえがあきれ、家族関係が崩れかかってしまいます。

そんなところへYUZAMEが襲撃し、野原一家たちは非常口から外へ出ます。そこは何と大宮だったわけで、そこから草津は野原家へ走り、他のみんなはYUZAMEの基地、奥秩父へ車で向かいました。しかし奥秩父はYUZAMEの陣地で、結局負けてしまいます。その後野原一家は不健康ランドという拷問にかけられてしまい、ついに野原家の秘密を全てYUZAMEに明かすことになってしまいました。翌朝、YUZAMEは巨大ロボットで春日部の野原家を目指して途中の町を破壊しつつ進んでいきます。自衛隊が攻撃するものの、全く効き目はなく、やがて春日部市に避難命令が出ます。

一方野原一家たちは家に向かっていき、家に着いて唖然とするのですが、もうロボットがすぐそばまで迫っていました。しかし、固い岩盤に阻まれて金の魂の湯はまだ出ていません。ここでアカマミレが、自らが風呂嫌いになって風呂好きの人間に復讐しようと誓った30年前の屈辱を明らかにするのですが、実はその原因が草津だったわけで、怒ったアカマミレは湯を掘るやぐらをドリルで壊しました。ところがその衝撃で固い岩盤を湯が貫き、金の魂の湯が出ました。ここで序盤に登場したタンバが再登場し、あの時のお礼に野原一家に一番風呂の権利を与えてくれたわけです。そして野原一家が湯に浸かると、湯が金色に輝きだしたのです。金の魂の湯が正しき入浴者と認めたわけで、願いが叶うということで、あのロボットを倒したい!と願った野原一家です。変身し、激しい戦いが繰り広げられたわけで、最終的には家族の力が勝り、アカマミレをやっつけたわけです。アカマミレは隙を突いて金の魂の湯に飛び込み、自分も強大な力をつけようとしたのですが、悪しき入浴者ということでマイナスの力が吸い取られ、アカマミレの心はすっかり癒されたのでした…。


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