「嵐を呼ぶジャングル」14:エピローグ


あらすじ

その後アクション仮面はしんのすけとパラダイスキングを連れて船に飛び降り、プールに着水します。その直後、ジャイロコプターはダイナマイトによって大爆発します。そして、プールから顔を出したパラダイスキングは、大勢の大人に囲まれて降参することとなりました。
ということで、その後アクション仮面の映画の試写会が再開されます。アクション仮面がプレデターもどきにやられ、ミミ子が溶鉱炉に落ちていきます。と、ミミ子が止まりました。ミミ子が上を見ると、アクション仮面がロープをつかんでいました。プレデターもどきが不思議に思いますが、アクション仮面がやられたはずの場所には木がありました。変わり身の術を使っていたわけです。と、そこに声がします。北春日部博士がやって来ました。秘密兵器を持ってきたとのことですが、その秘密兵器とは、「小林幸子アクションミレニアムビーム発射装置」でした。その正体は数年前に紅白で登場した巨大な衣装(舞台?)「ペガサス」です。その装置により、プレデターもどきをやっつけるアクション仮面です。それを見ていたしんのすけは大興奮状態です。
そして試写会も終わり、野原一家は甲板でちょっとした会話をして、そしてエンディングテーマ「さよならありがとう」が流れ出します。エンディングテーマ中にも左半分にはその後楽しく南の島で過ごすツアー参加者たちの様子などが描かれ、しんのすけが空中戦で投げた靴のその後も紹介されます。靴は例の島に流れ着き、それをサルが拾ってしんのすけのことを想っているのでした。

個人的感想など

船のプールに飛び込んだ後でしんのすけが「また飛び込んじゃったぁ」と言っています。最初は何のことかと思いましたが、一番最初、事件発生前に飛び込んで注意された時のことを指していたわけですね。あの後様々な大冒険があったというのに、よく覚えていたものですね。それにしてもあれだけしぶとかったはずのパラダイスキングが実にあっけなく降参したのでやや拍子抜けといった感じもありましたが、もはや手下のサルたちもいない、ファンキーでクールな男のシンボルだと言っていたアフロが水に濡れてシナシナになってしまった・・・などの要因があったのでしょうか。
さてアクション仮面ですが、変わり身の術ですか。何だか強引な印象を持ってしまったりもしましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか。それはそうと北春日部博士はずいぶんご無沙汰でしたね。「ハイグレ魔王」以来7年ぶりの登場ということになりますか。アニメ版で登場するのは郷博士ですからね。
そして、ここでようやく今回のゲスト、小林幸子が登場しますね。「ミレニアムビ〜〜〜〜〜〜〜ム」と、まさしくビームって感じの声を出していました。さすが歌手ですね。とは言え、映像ではビームと言うよりパルス波って感じのものでしたが。
そしてエンディング、最後には空中戦でしんのすけが投げた靴のその後が紹介されるなど、なかなかのサービスぶりですね。「オトナ帝国」を劇場で観た時には、エンディングが始まるとともに席を立つ人が多かったのですが、このようにエンディングも楽しめるものですから、最後までじっくりと満喫したいですね。


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