トップ映画嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦質問箱05


2002年公開映画「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」関係のご質問やご感想などの81番目から100番目を掲載しています。

 

[K-100] わははのアクション仮面!さんからいただいたご質問です。(2007年 1月18日)

「戦国」で質問です。又兵衛たちがオオクライタカトモとかいう武将率いる軍と戦争している最中に廉姫は城を出て行こうとしたときに吉野に止められていました。
あの時吉野は「姫様、わかっていますよ、それはなりませぬ」ととめていました。
吉野は何をわかっていたんですか?

ご質問ありがとうございます。
戦の最中、外の様子が見たいとの廉姫に対して「わかっている」と答えた吉乃ですが、何がわかっているのかとなると…
(1)廉姫が外に出て、戦の様子を見に行きたいと考えている
(2)廉姫が又兵衛のそばに行こうと考えている
そのくらいしか思いつきません。どちらも結局は戦の最前線へと行くことになるので同じことですけれども。廉姫は「外の様子が見たい」としか言っていませんが、要するに見たいだけではなくそこまで行きたいのだということを「わかっている」というような意味なのだと思います。

私信:お久しぶりです、もちろん覚えていますよ。空の質問はわりとよく届きます。なので気になさらないでください。毎日何十通も届くスパムのことを思えば、空の質問くらい大したことはないです。

もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[K-99] ピーさんからいあだいたご質問です。(2007年 1月16日)

はじめまして!ピーといいます。早速質問させていただきます。 「戦国」で又兵衛が食べた大きくてしょっぱいおにぎりは誰が作ったものですか?

初めまして、ご質問ありがとうございます。
おそらく、廉姫でしょう。直前のシーンで作っていましたが、姫という立場上普段はそういうことをしないと思われます。慣れていないために大きさを調節できず、塩加減もうんと利かせることにこだわった結果だと思われます。何しろ、この映画の主役は又兵衛と廉姫ですからね。
もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[K-98] 名無しさんからいただいたご質問です。(2007年 1月15日)

又兵衛の手のかすり傷を姫が手当てしてくれるシーンがありますよね。
そのときに使った布ような物を、又兵衛が最期の戦場に持っていかなかったのはなぜなのでしょうか?
又兵衛は家を出る前に箱のような物の中にしまっていました。

ご質問ありがとうございます。
あの布は、又兵衛が恋焦がれていた廉姫との思い出の品です。そんな大事なものを戦場に持っていくという気にはなれなかったのではないでしょうか。あるいは、今度の戦で戦死することを又兵衛自身が感じていて、形見にでもしようと考えていたのか…いずれにせよ、少々考えてから箱に入れていましたので、何らかの思いがあの行動には込められているとは思われます。
もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[K-97] ひろしファンwさんからいただいたご質問です。(2006年12月 5日)

久しぶりの投稿です!戦国大合戦について質問ですが、いじりまたべえよしとし はホントにいたんですか?それともどこかの大名をモデルに??天正2年ということは1575年くらいですが、そんな大名も聞いたことがないですし、いじりまたべえよしとしに似ている名前とかも見当たらなかったです。

ご質問ありがとうございます。
完全に一致する名前で存在していたということはなさそうです。なにしろ「いじり、おまた…?」ですから、戦国時代っぽい名前にしながらもクレしんらしいギャグを織り込んでいます。ただ、「井尻」という姓は実在しますし、「又兵衛」はMS-IME2003で一発変換できますので、無名の人物の中にはいたのかもしれません。
もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[K-96] Saixさんからいただいたご質問です。(2006年12月 4日)

初めまして。Saixというものです。
私は大のクレしんファンで毎年映画を楽しく見てます^^(高校生でありながら・・・汗)
ただ最近のはアニメも映画も最悪なのですが・・・(ぇ
今日は私のNo.1作品、戦国大合戦について質問です。

大合戦の最後で又兵衛が撃たれてしまいましたよね?
敵の兵士には撃った様子はないのでちょっと考えたのですが・・・。

又兵衛のセリフから読み取るとあの弾丸は最初のシーンで撃たれた弾丸だと思うんです。又兵衛はしんのすけに助けられましたが又兵衛は本来そこで死ななければいけないキャラクターだったので次元の狭間からそのときの弾丸が出てきた、という解釈を勝手ながらにしました^^;

そこで管理人様はどのように思ってるのでしょうか?感想も交えてくれれば嬉しいです。

初めまして、ご質問ありがとうございます。
すぐ下でも書いたことですが…。そうですね、Saixさんのお考えが最も無理がなく、説明がつけやすいところです。他の考え方もできるところではありますが。
高校生だから、ということならば私はどうなってしまうのでしょうかね。来年もぜひ、安心して劇場へどうぞ。最近は最悪というのが気にはなりますが、確かにここのところの作品は評判があまりよろしくありません。来年はどんな作品なのか、タイトルがわかったところでまったく想像できませんが楽しみですね。
もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[K-95] リュ シウォンさんからいただいたご質問です。(2006年12月 4日)

映画あっぱれ戦国大合戦で最後にいじりまたべいよしとしをうったのは誰ですか?

ご質問ありがとうございます。
これは公開当時からたびたび話題になっているものです。あの場で引き揚げる高虎軍の兵が撃ったものではない感じで、となると又兵衛が最期に語っていたように、しんのすけがやってきた時の戦で撃たれるはずだった弾が時を超え、歴史のずれを修正するべく飛んできて命中したものと考えるのが最もうまく説明ができるところです。
このことについて、dhhさんからいただきました。(2007年 3月 8日)

こんにちは、dhhです
又兵衛を撃った犯人ですが、私は敵将の家来で又兵衛と互角の力を見せた立木文彦さんが演じる真柄太郎左衛門直高ではないかと思っています。あの時の斬り合いにおいて真柄は又兵衛に対して自分を斬るよう願っていますが、又兵衛は真柄を斬らずに生かしました。これによって、真柄は死ぬ覚悟を決めていたにも関わらず自分を殺さずに生かした又兵衛に対して逆恨みにも似た感情を抱く様になります。当時の武士にとって殺されるよりも惨めに生かされる方がよっぽど屈辱的であり、(その事は突撃の寸前に仁右衛門が「くどい。残れというなら腹を切った方がましじゃ」というセリフからも伺えます)真柄にとって又兵衛は命の恩人では無く単に死をも上回る屈辱を植え付けた憎むべき相手としか見ていないのです。同時に又兵衛と野原家は主君の仇でもあります。自分だけでは無く主君にまで死をも上回る屈辱を植え付けた又兵衛を真柄は許す事が出来なかったと考えられます。そして、真柄は引き上げる又兵衛の背中に向かって引き金を引いたのです
無駄に長い解説ですみません。これはあくまで私の推測ですので、あまり深く考えないでください

dhhさんからさらにいただきました。(2007年 4月 6日)

同じ質問に対して2回も回答してすみません。dhhです
あの後、撃たれた直後の又兵衛の傷を改めて検証してみた結果
鎧の内側部分が外に向かって花の様に開いている状態であるのが確認されました
これは明らかに銃弾が内側から鎧を突き破って貫通した証拠であり、この事から又兵衛は背後から撃たれたという事がわかります
これを見る限りでは、私の仮説は本当に下らない机上の空論に過ぎないのですが、案外私の仮説は正しいかもしれません(勿論これだけで真柄を犯人として決め付ける事は出来ませんが)

また、シロさんからもいただきました。(2007年 6月14日)

太郎左右衛門が又兵衛を後ろから狙撃したいうのはほぼありえません。(断言はできませんが…)
恨み云々は置いといて、当時の種子島の有効射程(人に致命傷を与えられる)距離はせいぜい100Mであり良くても200Mです。
又兵衛は春日城付近まで来ており、更に後ろは味方が行進してましたからわざわざ射程距離まで近づいて狙撃というのは無理があります。
仮に超長距離で撃てる火縄銃があったとしても心臓を正確に射抜くのは不可能です。
ですので、後ろから誰かに撃たれたというのは現実的に考えにくいと思います。

とはいえ、野原家がタイムスリップしたり、過去から弾丸が飛んできたというのも全然現実的ではないんですけどね…。

さらに、七志乃権兵衛さんからもいただきました。(2009年 2月 2日)

いきなり割り込んですみません。真柄太郎左衛門直高が又兵衛を鉄砲で撃ったというのは、少々納得しかねます。皆さんは銃創の形態や、種子島の性能などかなり科学的な根拠からツボを押さえた推測をされており、なるほどと思わせるところもあります。しかしながら太郎左は、「長巻」という戦国時代でもまれな武器を使いこなし、又兵衛と互角以上に渡り合う剛の者です。しかも、高虎がしんのすけに倒されたときに、戦の負けを悟って潔く「やれ。(殺れ。)」というくらい武士道精神に溢れた武将です。そのような武将が、自分の得物(つまり太刀や長巻)ではなく、飛び道具である鉄砲を使って又兵衛を狙撃するでしょうか。又兵衛と太郎左は、あれほどの死闘を演じ、お互いを認め合うような感情を抱いていたのではないでしょうか。ですから、又兵衛を貫いた弾丸はやはり時空を超えてやってきたものと捉えることが、物語の流れ上最もしっくりくる答えではないかと思います。
かなり深読みしすぎていると思いますが、いかがでしょうか。

どうもありがとうございます。
>dhhさん
確かにこの時代、殺されるべきところで殺されずに生かされるのはこの上ない恥だと思われていたようです。高虎も戦に負けながらもまげだけを取られて殺されなかったということで、耐え切れないほどの屈辱にまみれていたものと考えられます。そんな思いを自身も大将もさせられたとなれば、野原一家や又兵衛に対していい思いはしないでしょうね。ただ、後ろから撃ったかどうかとなると微妙です。又兵衛の胸の部分には弾が貫通した穴が開いていましたが、前方から貫通したような感じに見えます。そこだけが少々引っかかるところです。
追加分。内側から貫通した形になっていましたか。外側からのように見えていたのですが、裏側が表側に見えているとなれば、確かにそういうことになりますね。それならば背後から撃ち抜かれたということになりますから、dhhさんのお考えが正しいのかもしれません。
>シロさん
まだ1574年当時は種子島に鉄砲伝来から31年しか経っておらず、性能はそれほどのものではなかったのですね。それでも、刀で100m離れた敵は倒せませんから強力な武器だったことに違いないですが。あの場面で後ろから撃ったとしても、又兵衛を撃ち抜くことは不可能なのですね。もちろん、この話はかなり非現実なところが多いわけですから、真面目に考えても仕方がないところはあります。
>七志乃権兵衛さん
確かに、直高と又兵衛は互角の名勝負を演じていました。高虎が倒された時に「やれ」と言われた又兵衛も「やらん! あんたは惜しい」と言ったくらいですからね。個人的にはしんのすけが最初にやってきた時に撃たれたいたはずの弾があの時に飛んできて命中したという考えを支持しているところなのです。又兵衛も死の直前に「あの時撃たれて死ぬはずだった」と言っているわけですし。ただ、dhhさんが指摘されている事象にも合理性があるわけですので、全否定はできないというところ…。

シロさんへの私信:最初は情報提供のつもりで掲載していました。ご回答だったのですね。細かいお気遣いにより、私も助かりました。

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[K-94] もみじさんからいただいたご質問です。(2006年12月 3日)

タイトルは「嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」という映画のタイトルですか、作者は資料とか見てこのタイトルに決定したのですか?

ご質問ありがとうございます。
原作者がタイトルを考えていたのは1990年代までの話です。最近では、原作者は映画作品には関わっておられません。このタイトルも映画制作スタッフ(ほとんどアニメ制作スタッフと同じですが)によって考えられたもののはずです。

私信:お久しぶりですね、もちろん覚えていますよ。独特の日本語を扱われていますから…。

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[K-93] 救い料一億万円ローンも可さんからいただいたご質問です。(2006年11月11日)

戦国についてですが
(1)廉姫が野伏たちに捕まって又兵衛が助けに来たときに、一瞬姫の顔が笑顔になった気が・・・。捕まっていたときから、姫はずっと又兵衛を待っていたということでしょうか?
(2)廉姫が車で城に帰るとき、最後に又兵衛と離れていく場面では身分の差をあらわしたのでしょうか?それとも考えすぎですかね?
(3)僕は剣道もやるんですが、太郎ざえもんと又兵衛の戦いは、ぶっちゃけ時代劇の剣さばきより凄くて、何より気迫が凄かったです。又兵衛が斬られそうになった場面ではしんのすけやヒロシさんと一緒に思わず片目を閉じてしまいました。

ご質問ありがとうございます。丸囲み数字は現状、機種依存文字です。将来UTFが普及すれば普通に使えるようになるのですが…ということで修正を入れています。
(1)やはり、又兵衛は頼りになる人だという認識があったようですね。後でわかることですが、廉姫は又兵衛のことを愛していたようですし。
(2)廉姫のことを気に入ったひろしやしんのすけが、車に乗っていってくれということで廉姫は車で城に帰ることになりました。馬も本気で走ると車並みに速いですが、平常時は全速力で走らせるようなことはしないはずですので、車にはかなわないのでしょう。身分の差を表しているのかどうかということですが、あるいは何らかの関係はあるのかもしれません。
(3)戦国大合戦は時代劇ドラマを超えた時代検証が行われていて、戦のシーンでは時代劇ドラマ以上のリアリティーがあるという評判です。当時の戦を見たことがある人は現存していないはずなのですけれども、絵や書物でわかるのでしょうね。とにかく命を懸けた真剣勝負ですから、本当にすごい気迫を感じますね。
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[K-92] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年11月 5日)

「戦国大合戦」の後半でのひろしの最強武器になったみさえのダイエットマシーンについてですが、あれに正式名称とかはあるんですか。あと、あれは今からでも買おうと思えば買えるんですか。

ご質問ありがとうございます。
あの器具の名前は「ボディーブレード」といいます。「エアロバー」という商品名で、(2006年11月5日深夜現在)楽天で購入可能でした→http://www.rakuten.co.jp/wich/602906/451471/
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[K-91] 黄色いベビー服さんからいただいたご質問です。(2006年 9月10日)

「大合戦」の中のワンシーンについて。
預かったしんちゃんを連れて又兵衛が帰宅した際、
おさとさんが又兵衛に何かを持ってきます。
そして又兵衛は「すまん」とおさとさんに礼を言います。
おさとさんは何を持ってきたのでしょうか?
友人は「土で汚れた足をぬぐうための、布のようなもの
ではないか?」と推測しているのですが・・・。

ご質問ありがとうございます。
その場面を確認してみましたら、確かに何か桶のようなものを持ってきて、又兵衛の足元に置いていますね。この時点で又兵衛は草履を履いたままで土間にいました。次のシーンでは建物の中に上がり、着替えていましたので、足をきれいにするためのもののような感じではあります。ただし、桶だったので水が入っていたのかもしれません。この時代の一般的な生活の様子がわかれば、あれが何なのかもはっきりするのでしょうが…。

私信:確かに大変です。毎日更新しているのでなおさらですが、しかし更新を滞らせると余計に苦しくなるので…。

このことについて、西村義明さんからいただきました。(2007年 2月 6日)

横から失礼します。
あれはそのまま、足を洗う桶と水だと思われます。
当時は靴ではなく草鞋や草履といったものを足袋の上から履いたので
整地されていない道を歩いたあとの足は、泥や砂埃で汚れてしまっていました。
なので、土間の部分でまず草履を脱ぎ、足を洗って家に上がったわけです。
又兵衛さんはそういうことをしてもらったので謝ったのです。
おそらく家臣やその妻を大事にする性格ゆえの一言なのでしょうけども。
彼の時代から100〜200年経った江戸時代、街道筋の旅籠などを描いた絵にも
旅籠の玄関で足を拭う人々の姿が描かれています。
夏は冷水、冬は湯で洗うことは、当時の人々にとって一つのご馳走でもありました。

また、ニャウさんからもいただきました。(2007年 2月 8日)

西村義明さんのいうとおりアレは足湯だと思います。
水戸黄門などの時代劇を見る限りは旅人等の足を洗うということは清潔にするこ
とや労をねぎらうという礼儀の一種だったということではないでしょうか?
まあ確かに疲れた足を洗ってもらうのはうれしいものですよねぇ。
やはり礼を言う又兵衛さんはいい人です。

ご回答ありがとうございます。
>西村義明さん
あれはやはり水なのですね。現在でも欧米では家の中で靴を脱ぐ習慣が一般的にありませんが、日本では当時から家の中と外ではきっちりと区別していたのですね。さりげない一言ですが、又兵衛の人柄を感じさせてくれますね。
夏は冷水、冬は湯で…現代ならばどうということはないですが、確かに当時は冷蔵庫や湯沸かし器などがないので用意するだけでも大変だったのでしょうね。
>ニャウさん
時代劇をよく見ているとそのような事情もわかってくるのでしょうね。私はあいにく、時代劇に興味がないもので…。又兵衛の場合、洗ってもらうという感じではなかったような気もしますけれども、とにかく礼儀正しいいい人でしたね。

ニャウさんへの私信:あの寅は、顔がかわいいのでネコっぽくなるのでしょうかね。体色も虎というには微妙な感じのせいかも。遊ぶ暇は、そのうちにきっとできますよ。

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[K-90] 東武伊勢崎線 東京メトロ日比谷線 直通 中目黒行きさんからいただいたご質問です。(2006年 6月24日)

クレヨンしんちゃんのアッパレ戦国大合戦のエンディングテーマのダンス☆マンの歌っている曲は字幕を出さない分かりにくいですね。

おたよりありがとうございます。
それがダンス☆マンの歌い方であって持ち味なのかもしれないですが、歌詞を聞き取りにくいのは確かですね。ある程度は聞き取れても、細かいところで間違って聞き取っていたりしがちだと思います。

私信:前にも書きましたが、そんなに変なメッセージはなかったと思いますよ。

 

[K-89] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 6月15日)

はじめまして。最近クレヨンしんちゃんにハマりだして、DVDを借りまくっています。しかし貸し出し中の時が多くて、「戦国大合戦」を借りるだけで半月近くかかりました。(^^;)クレヨンしんちゃんの人気を思い知らされましたね・・・。

さて本題に入ります。「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の終盤の
しんのすけと廉ちゃんの会話「本当はお又のおじさん〜もういいのだしんのすけ」と言うシーンの後、どうしてしんのすけは金打をしたのでしょうか?

初めまして、ご質問ありがとうございます。
クレしんのビデオレンタル率は非常に高いです。これは昔からそうでした。特に「戦国」は大人にも大評判になったものだけに貸し出し中に確率は高いでしょうね。
あの場面でしんのすけは、本当は又兵衛が廉姫のことが好きだったと言いかけて廉姫に止められました。その時、かつて物見やぐらで交わした初めての金打の時のことを思い出したのでしょう。あの時、誰にも言ってはいけないという約束で金打をしたわけで、その再確認という意味があったのではないでしょうか。

私信:どうもありがとうございます。それくらいしか取り柄がないですからね…>ほぼ毎日更新 それすらも怪しいこともありますが(^^;

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[K-88] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 6月 8日)

廉姫が外の様子を見たい、と言い出したときに、よしのが「よしのにはわかっておりますよ、それはなりません」といっていますが何をわかっていたのでしょうか?

そのあと廉姫がよしのをふりはらって行ってしまったあとに泣いていましたがなぜでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
おそらく、外の様子が見たいと言っている廉姫が、本当は戦の最中の又兵衛のことが気になっているということがわかっていたのだと思われます。そして、気になるから又兵衛のところまで行きたいというのはさすがにダメだという意味の発言だったのでは…。
廉姫が泣いていたのは…廉姫としても、戦の場へ向かっていくのは危険だということは承知のうえとはいえ、やはり怖さもあるのではないかと。あるいは、又兵衛が今回の戦で命を落とすことを察していたうえでの一連の行動と涙だったのかもしれません。
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[K-87] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 6月 2日)

あの手紙は映画のしんのすけとは別のしんのすけが過去で書いた物だと自分は思います。
過去でしんのすけが手紙を埋めてその手紙を現代で拾った別のしんのすけが
タイムスリップして…と無限ループするのではないでしょうか。
「雲黒斎の野望」でも過去から野原一家が帰ってきた時、
別の野原一家がタイムスリップしていたのでそれと同じような事だと思います。

おたよりありがとうございます。
確かに無限ループに陥る危険性がありますね。現代で掘り起こした手紙の文字やぶりぶりざえもんの絵など、まったく戦国時代にワープしたしんのすけが書いたものと同一のようではありますが、実際には現代と過去にそれぞれのしんのすけがいて…SF初段のひろしであれば、このあたりの話もすらすらと理解できそうですが、一般人の場合、ちょっと頭をひねることになりそうですね。

 

[K-86] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 5月29日)

又兵衛が死ぬ直前に、「姫様もきっと同じことを・・・」といいますが、どういう意味なのでしょうか?

P.S.「またべえ」の漢字が一発で出てきてびっくりしましたー。

ご質問ありがとうございます。
「姫様もきっと同じことを」の「同じこと」が何を指すのかを考えてみます。最期となったこの発言の直前、「しんのすけが言うように刀を使わないでよかった」といった感じのことを言っています。「同じこと」がその「刀を使わないで…」発言を指すと考えることができると思います。廉姫とすれば、又兵衛に人殺しなどしてほしくなかったのだと思われます。中盤の泉シーンで、昔は虫も殺さなかったのに…といった発言があり、これを踏まえてのものなのではないかと。ただ、本当に本当のところは又兵衛に聞いてみないとわからないのでどうしようもないのですが。
P.S.又兵衛というのは、昔の名前としては比較的ポピュラーなもののようですね。その前に「井尻」がつくからこそクレしんらしい名前になったのではありますが。ポピュラーですので一発変換も可能なのでしょう。
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[K-85] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 5月28日)

アッパレ戦国大合戦、私は映画史上最高傑作だと思っています。 この作品にめぐり合えて幸せです。

ところでこの映画の中でわからないところがあるので、質問させていただきたいと思います。

1.箱をみんなで地面に埋めているときに廉姫が「この泉もいつかはかれるのだな」といって、しんちゃんが「うん、たぶん」といいますよね。そのあとの又兵衛が照れているような、気まずいような表情をしていたのですが、これはなぜなんでしょうか?

2.最期に又兵衛が「しんのすけのいうとおり最後まで刀を使わないでよかった」といっていますが、いつしんのすけはそのことを言いましたか?

よろしくお願いします。

ご質問ありがとうございます。
映画史は100年以上もあるのですが、そんな映画史上で最高傑作という謳い文句も嘘ではないと言えるほどの作品でしょうね。私はクレしん以外にほとんど映画を見ないので、これまでの14作品が史上最高から史上14位までを独占するのですが(^^;
1.直前に又兵衛と廉姫が抱き合うシーンがありました。立場上表せないものの、又兵衛は本当はものすごくうれしくて…ただ、しんのすけからは本当の気持ちを素直に出していないことを嘘つきだと言われたといった複雑な事情が絡んでいるものと思われます。
2.確かに直接は言っていないと思います。しかし、おそらくは高虎の首を取ろうとした時のことだと思われます。あの時又兵衛は、あの刀で高虎の首を取ろうとしていたようですが、それをしんのすけが必死に説得して思いとどまらせたわけで…。もしかしたら、もとどりを取るのに使ったかもしれないですけれども。基本的に、刀は人間を一度斬るともはや使い物にならないほど傷むそうですから、あの刀をきれいなままでしんのすけに渡せたことを喜んでいるのでしょう。
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[K-84] ドコモダケさんからいただいたご質問です。(2006年 4月28日)

1.又兵衛が撃たれたシーンのことですか、又兵衛が持っていた小さい刀をしんのすけにもらったんですか、小さい刀といえば第3作目「うんこくさいの野望」で吹雪丸も小さい刀を持っていたと思いますか。
2.最後のシーンで廉が空を見て「おい、青空侍」と言って涙を流していましたか、本当は又兵衛のことが好きだったのではないのですか?
3.なぜ、又兵衛のことを青空侍と呼ぶのですか?
4.ひろしが持ってきたビールを飲んでいた又兵衛ですか、又兵衛が言ったセリフが分かりません。 又兵衛のお父さんが酔いつぶれてしまったところですか、一体何本飲んだのですか?

ご質問ありがとうございます。
1.今回、しんのすけが又兵衛から受け取ったのは、又兵衛の父の形見だという右手差し(めてざし)の刀でした。「雲黒斎」では第七沈々丸という小さな刀でしたが、実際にはかなり大きくなるという仕掛けつきでした。現実の戦国時代には存在しないであろうものです。
2.その直前に泉のほとりで、しんのすけと話をしていたのを覚えていますか? その時、廉は又兵衛のことが好きだったことをはっきりしんのすけに言っています。
3.生前の又兵衛はよく空を見上げてボーっとして過ごすことが多かったと説明がありました。だから青空侍と呼ばれていたのだと…。最後の場合はそれだけではなく又兵衛が天に昇った後というわけで、廉が空を見上げ、それが見事な青空だったということにも重なっているのかもしれません。
4.DVDの字幕によると「びいるとやら、気に入った。このように美味なるものは30年も生きてきて初めてだ」といった感じです。ちなみにひろしはビールを箱ごと持ち運んでいたわけで、ああいう箱に入る本数は通常24本なので、最大で24本だと思います。と思っていたのですが、次のシーンで空き缶がたくさん転がっていまたのを数えてみたら24本ありました。又兵衛が1本飲んでいるので、合計で25本になってしまいます…。ちなみに、又兵衛の父のような人だった仁右衛門は又兵衛の父ではないです。あと彦蔵と儀助も一緒に飲んでいますので、1人8本くらい飲んだものと思われます。
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[K-83] 真下さんからいただいたご質問です。(2006年 4月28日)

初めてカキコします、突然で失礼します。

ちょっと教えて頂きたいのですが、映画、戦国大合戦の、最後の戦のシーン
(敵陣にたどり着いて、小俣と馬周衆が戦うシーン)
でBGMで流れている音楽の詳細を教えて頂きたいのです。

おそらく、本はオーケストラだと思うのですが、本の題名が分からなくて困っています。
分かりましたら、ご教授下さい。お願いします。

初めまして、ご質問ありがとうございます。
その場面で流れていたBGMは「馬廻衆・真柄太郎左衛門」という曲名で、浜口史郎氏が作曲されたオリジナル曲です。何らかのオーケストラ曲を参考にしたのかもしれませんが、そこまではわかりかねます。

私信:量は多いですが、質はそれほどいいわけではなく…

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[K-82] 匿名希望さんからいただいたご質問です。(2006年 4月20日)

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
を、テレビで見ました。
あまりの素晴らしさに、脳天をカチ割られたような衝撃を受けました
すべてのスタッフが超一流でなければ、こんなすごい作品ができるわけなく
ほとんど奇跡のような作品だと言えるでしょう。
世界に多大な影響を及ぼした、黒澤作品ですら、超えてしまったと言っても
過言ではないと思います。

そこでふと疑問が湧いたのですが
・このすばらしい作品は、過去外国で放映されたことがあるのでしょうか?
(できれぱテレビ放映か劇場公開かも教えてもらえればうれしいです)
・もしあるとしたら、どこの国でしょうか?
・今後、まだ放映されていない国への、輸出計画はあるのでしょうか?

日本の文化の素晴らしさがいっぱい詰まった、戦国大合戦は
日本人が世界に誇りうる作品
まだ輸出されていないなら、是非とも、世界各国に輸出していただけたら
と思います

ご質問ありがとうございます。
アニメ、それもあの下品なクレしんでしょ、という気持ちでいるととんでもないことになりますよというのが、この「戦国」なのですよね。原恵一監督はじめスタッフの方々の素晴らしさにより、世界に誇れるほどの名作となりました。実際に国内ですが数々の名誉ある賞もいただいた作品です。
ただし、外国でとなるとこれまでのところはないようです。スペインでは「暗黒タマタマ」「ブタのヒヅメ」が実際に劇場公開されたそうなのですが…。ですので、あるいはスペインで上映される可能性はあると思います。その他の国ではアニメの放送はあっても、劇場作品まではなかったと思います。今後、超名作として世界中に広まってほしいですね。
このことについて、チョルスさんからいただきました。(2007年 2月16日)

「戦国大合戦」は,スペインでもDVDは発売されていますよ。上映はされていないようですが。タイトルはスペイン語で “El pequeño samurái ”(エル ペケーニョ サムライ) と言い,「小さな侍」という意味です。おそらく,しんちゃんの事を指していると思われます。
また,スペイン版では他の言語(カタルーニャ語,バスク語,ガリシア語,ポルトガル語)でも収録されており,各言語でのタイトルは,

カタルーニャ語が“El petit samurai”(アル パティットゥ サムライ)
バスク語が“Samurai txikia”(サムライ チキア)
ガリシア語が“O pequeno samurai”(オ ペケノ サムライ)
ポルトガル語が“O pequneno samurai”(オ ペケノ サムライ)

となります。意味はいずれも「小さな侍」です。

ご回答ありがとうございます。
そういえば、上映はされていなくてもDVDは出ているのですね。2006年夏のスタンプラリーオフ会で詳しい話をお聞きしたことを思い出しました。各言語によるタイトルの差異はあるにせよ、日本語では全部同じになるのですね。日本語版DVDよりも豪華なものなのでうらやましいものです。

私信:あまりにもクレしんから離れすぎると問題になってくるのですが、チョルスさんからいただいた分に関してはクレしんの話題もちゃんと含まれていますし問題はないと思います。

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[K-81] ヒロポン・@・須賀さんからいただいたご意見・ご感想です。(2006年 4月 4日)

今更ながら、「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」に思う事。

ここから先は、「戦国大合戦」のネタバレを含むので、未見であるなら、まだ読まない方が良いと思います。たいへんに質の高い作品であることだけは間違いないので、まずはDVDを借りましょう。

又兵衛の死について、私は全てを描写するのが必ずしも正しいとは思いません。

又兵衛の運命がどういうものか。
それは、最後の合戦を前にして、すでに分かっていたはずです。
彼は、いずれ戦場で死ぬ運命にあった。

「戦国」のラストは、あえて言うと、”程度の低い演出”。

本来クレヨンしんちゃんとは、崇高さとは最も縁遠く、教育臭さなんて微塵もなく、馬鹿馬鹿しい以外の何者でもない、そんな作品であるべき。

今回の「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」は、この上なく上質の作品であるが、同時にシリーズ史上、あの「ヤキニクロード」に次いで最悪の作品といわざるを得ません。

☆で評価すると

☆☆

です。

おたよりありがとうございます。
うーん、かなり辛口のようですね。確かにあのラストはあざとさを感じるという人もいるようです。感動する人も多いとはいえ、やはりいろいろな考え方があるもので…。
又兵衛は確かに、もともとは最初のしんのすけタイムスリップ直後の戦で死ぬはずだったというところですでに運命は決まっていたようなものでしょうね。
で、本来のクレしんはバカバカしさがあればいいというのは賛成です。ひたすらおバカ一直線、もともとは原作もアニメもそうでした。映画は最初からおバカ一色という感じでもなかったような気がしますが。


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