トップ映画3分ポッキリ大進撃個人的感想

「伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」の個人的感想を書きます。ネタバレにはやっぱりなりますので、そのあたりはご注意ください。

冒頭…。いきなりの春日部破壊はさしずめ「温泉」の予告編のようでしたが、これはいったいどうなってしまうのかと少々心配に。まあ夢オチというのは予想できましたけれど。その後アクション仮面のシーンでは、過去の敵キャラが多数登場していますね。懐かしいキャラもたくさん出てきていました。知らないようなキャラもいましたけど…。

オープニング、今回は普通にきましたね。また去年の「オラはにんきもの」みたいな変化が来るかもと構えていたのですがちょっと肩透かし…。まあ別にいいですけれどね。その後朝の場面では、ほとんどセリフのないシーンがしばらく続きますが、これは手抜きなのかと思わず感じてしまったりして…。そしてみさえたちが寝てしまうわけですが、カップめんにお湯を入れてから寝るなんてすごい人だと思いましたよ。ミライマンが食べた段階でもすでに3分は過ぎていたと思うのですが、ミライマンはかなりおいしいと言っていたので、ちょうどいいタイミングだったのですかね。

そしてついに怪獣が現れ始めますが、最初に怪獣を退治していたあの女の子、いったい誰なのかと予告で流れていた頃から話題になっていたりしましたがやっぱりみさえだったのですね。ただ、さすがのならはしさんでもあの役まではこなせなかったのでしょうかね。別の声優さんだったこともあってみさえが変身した姿だと最初はしんのすけたちもわからなかったように、私も正直みさえでいいのかどうかちょっと悩んでみたり。

それぞれが変身した姿ですが、ひろしの初心者マーク姿も笑いましたが一番笑ったのはひまわりのおまるでした。しんのすけのオナラ飛びは予告でも見ていましたのでそれほどでもなかったですかね。場内の笑いもそうだったようですし…。ひまわりが泣くとともにアヒルの口が変化する様子は楽しかったですね。そうそう、シロの変身も面白いものでした。

怪獣たちもそれぞれユーモラスでよかったですね。上映中はそれぞれの名前まではっきりわかりませんでしたが、炎怪獣ファ・イヤーンとかいい感じでした。波田陽区がいつ登場するのかと思っていましたが、なんだか中盤でさらっと出てきてあっさり倒されたという感じがしました。まあだいたいゲストキャラはこんなもんなのかもしれませんが…。そして、時間の都合なのかその後数匹の怪獣登場シーンはずいぶんはしょっていたような印象を受けました。もう少し登場怪獣の数を減らして、それぞれ趣向を凝らした戦いを見せてくれてもよかったんじゃないかとも思いました。

そして終盤、3分で処理し切れなかった怪獣の後、しんのすけが力強く語って最強の怪獣に立ち向かっていく様子はちょっと感動しました。家族みんなで未来を生きたいというのは「オトナ帝国」にも通じるところがありますが、今回もあの時と同じように…。今回は感動はナシだと聞いていたのですけれどもね。ただ、やはりこの怪獣は強いです。自衛隊も出てきていましたが結局役に立たず。これは「温泉」でも見られた光景でしたが、自衛隊からクレームがついたりしないのかという気もしてしまいます。

と、そんな大ピンチでアクション仮面とカンタムロボが現れました。アクション仮面はともかく、カンタムロボがあのようにまともに動く姿で登場するのはかなり久しぶりでうれしくなりました。原監督時代に干された(まあ一連シリーズが終了して出しにくいだけだったのだろうと思いますが)感のあるカンタムですが、また見られる機会が多くなるかもしれないですね。そして、ぶりぶりざえもんです。「ヤキニク」では姿だけでしたが、今回はあんな形で出てきましたか。ちゃんとセリフもあるということですが…周囲の子どもたちは笑っていましたが、なぜぶりぶりざえもんがしゃべらないかの事情を知る者からすると少々複雑だったりもしたりします。それでもしっかり救い料を請求するのはやっぱり笑えますよね。

で、あれだけすごいラス前だっただけにどんなすごいラスボスが登場するのかと思ったら…なんだか拍子抜けという気もしましたが、でもしんのすけと同じ能力を持つのだとしたらかなりの強者だということにはなりますよね。これはなかなか苦労するのかと思ったら、みさえのグリグリ攻撃でKOとは。さすがしんのすけですね。

エンディング、「Crayon Beats」ですが、公開前のアニメエンディングで聞いた段階だと何かよくわからない…という感じでした。しかしこうして映画のエンディングとして流れてくると、これまたいい歌に聞こえるのですから不思議です。登場した怪獣の名前を紹介してくれるのはありがたいですね。パンフレットを見れば書いていますけれども…。


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