第361話 2000年6月16日

かすかべ防衛隊にあいちゃんが入ったゾ ☆☆  
かすかべ防衛隊の面々が何をしようかと悩んでいます。そろそろ防衛隊もマンネリだとか言っていると、そこに酢乙女あいちゃんがやって来ました。そして、あいちゃんが防衛隊に入りたい、と言います。しんのすけは、別に入ってもいいとのことなのですが、ネネちゃんが猛反発します。かすかべ防衛隊は5人だけって決まっているから新しい隊員はいりません!ということらしいのです。しかし、マサオ君はあいちゃんの入隊に賛成し、ボーちゃんは「防衛隊は5人だけって決めたことない」と言い出します。形勢不利なネネちゃんです。そして、風間君の提案で、今日の活動はあいちゃんを防衛隊に入れるかどうかを決めることにしようということになりました。そこでネネちゃんは「あなたが防衛隊に何をしてくれるのか見せてちょうだい」と要求を出します。すると、あいちゃんは豪華な移動基地を提供します、そこにはお菓子やジュースもあって、さらに隊員のコスチュームまで用意してあったのです。しんのすけが赤、あいちゃんがピンク、風間君が青、マサオ君が黄、ボーちゃんが緑のコスチュームを身につけました。が、ネネちゃんは着ようとしません。ちなみに残っているのは黒だけでした。そして、しばらくこの移動基地でくつろいでいたのですが、「豪華な部屋でくつろぐのは本来の防衛隊じゃない!春我部の平和を守って活躍していくのが本来の姿でしょう」とネネちゃんが言うのです。ということで、結局はいつもの秘密基地に移動することになります。あいちゃんは、奥が深すぎてまだまだしんのすけのことがわかっていないと悟って、出直すことにしました。 小松崎康弘
義野利幸
ムトウユージ
橋本とよ子
しんのすけ
防衛隊隊員
あいちゃん
黒磯
よしなが先生
再びお利口マンだゾ* ☆☆  
かすかべ防衛隊が町内をパトロールしていると、とあるおじさんが空き缶を”燃えるごみ”のごみ箱に捨てていくのを目撃しました。これは放って置くわけにはいかないということでさらに追跡していると、そのおじさんは公道で洗車を始めて渋滞を作ってしまいました。さらに、くだらないダジャレを連発したりするなど非常識な言動を続けました。それを見ていたしんのすけの心の奥にちょっぴりだけ住んでいるお利口な心が目覚め、前回(359話)と同様にお利口マンへと変身し(ただし、今回は防衛隊の面々がそばにいて、お利口マンの正体がばれるといけないということで手続きが多くなっていますが)、おじさんを説教したのです。で、説教を受けたおじさんは改心して、しんのすけに牛乳を渡すのです。その牛乳を飲み終えたしんのすけは、変身から32秒が経過したので・・・。前回のお利口マンとネタ的にほとんど同じなので☆2つです。 中弘子
義野利幸
ムトウユージ
大森孝敏
しんのすけ
防衛隊隊員
父ちゃんは日曜も大変だゾ ☆☆☆ げんこつ
日曜日、ひろしがくつろいでいるとみさえから押し入れの整理を手伝ってと言われました。ひろしはゴルフの打ちっぱなしに行こうと考えていたので、手伝いたくありません。そこで、わざわざ持っていた鉛筆を折って音を出し、ぎっくり腰になったふりをしました。そして一人で接骨院に行くふりをしようとしたのです。ひろしはコートを着て出かけようとしました。腰を冷やすといけないからとみさえをごまかすのですが、しんのすけに、5番アイアンをコートの下に隠し持っているのを見つかり、みさえに腰を痛めたのがウソだとばれてしまうのです。その様子をビデオカメラに収めていたしんのすけとともにみさえからげんこつされます。その音は家の前を掃き掃除していた隣のおばさんにも聞こえてしまいます。で、ひろしは段ボール箱を押し入れに片づけるんことになったのです。せっかくの日曜だし、さっさとやっちゃおうと作業を始めるひろしです。その箱のそばにしんのすけがいて、みさえから手伝いを言いつけられそうになったので、しんのすけは段ボール箱の中に隠れました。そのことを知らないひろしは、中にしんのすけが入っていて重くなった箱を持ち上げてしまい、本当にぎっくり腰になってしまうのでした。そしてへたりこむひろしなのですが、その様子を見たみさえは、さっさとやってと言うのです。ひろしは、本当にぎっくり腰になったと訴えますが、みさえは信じません。箱には衣類しか入っていないからそんなに重くないものと言い、しんのすけが入っている箱を倒しました。そして、あわれひろしはみさえから逆エビ固めをされるんだけど、想像を絶する痛みが走ったものと思われます。と、その時倒した箱から出てきた衣類が動いているのです。しんのすけが衣類ごと逃走しようとしたのですが、みさえに見つかり、げんこつを3発浴びるのでした。ということで、みさえは本当にひろしがぎっくり腰になってしまったとようやく理解するのです。そこで、みさえがひろしを抱きかかえて接骨院に連れていこうとするのですが、みさえも転んでしまいます。そしてその後、みさえも起き上がろうとした時に肩を脱臼してしまいます。そこにひまわりがやって来ます。ひまわりは倒れているみさえやひろしの上に乗っかったので、みさえ・ひろしの悲鳴が響きます。その後、ひまわりはひろしの背中から転げ落ちて大泣きします。そして、しんのすけも足首を捻挫してしまい、うめき声が響きました。さすがにただごとではないと思った隣のおばさんが野原家に駆け込んでくるのですが、大したことではないとわかったためか、みんなで笑うのでした。 中弘子
釘宮洋
ムトウユージ
高倉佳彦
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
隣のおばさん