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〜苗場山と三俣細越温泉「街道の湯」の山旅〜

コメント

実に7〜8年ぶりに苗場山に登って来ました。天気がよくて気持ちのよい山旅となりました。前回も確か9月に登ったと記憶してます。


【アクセス】(関越自動車道利用)

湯沢IC下車が便利です。IC降りたら国道17号線を左折し三国トンネル方面に向かいます。約10分ちょっと下った三俣に和田小屋入り口の看板があります。看板を右折すると50台収容のかぐらみつまたスキー場駐車場があります。この駐車場を横切って山道(苗場山林道)に入ります。町営第2リフト駐車場までは舗装道路です。和田小屋まで9kmという看板があります。林道の要所要所には「和田小屋→」という看板があるのでまず迷わないでしょう。林道を上り始めるとすぐゲートがあり管理人がいます。ゲートより先は登山者や和田小屋利用者しか入れないのでここで登山届けを書かされます。今回は朝早かったので管理人がいなくて素通りできました。ゲートは一晩中開いているようです。帰りはゲートに管理人がいましたが、車止められることなく通過できました。

【駐車場】


和田小屋下の第2リフト駐車場が無料で利用できます。結構広い駐車場です。ガイド本には30台駐車可と書いてありました。

前回登った時はトイレなかったのですが、今回は立派なトイレが出来てました。

駐車場より先へ行く道路にはロープがはってあります。和田小屋宿泊者以外はこれ以上先には車では入れません。登山者はここに駐車して歩くことになります。

案内板には和田小屋までは徒歩25分と書いてありましたが、20分で着きました。

(写真:第2リフト駐車場のトイレ)

トレイは水洗で洋式でした。トイレットペーパーも完備。新しくて綺麗なトイレです。

【トイレ】

第2リフト駐車場に完備。和田小屋にも男女別の水洗トレイがありますが、登山者が利用できるかどうかはわかりません。和田小屋より先は山頂までトイレはありません。山頂では「苗場山自然体験交流センター」のトイレが有料で利用できます(100円)ここは山小屋のなかにトイレがあるので靴を脱がなくてはならなくてちょっと面倒です。交流センターのトイレも水洗式で結構綺麗でした。遊仙閣にもトレイはありますが、「トイレは苗場山自然体験交流センターをご利用下さい」という貼り紙がしてあり、宿泊客以外は利用できないようです。


【ルート&コースタイム】

■祓川コース単純往復

駐車場(06:40発)・・・和田小屋・・・下の芝・・・神楽ヶ峰・・・雷清水・・・苗場山(10:00着) 

苗場山(11:15発)・・・・・駐車場(15:00着)

■往路 3時間20分 ■復路 3時間45分 (往路、復路とも休憩時間含む)

帰路はゆっくり歩いたのと行き同様に30分毎に休憩し休憩時間もかなり長めにとったので往路より時間がかかってしまいました。おかげで膝が痛くなりませんでした。やはり下りも頻繁に休めば疲れが違います。どうしても下りは休憩時間とかあまりとらないで急いで下りがちですが、「下りこそゆっくり」がこんなにいいのかと改めて感じました。

 【水場】

第2リフト駐車場にはトイレの水道があるのみ。駐車場から20分くらい歩いた和田小屋には湧き水があり、登山者は利用できます。また登山道途中にも「雷清水」という水場があります。山頂には水場はありません。小屋で水のペットボトルやジュースを買うしかありません。

雷清水はかなり冷たくておいしかったです。帰路家でコーヒーを飲むのに汲んで帰りました。

■雷清水(山頂まで50分と書いてあります) ■雷清水付近から眺めた苗場山

 【山頂写真】

■頂上のポール(遊仙閣の裏にあります) ■遊仙閣
■苗場山頂上の高層湿原、池塘 ■苗場山自然体験交流センター

【苗場山自然体験交流センターの売店の料金】


山頂小屋で買うと350mlのビールが550円です。どこの山でも500円前後が相場ですが、下の和田小屋なら350円で買えます。同行者が遊仙閣でビールかいましたが冷えてなかったそうです。

【花】

紅葉はちょっと早かったです。例年9月の下旬から10月中旬頃が見ごろだそうです。登山道の途中にはオヤマリンドウが結構咲いてました。

【コメント】

苗場山は距離は長いですが、全体的に傾斜がゆるいのでそれほどきついとは感じません。 但し傾斜の緩やかな下部は特に石が多くて歩きづらいです。また雨などが降ると登山道が川状態になってしまいます。前回登った時は川でした。神楽ヶ峰までだらだら上りです。神楽ヶ峰を通過すると今度は下りになります。下る途中雷清水の水場があります。下りきった所がお花畑です。そこから最後の登りです。途中から急登となります。

雷清水あたりからこの急登を眺めると山はかなり雄大で「これ登るの?」と思いますが、実際に歩いてみると一番急な所は20分くらいです。急登が終わると山頂の湿原にでます。そこからはすでに小屋が見えてます。池塘を見ながら木道を歩きます。2〜3分で遊仙閣に到着です。山頂は遊仙閣の左側の脇道をゆくと裏庭みたいな所にポールが立ってます。これ程山頂らしからぬ山頂もないでしょう。

コース全体を通して危険を感じるような場所はありません。体力との勝負になるでしょう。

今日は行きも帰りもかなりゆっくり歩いたので楽でした。

【温泉】

三俣細越温泉「街道の湯」で汗を流して帰りました。ここは国道17号線沿いにあるのでわかりやすいです。山道を下って17号線にぶつかったら左折が湯沢ICですが、ここを右折して三国トンネル方面に向かって走り出すとすぐあります。登山口から一番近い日帰り入浴施設です。

詳しくは下記のリンクでお確かめ下さい。

 ■リンク

外湯めぐり 街道の湯
街道の湯/観光−じゃらんnet
三俣宿街道の湯
三俣細越温泉 街道の湯

露天風呂もあってけっこうよかったです。今日はすいてました。大人500円。スキーのシーズンは混むらしいです。建物はログハウス風で天井の梁がものすごいので是非上を眺めて下さい。

【お問い合わせ連絡先】

■遊仙閣         025−787−3268
■湯沢町産業観光課  025−784−4850

■和田小屋ホームページ http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya/


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