●谷川岳登山記録●
■日にち:2005年10月24日(月)
■コース:駐車場〜西黒尾根〜肩の小屋〜天神尾根〜ロープウェイ〜駐車場
■天気:(但し、山頂はガスの中)
|
2005年10月23日(日)、去年に7日遅れで谷川岳で初雪が降りました。
翌日の10月24日(月)、西黒尾根から谷川岳に登りました。
今日は3人で行ったのですが、同行者の1人が体調不良の為、最初からかなりゆっくり歩きました。
厳剛新道の分岐を過ぎて「氷河の跡」の下くらいからその同行者が遅れだしました。
残りの元気のいい2人で相談して、この辺りでお昼ご飯を食べて下ろうかということになりました。
でもよく考えてみると、ここから西黒尾根下るのなら、あとちょっと頑張って登りきって天神尾根を下った方がはるかに楽です。
そこで調子の悪い本人に確認を取ると、やはり天神尾根がいいということなので、肩の小屋まで頑張って登ることにしました。
これだけゆっくり歩いても下から3時間半くらいで肩の小屋に着きました。
着いてみてまず今日1回目のびっくりです。
月曜日だというのにすごい混雑なんです。
西黒尾根では2パーティーしか見かけなかったので、油断してました。
上にこんなに人がいるとは思いませんでした。
■肩の広場の大混雑 |
■懺悔岩より上部は雪が残ってました |
|
|
とりあえず、肩の広場でお昼ご飯を食べることにしました。
ただし、食べる場所を探すのも一苦労でした。
久々に、隣のパーティーの話声が全部聞きとれる距離で食事しました。
ある程度の寒さは予想してたので、今日のお昼はカップラーメンを持ってきてました。
寒い山で食べるカップラーメンは最高です。
調子悪い同行者は食事も満足にとれませんでした。
「待ってるから頂上行ってきて」と言われたのですが、元気のいい我々二人も山頂へは行きませんでした。
私は、元々、頂上にあまりこだわりがないので、今日も肩の小屋まで登れば、もう登ったも同然くらいの気持ちでした。
暖かいお昼を食べて、天神尾根を下りました。
天神尾根は楽でした。
ただ、結構人が多かったです。
天神平に到着して今日2度目のびっくりです。
なんとロープウェイが順番待ちなんです。
それも半端でない数です。
■大混雑の天神平 |
■延々と続くロープウェイ待ちのお客さん |
|
|
この人だかりがすべてロープウェイを待っている観光客と登山者です。
係りの人が誘導してました。
聞いてみると1時間待ちとのこと。
1時間あれば下まで歩いて下れます。
ただし、今日は同行者がすでにいっぱいいっぱいだったので待つことにしました。
それにしてもこの行列は信じられませんでした。
ちなみに今日は月曜日です。
谷川岳は最近新しいロープウェイがオープンしたばかりです。
料金も片道1000円から1200円に値上がりです。
ほとんどのお客さんが観光客で下の駅から往復切符を買って上ってきます。
我々は降りるだけなので当然片道切符を買うのですが、同行者が係りの人に「大人3枚」と言ったら、「往復ですか?」と聞かれたそうです。
みんないっぱいいっぱいでした。
■今日の写真
|
↑西黒尾根登山風景 |
|
↑マチガ沢の岩壁を眺める |
|
↑今日は天気がよかったけどこの頃から山頂付近にはガスが。 |
|
↑西黒尾根登山中、振り返ると真正面に白毛門が見えます。 |
|
↑天神尾根を下る(熊穴沢避難小屋方面) |
【コメント】
今日は行きの西黒尾根はゆっくりだったし、帰りは天神尾根下ったのでほとんど疲労感がありませんでした。
普段は一日歩くと駐車場に着く頃はくたくた状態なのですが、今日はかなり余裕で楽でした。
帰路、谷川温泉「湯テルメ谷川」で汗を流して帰ろうと思っていましたが、やめました。
これだけ観光客がいれば地元の温泉も混むに違いないと思ったからです。
「湯テルメ谷川」はいい温泉なんですけど、混むのが唯一の欠点なんです。
今日は月曜日なので久々に行ってみようとひそかに楽しみにしてたのですが、残念です。
当初西黒尾根を下る予定でしたが、予定が変わって天神尾根を下りましたが、それなりに楽しめました。
満足の山行でした。
おわり
■おまけ
【今日の全装備】
|
@非常食AファーストエイドBタオルCフリース手袋D帽子EフリースジャケットFシートGトイレットペーパーH傘I着替え(長袖下着上下)JザックカバーK非常用品LツエルトM雨合羽N水筒(2.5リットル)Oテルモス(0.5リットル)PカップQストック
■その他の装備
地図・携帯電話・財布・カップラーメン・ココア・おにぎり1個・スプーン&フォーク
■バックパック
モンベルチャチャパック35リットル |
【ロープウェイの切符】
|
■谷川岳ロープウェイ [ホームページ]
@営業時間: |
平日 |
8:00〜16:30 |
|
土日祝日 |
7:00〜16:30 |
|
【谷川岳関連書籍】
|
谷川岳に逝ける人びと
「魔の山」「墓標の山」──谷川岳。多くのクライマーを魅了する岩壁群。その輝かしい記録の陰に横たわる死者たち。青春を同じ岩壁に送った著者が描く、谷川岳に逝った者たちの人間ドラマ。
[レビュー] |
|
谷川岳と越後の山
谷川連峰苗場山・鳥甲山山域巻機山周辺、越後三山、会越国境の山々、魚沼丘陵、佐渡山脈、頸城丘陵から特選した登山またはハイキングのガイドブックです。とくに断りのない限り、無雪期のコースを対象にしています。 |
|
|
|
|
【リンク・谷川岳登山記録】
http://yama-tabi.net/jp100ym/jp1ym.cgi?030
【最後に一言】
谷川岳登るなら西黒尾根がオススメです。天神尾根と違って静かな山歩きが楽しめます。
[山旅に戻る]
[リンク] [風景写真集] [山旅] [掲示板] [装備] [HOME] [猫のいる風景] [メール] [プロフィール] [雑記帳]
|