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〜薬師岳と新平湯温泉の山旅〜

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北アルプスの薬師岳に登って来ました。その登山記録です。

【期間】

2005年8月7日(日)〜8月9日(火)

1日目 
自宅発、亀谷連絡所駐車場にてテント泊(駐車場深夜1:00着)
2日目 亀谷連絡所06:00発、折立06:50発、太郎平小屋10:20着 薬師峠キャンプ場       11:10発、薬師岳山頂13:10着、同13:45発、キャンプ場14:59着
3日目 薬師峠キャンプ場06:17発、折立09:28着

【アクセス】

関東方面からゆく場合松本を通って安房トンネルを超えてゆくのが最短距離です。今回ルート選びで問題となったのは国道471号から有峰林道のゲートまでの道順です。道路地図を見ると山吹峠を越えて飛越トンネルを行くルートが471号の一番手前から入れるのですが、途中何度か分岐があるのです。その為、夜間に運転するには面倒です。そこでさらに地図を見ると471号をさらに先に行くと大多和線というのがありました。こちらは1本道で大多和峠へ行けてわかりやすいです。ここに決めようと思いましたが、地図だけでは道の広さなど状況がわからないのでネットで調べてみることにしました。するとその道はすれ違えないくらい狭くてダート道だということがわかりました。却下です。

その後同行者と相談した所、行きは松本経由を諦めて高速利用の北陸経由で行くことに決めました。距離は長いけどほぼ全域高速利用となる為、運転しやすい上に時間もそれ程変わらないだろうという判断でした。

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往路は高速利用で立山インター下車

夜間だったので安房トンネル
経由の山越ルートをあえて避けて長野経由で新潟へ出て北陸道を走りました。結果的にはすべて高速だったので運転しやすかったし、ETCの夜間料金も適用になったので安く行け正解でした。夜中の12時35分頃立山インター通過しました。そして一般道を走って亀谷連絡所のゲートに1時着、駐車場にテントを張って翌朝5時まで仮眠を取りました。亀谷連絡所の駐車場はそれ程広くありませんでした。ただし綺麗なトイレがあります。飲めるかどうか知らないけどトイレの水道の水を沸かして朝ごはんにしました。

亀谷(かめがい)連絡所のゲートから折立までネットで調べたら1時間くらいかかると書いてあったけど実際は30分ちょっとで着きました。折立で準備して登山口を6時50分には歩き始めることが出来ました。(ゲートは5分前に開きましたが、タクシーなどが6〜7台順番待ちをして行列になっていたのですべて行ってから出発しました。その為、ゲートを出たのがちょうど6時でした)

A復路は有峰湖沿いを走って、東谷連絡所、飛越トンネル、山吹峠を通って国道471号へ

飛越トンネル経由、山吹峠越が絶対オススメです。大多和線と違ってこちらは道路が広くて走りやすいです。全線舗装はもちろんセンターラインまであるので、山道のすれ違いの心配とかも全く心配なくて快適に運転できます。471号の分岐地点は中山という地名でバス停があります。有峰林道という看板があるので入る時目印になります。

有峰林道は全線有料道路です。(1800円)そして夜間通行禁止です。(20時から6時まで)料金は入る時に1800円払います。出る時は払う必要ありません。どのゲートから入ってどのゲートから出ても1800円です。亀谷ゲートから折立までは全線舗装です。最初工事中の仮説信号が何箇所かあり道幅も狭かったです。途中から広くなります。帰路の有峰湖周遊道も全線舗装ですが、道はそれほど広くないです。ただし、すれ違えないほどではないです。4m道路といったところでしょうか?途中何箇所も待避所的にサイドが広めにとってあるので比較的運転しやすいです。

詳しくは富山県のホームページを見てください。ルート図(有峰案内図)もあります。この案内図はゲートで通行料金を払うと現物がもらえます。

■富山県のホームページ↓

有峰林道を通行するには(http://www.pref.toyama.jp/cms_cat/304010/kj00000689.html)

松本経由で途中温泉によって帰りましたが、行きの北陸経由より1時間くらい余計にかかりました。温泉の時間を抜けばほぼ同タイムといったところでしょうか?距離は明らかにこちらの方が短いです。

有峰案内図(http://www.pref.toyama.jp/cms_cat/304010/00000689/00001596.jpg)

【薬師岳登山記録】

■コースタイム 折立〜太郎平 (3時間30分) 太郎平〜キャンプ場(15分)

キャンプ場〜薬師岳頂上(2時間) 薬師岳頂上〜キャンプ場(1時間15分)

キャンプ場〜折立(3時間11分)

*上記コースタイムは休憩時間とお昼時間も含めた時間です

帰路は3回しか休憩しなかったのですが、太郎平小屋に付くとちょうどラジオ体操してたので一緒に参加したり、下から上がってくる団体さん等に道を譲ったりしたので時間がかかりました。特に三角点から下が道が狭い為かなりの回数と時間待ちました。

■水場

折立のキャンプ場の炊事場や他の水場には『生水は飲めません』の貼り紙がありました。その為、太郎平まで水場はありません。太郎平は小屋の外に水が流れ出ているので登山者なら誰でも利用できます。(生で飲めます)

キャンプ場(薬師峠)の水場は豊富です。炊事場のところに何箇所も水が流れ出ています。こちらは太郎平の水よりかなり冷たかったです。(生で飲めます)

■トイレ

太郎平とキャンプ場にあります。太郎平のトイレはかなり綺麗です。キャンプ場はちょうどトイレ改修工事中で使用できませんでした。但し、代わりに簡易トイレが4つ設置してあったので問題ありませんでした。薬師岳小屋は外にはトイレはありませんでした。頼めば中のトイレを使用できるかもしれません。

【写真】


【温泉情報】

新平湯温泉 ヘルシーランド 奥飛騨 たるまの湯 で汗を流して帰りました。

平日のお昼頃寄った為かすごく空いてました。露天は囲いがなくて私好みでした。800円とちょっと高めだったけどたぶんこのあたりの相場がこのくらいなのでしょう?空いていたので満足でした。但し露天の塩素のにおいはかなり強かったです。露天は景色がいいのでまあ我慢といったところでしょうか?内風呂は寝湯やサウナもありました。

■詳しくはこちらを↓

http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_21000938_1.htm

【参考サイト】

http://yama-tabi.net/jp100ym/jp1ym.cgi?050
 (いろいろな登山記録が見られます)


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