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聖書について

とにかく西洋文化を理解するには一番大切といっても過言ではないのが聖書です。

英語圏では新聞・雑誌などで引用されない日はないほど頻繁に登場します。

まず一番最初に抑えておきたい分野です。

私はキリスト教徒ではないし、宗教として見た場合の聖書には特に何も感じませんが、英語学習の一環としてとらえたら、聖書ほど重要な読み物はないです。

英語を100%理解しようと思ったら、英語だけ学習しても不可能で、英語圏の文化を理解する必要があります。

その中核となっているのが"聖書"です。

英語学習者が聖書にアプローチする方法は2つあると思います。

 ①日本語でもよいから、物語としての聖書の内容を理解する ⇒ アメリカ人の文化を学ぶ基礎として
 ②聖書の中の大切な教えを英語で読む ⇒ 英語で書かれた新聞・雑誌対策として

①②どらちも大切です。

いきなり、英語で読むことに抵抗がある人は、日本語で書かれた聖書物語みたいなところから入っても良いと思います。

その後、英語翻訳版の聖書を読んでみましょう。

予め、次に紹介するような、日本語の聖書関連本を読んでおくと、英語翻訳版聖書を読む時の手助けとなります。


【オススメの聖書関連本】

cover『キリスト教文化の常識』 講談社現代新書

著者:石黒 マリーローズ
キリスト教に関する初歩的な知識を紹介した本です。

毎日の挨拶や人名・地名、祝祭日、ライフサイクルなどに密接に関連したキリスト教の言葉と精神―その由来と意味を簡明に説き明かす。欧米人の生活と価値観を伝える、国際化のためのガイドブック。


  • 新書: 230 p ; サイズ(cm): 18
  • 出版社: 講談社 ; ISBN: 4061492225 ; (1994/10)
  • おすすめ度: 5つ星のうち3.5
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cover
『キリスト教英語の常識』

英語理解にはキリスト教の背景を知ることが不可欠だ。マスコミや日常会話で多用される「神」的表現への明快なガイド。

ハルマゲドンArmageddon──「ザ・デイリーヨミウリ」紙の1996年7月29日の記事にはDiamond Armageddonという見出しがついていました。Diamondはもちろん野球のグラウンドのことですが、Armageddon(ハルマゲドン)とは何でしょうか。……ヨハネの黙示録の一連の記述によれば、ハルマゲドン(と呼ばれる所)に集結した善と悪の軍勢が決着をつける。the last battle(最後の戦い)が起きるのです。おだやかではない話のようですが、記事を読むと、アトランタ・オリンピックでキューバとアメリカの野球チームが対戦することになったというものでした。──本書より
  • 新書: 245 p ; サイズ(cm): 18
  • 出版社: 講談社 ; ISBN: 4061493868 ; (1997/12)
  • おすすめ度: 5つ星のうち4.0
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cover
『聖書名表現の常識』

ソロモンの知恵、地の塩、論じ合おうではないか…演説や見出しで今も使われる聖書由来の印象的、かつ簡潔な名文句の数々。"神"のメッセージを平易に説く。




  • 新書: 193 p ; サイズ(cm): 17
  • 出版社: 講談社 ; ISBN: 4061495453 ; (2001/03)
  • おすすめ度: 5つ星のうち3.5
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■聖書がわかれば英語がわかる!石黒マリーローズさんの新刊本発売中! 

聖書の英語の物語   生活人新書 (130) NHK出版

知っておきたい旧約聖書の15の物語。■英語には聖書にから生まれて広がった単語や表現が少なくない。本書では、旧約聖書のなかなから有名な15の物語を紐解きつつ、現在最もよく使われている英語表現を、日常会話をはじめ、英字新聞や雑誌、衛星放送のニュース、映画などからひろい出し、わかりやすく解説。キリスト教文化を学びながら英語をさらに深く味わうためのカギを提示する。(本書背表紙より)
  • 新書: 205 p ; サイズ(cm): 18
  • 出版社: 日本放送出版協会 ; ISBN: 4140881305 ; (2004/12)
  • おすすめ度: 5つ星のうち5.0

■聖書がわかれば英語がわかる!

cover英語を深く理解しようと思えば、その背景にあるキリスト教文化を避けて通ることはできません。本書はキリスト教文化の根幹をなす聖書を読みながら、英米人の発想に親しむことができる1冊です。    

本書では、聖書および英語圏文化に長い間親しんできた筆者が、英語とそれを使う人々の、文化的背景になっている聖書の世界を解説し、ワンランク上のレベルの高い英語を使えるように手助けします




  • 単行本: 201 p ; サイズ(cm): 19 x 13
  • 出版社: ダイヤモンド社 ; ISBN: 4478980497 ; (2001/11)
  • おすすめ度: 5つ星のうち4.1
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■聖書関連オススメのお役立ち本



■英語の聖書

聖書を解説した日本語の本をある程度読んだら、実際に英語翻訳版の聖書に挑戦してみましょう。

(※英語がきついと思われる方は、まずは日本語翻訳版を読むのも手です。)

英語の聖書にはその訳され方によって多くの種類が存在します。そのうち主な3種類を紹介したいと思います。

①Today's English Version

現在使われているやさしい英語で書かれた聖書です。現代人が読むのにわかり易いように意訳されています。

②Contemporary English Version

原文に忠実にわかり易い英語で翻訳したバージョンです。

③Authorised Version

原文に忠実に古い英語で訳されたオリジナル版。(17世紀にイギリスで翻訳されました)古い英語で書かれているので現代人が読むにはちょっと難解ですが、もっとも利用されているバージョンです。新聞・雑誌などで引用される英文もこのバージョンが圧倒的に多いです。

■私が持っている英語の聖書

Today's English Version

私が買った聖書はToday's English Version です。わかり易い英語で書かれているので、聖書の内容を知るには一番適していると思います。英語学習の為ならこのバージョンがいいと思います。但し原文も知っておく必要があるので余裕があればAuthorised Versionも揃えておいた方がよいかもしれません。左の画像の聖書が実際に私が買った聖書です。ハードカバーを買いました。


■さらに聖書関連本を探す

↓聖書関連本(和書)↓ ↓聖書関連本(洋書)↓

【旧約聖書、新約聖書】

聖書には、旧約聖書と新約聖書がありますが、私は、ぜひ、どちらも読んでもらいたいと思います。

例えば、私が持っている英語翻訳版の聖書にも、旧約、新約両方掲載されています。

  ↓  ↓  ↓

Today's English Version Bible


【アルク社の聖書教材】

 
 ☞ バッハの音楽を聴きながら、聖書から選んだ英語をイギリス英語で聞きます。

 ☞ バイブル・ウィズ・バッハ [the Bible with Bach]の詳細を見る



【ジョセフ・マーフィーと聖書】

最近、、ジョセフ・マーフィーにはまっているのですが、マーフィー博士の本を読んでいると、聖書からの引用が実に多いのです。

マーフィーの教えも、聖書が元になっていることがよくわかります。

マーフィーの本を読んでいたら、また聖書が読みたくなって、最近、英語版聖書を読み返してます。


  ☞ "Joseph Murphy"の洋書ペーパーバックを読んでみる


【追加情報】   2009.02.09更新

私、全然知らなかったのですが、ジョセフ・マーフィー博士って元々牧師さんだったのですね。
聖書が出てくるわけです。


【サイト内関連ページ】

  ☞ 『マーフィーの法則』とジョセフ・マーフィー博士~読めて聴ける英語雑記帳バックナンバー




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