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【文法について】 英語を極めた方でも、文法はやれという人と、やる必要がないという人がいるので、私はどちらが正しいかはわかりません。 海外ドラマを教材にするまでは、私も文法は一応やりました。 まず、最初は学生時代の受験英語です。 あとは、以前日記でも紹介しましたが、個人的にEnglish Grammar in Useという英語の文法書を通しで数回読んだと思います。 でもそれだけです。 今は特に何もやっていません。 現在の私の考えは、文法より多聴、多読で英語の語感を鍛える方がいいような気がします。 結局は英語はネイティブが普段使っている生の言い回しをどれだけインプットするかにかかっているような気がするのです。 というのも、例え文法的に100%正しい文章でも、ネィティブは絶対に日常生活で使わないという文章はたくさんあります。 日本人が文法力を駆使して英作すると大抵そういった文章が出来上がります。 だから言葉をしゃべったり、文章を書くときは、文法力を駆使して自分の頭で考えてするのではなく、必ず以前読んだり、聞いたりした生の英語をそのまま、真似てしゃべったり、書いたりするのがいいと思うのです。 例えば、先週アリーマイラブでアリーが言っていたセリフをそのまま、真似て実際の会話で使ってみるとか・・・・・。 結局、我々日本人もそうやって日本語をマスターしたと思うのです。 今こうやって書いている文章も、必ず過去にどこかで読んだり、聞いたりした他人の文章が頭の片隅にインプットされていて、それを元にして無意識のうちに自分の文章としてアウトプットしているに過ぎないのです。 そして、一般にそのような状態を自然にできることを言語をマスターしたというのではないでしょうか? 多分、意識して自分の発言とかをチェックしてみると、『今のセリフそう言えば、1週間前に、テレビで誰々が使っていたセリフが元になっているな』と気づく場合があると思います。みんな人のまねをして言葉を覚えているのです。今でも盗作問題は後を絶ちませんが、所詮100%オリジナルの言葉なんてありえないと思うのです。 だから今の我々英語学習者の第一の課題はそういった生の英語の言い回しを出来るだけ多くインプットすることだと思うのです。 そうすれば、特に文法の問題集など必死になって解かなくても、ある程度の文法力は自然と身に付くような気がします。 そう信じているから、資格試験の問題集などには手を出さず、生の英語である『海外ドラマ』や『ペーパーバック』などを使って日夜インプットに励んでいるのです。 【コメント】 2003年 2月 02日に英語学習日記の中に書いた文章です。 今読み返すと、考え自体は変わっていませんが、文法はやはり大切だと思います。 結局私も多読・多聴中心の学習に入る前に一通りの文法は終えていたのです。 基本的な文法は最低限抑えておいた方がよいと今は思います。 ただ、ここで私が言いたかったのは、文法ばかりにこだわっていないで、生の表現をより多く吸収しようということだと思います。 その考えは今も変わっていません。 オススメはEnglish Grammar in Useなど世間で評判の良い優れた文法書を何回か読んで、その後、多読や多聴の学習に入るのがベストだと思います。 2006年4月10日(月)記す 【サイト内関連リンク】 English Grammar In Useのご案内 |
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