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2008.11.11 ネイティブスピーカも時には文法で判断している

実際に、ネイティブスピーカーが、聞きとっているのではなくて、文法で判断しているという体験をしたことがあります。

まだ、ネットとかなかった時代、イギリス人にある歌の歌詞を書きだしてもらったことがあったのですが、その時、イギリス人が正確には"you got it" となるところを、"you've got it"と書いていたのです。

そのイギリス人に確認すると、"you've got it "と歌っているというのです。

後日、実際の歌詞カードを入手することができたのですが、正解は"you got it"で、'veは入ってませんでした。

では、なぜ、入ってない'veがイギリス人には聞こえたのでしょうか?

それは、文法です。

この歌は、アメリカのアーティストの歌でした。

本来なら、"You've got it" と言うべきところをアメリカ口語では"You got it" を使います。

そのイギリス人にとっては、そこは文法的に、"You've got it"じゃなければ駄目だったのです。

つまり、ネイティブスピーカーも、純粋に音を聞いているのではなくて、文法などの先入観にかなり影響を受けているのです。



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