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2008.11.11 リスニングと文法力

11月10日放送の「英語でしゃべらナイト」を見ました。

今回、一番興味深かったのはモデルの杏さんが行っているという、音楽を使った学習法です。

実際に、番組の中でも、ビートルズやクイーンの曲を使って聴きとりテストやってました。

私も挑戦してみましたが、リスニングには文法力が必要だということを再認識しました。

最初のビートルズの2曲は全く問題なかったのですが、最後のクイーンの曲が、100%聞き取れませんでした。

"He`ll save every one of us " の"save"の前の'llが聞き取れませんでした。

でも、その後の、"save every one of us"がしっかり聞き取れたので、ここに'llが入ることは想像できてしまうのです。

つまり、聴力を文法力が補ってくれるのです。

以前、英語学習雑誌"English Journal"付属のCDを使ってディクティションをやっていた時期があったのですが、当時も、聞き取れないけど、文法的にここは、冠詞が入るなとか、助動詞が入るな、ということは度々ありました。

そして、ノートにはあえて、聴き取れてないのだけれど文法的に正しい文章を記入してました。

後で、スクリプトを確認するとやはり正しいのです。

ネイティブスピーカーの人でさえも、時には、正確に聞き取れない場合もあります。 ⇒私の体験談

ただし、彼らは、生まれてからずっと大量に生の英語を聞いてきているので、英語の文法は完ぺきに体に染みついています。

その為、ここには"a"が入るとか、ここには"willが入るというのが、例え実際に聴き取れなかった場合でも推測できるのです。

つまり、文法力がリスニングを助けるのです。





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