 |
●オススメの洋書 〜アメリカの小学生の参考書シリーズ〜 多読と背景知識の蓄積に最適！ Everything You Need to know About American History Homework  （アメリカの歴史） |
2008.08.18 アメリカの小学生と英語で勝負！
あなたの本当の英語力はどのくらい？さあ、試してみよう！
背景知識を身につけようのページでもう何年も前から紹介させて頂いていますが、今日は、アメリカの小学生と英語で勝負!―あなたの本当の英語力はどのくらい?さあ、試してみよう!
のレビューを書いてみたいと思います。まずは、本書カバーの内容紹介文をそのまま引用させて頂きます。
↓ ↓ ↓
どうしても単調で暗記中心になりがちな英単語・英熟語の学習。「ネイティブ・スピーカーに挑戦する」形式にしたら、もっと楽しく学べるのではないか?―そう考えた著者が、日本の学習者とほぼ同レベルと思われるアメリカの小学4、5年生に英語のクイズを実行。内容は、動物、天候、人間関係、法律、スポーツなど様々なジャンルの言葉の意味を選択肢から選ぶ問題や、つづりの長い単語、まぎらわしい表現、なかなか覚えられないイディオムやことわざに関する問題、合計24ユニット・469問。わかりそうで正解できない絶妙な難易度が魅力です。
【この本の良い所】
- 何と言っても、アメリカの小学生の正答率が各問題ごとに表示されている点です。
- 幅広いジャンルの単語をユニット毎にまとめてあるので、使い易いです。⇒好きなユニットから学習できます。
- ネイティブの子供と勝負する形でゲーム形式で、楽しく学べます。
- 単語の意味を当てるクイズ形式ですが、回答は4択で、問題文も英語なので良いです。
【内容紹介】
 |
|
|
 |
まず、ページを開くと、20問中アメリカの小学生が平均で何問正解しかが、一番上に明記されています。 その後、問題が続きます。 英単語があり、その意味をあらわした英文が４つあり、答えを選ぶ4択問題です。 回答欄の横に、アメリカの小学生の正答率が載ってます。 画像が見えにくいですが、この写真の第1問の問題は"to hibernate"で、アメリカの小学生の正答率は９０％です。 |
 |
20問の問題が終わると、最後のページに回答欄があります。 正答以外の単語の解説も載っています。 |
 |
日本人なら誰でも知っているような単語を、アメリカの小学生は知らないというケースも多々あります。 この問題は"a patron"で、日本語でもパトロンと普通に使われ、日本人なら英語を勉強してない人でも知ってますが、アメリカの小学生の回答率は７％と非常に低いです。 多分、日本の小学生でもパトロンは知らないと思うので、特に驚く結果ではありませんが、アメリカ人の子供が知らない単語を知っているとちょっと嬉しくなったりもします。 |
【掲載単語の紹介】
参考までに、ちょっとだけ、掲載単語を紹介します。
以下、「アメリカの小学生と英語で勝負」ｐ９８より引用
Unit10 Words and Expression Related to Travel 【旅行に関する言葉と表現】
- Bon voyage! ⇒アメリカの子供の正答率 ７５％
- a trek ⇒アメリカの子供の正答率 ４７％
- an itinerary ⇒アメリカの子供の正答率 ２４％
- a caravan ⇒アメリカの子供の正答率 １８％
英語のネィティブスピーカーの子供の正答率は非常に興味深いです。
【著者紹介】
小山内 大
神奈川大学卒。北アリゾナ大学で修士号、テネシー大学で博士号取得。教育学博士(英語教育)。ジョージア南大学助教授を経て、2002年4月から東京電機大学助教授
ウェザーフォード,ジェリー Dr. Jerry Weatherford
ジョージア南大学名誉教授(博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Professor Emeritus at Georgia Southern University
【書籍入手方法】
この本は、最近書店でも見かけないし、アマゾンでも扱ってないので、すでに絶版かと思いましたが、セブンアンドワイでは新品が買えます。
アメリカの小学生と英語で勝負！をセブンアンドワイで詳細を見る、購入する
さらに、中古本でもよい方は、アマゾンのマーケットプレイスや、ブックオフのネット販売サイトでも購入できます。
↓ ↓ ↓
※中古品の為、価格は絶えず変動しています。最新価格をチェックしてください。 |
【コメント】
アメリカの小学生に実際に解かせて、問題ごとに正答率を載せている点が一番良いです。
アメリカ人に解かせたので、選択肢も全部英語なので、英語の勉強にはよいです。
回答欄のみ日本語で解説しています。
ネィティブの子供と勝負しながら出来るので楽しみながら読めます。
英語学習の息抜きとかにも使えると思います。