だるまし一家 新・だるまし紀行
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安曇野旅行記−前編 2001.10.27〜28
■旅の目的。

今回の旅の目的は、わが「だるまし一家」HPに宿泊券プレゼント(豪華!)を提供してくださったペンション「メープルリーフ」さんを訪れることと、なんと言ってもそのキッカケを作ってくれた今やこの「だるまし紀行」コーナーの顔と言っても過言ではない(!)タヒチ旅行記のmamiちゃんご夫妻にお会いすること!だった。
メールでしょっちゅうお話していても、やはり初対面は緊張するもの。「どんな人なんだろー?お話はずむかなー?」ドキドキな旅の始まりであった。

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メープルリーフさんに向かう途中、立ち寄ったコンビニでアイスをほおばる女性がいた。

「あれmamiちゃんじゃないかなぁ?メールに添付してきてくれた写真に顔似てない?」
    「え〜?こっち見てた? あ、車、東京の方のナンバーだもんねぇ。もしそうだったら笑っちゃうよね、初対面コンビニだもん(笑) でもあの車種じゃないと思うなぁ、私のカンでは○○○!」

 



■わが家の珍道中!? そしてご対面〜!

メープルリーフさんに到着。ピンポーンと玄関のインターホンを押すと2階から男性が「いらっしゃい・・・」と降りてきた。オーナーの土屋さんかなぁ?でもちょっと若いような気もするけど、HPなんかで見た写真同様メガネかけてるし・・・

一家 「こんにちは!初めまして、だるまし一家です。」
  男性   「あ、あぁ、だるまし一家さんね・・ちょっと待ってね、私もお客さんなもんで・・。」
  一家   「・・・・・。」
  男性   (奥のキッチンに向かって) 「お客さんだよー!だるまし一家さんだって。」
  一家   「す、すいません・・。」(っていうか、「いらっしゃい」とか言うなよー!)

オーナーの奥様・好子ママからお風呂や夕食時間の説明を聞き、部屋の鍵をもらってとりあえず落ち着く。
しかし寒い。昼間はとーっても暖かかったのに・・・。エアコンをつけようとリモコンを探すが見当たらない。 しかもどうやら冷房オンリーの冷房機らしいことがわかった。 こ、今晩どうなるの・・このままじゃ寒くて風邪ひいちゃうじょー、着込んで寝るしかないのかなー・・・。
じっとしていても寒いし、mamiちゃんたちもまだ到着していなかったので、ちょっとお買い物に出かけることにした。

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買い物から帰ってくると駐車場は車でいっぱいになってた。直前に到着したらしい男女がオーナーらしき人と談笑している。も、もしかして・・・
中へ入ってやっぱりオーナーだったさっきの男性と、はじめましてのご挨拶。「mamiちゃんたちもさっき着いたよ。」と言われ、部屋へ戻るとほどなくドアがノックされる。
「はじめまして!」
やっぱりさっきの人たちだ。車種当てクイズは私(妻)がみごとビンゴ!なんか賭けとけばよかった。

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夕食のときにゆっくりお話することにして、とりあえずお隣同士の各々の部屋へ。
mamiちゃん夫妻はなんだかとってもやさしそうな二人だった。事前にmamiちゃんのお友達からメールで「とてもあんな珍道中をやらかすような感じではない大人の女性です」と聞いていたとおりの雰囲気だ。そして二人ともデカイ。ミョーに自分たちがプチな夫婦に感じる。
すると遠くで花火の上がる音がした。

「こんな季節に花火?近いね、外まで見に行ってみようかー?」
    花火じゃないって、マタギだよ、マタギ!ここ山だし。」
    「・・・・・。」(って言うか寒いから外出たくないだけじゃん!)

後から聞いた話では、メープルリーフさんの近くにある観光名所としてもおなじみの『アートヒルズ』(施設の紹介はメープルリーフさんのHPを参考にしてください)で、結婚式を挙げるとその夜花火を上げてくれるらしい。そういえばここへ来る前に寄った時、wedding party の看板が出ていて「ふーん、こんなところでもできるんだ〜!」などと感心していたっけ。ん〜、ロマンチック。


メープルリーフさんのHP
には宿の詳しい情報や
周辺の施設紹介が
満載です。
ぜひご覧あれ!

 


■おいしい食事に、ステキなお風呂!

しばらくして夕食の時間になったのでダイニングへ行くと、とてもたくさんのお客さんが居て正直驚く。私たちも含めて、ざっと20人くらいだったろうか?土曜日ということもあってか、ペンションはとても繁盛している様子。
BGMはなぜか『北の国から』のテーマ。ここは信州、でもなんかハマッてるような気もする。
お料理は食前酒、魚、肉、サラダとおひたしにご飯、デザートにメープルフレーバー(!)のコーヒーまで付いて、とても美味しくボリューム満点。好子ママとオーナー夫妻の息子さんが心を込めて作ってくれた品々だ。
オーナーは配膳に忙しく動き回りつつも、時々話しかけてくれる。とても気さくで賑やかな人だ。

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mamiちゃん夫妻と主に関西弁について話をする。紀伊半島はいったいどこまでを紀伊半島と呼ぶのか?という話題も。
そして、夫たちは食べ物の好き嫌いを競い合っていた。全くと言っていいほど嫌いな食べものが無いわが家の夫に、「あれは?」「これは?」と攻撃をしかけ、「苦手かも?」と言うとミョーに得意気になるmamiちゃんの旦那さまであった。
東京在住のmamiちゃん夫妻から、近所に住んでた芸能人の話や、カラオケ店で隣に野球選手が座ってた話、某アーティストの生歌(持ち歌)をタダで聴いてしまった話などを聞き、いちいち「うわー、東京だ!」と言ってよろこぶ田舎モンな私たちであった。
食事の時間も終わり、後ほどオーナー夫妻も交えて飲みましょう!ということで、1時間後に集合することにしてお風呂タイムに突入。
部屋に戻ると、なんだか足元が暖かいことに気づいた。床暖房だ!よ、よかったー、今晩凍えずに済みそう。

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メープルリーフさんには2つお風呂があり、1つは普通に広い風呂、もう1つはでっかい木製の樽型ジャグジーだ。どちらも家族風呂になっていて、『入浴中』の札を下げて入る。
もう今回で4度目の宿泊だというmamiちゃん夫妻に、「空いてたら絶対樽型ジャグジー風呂のほうに入ったほうがいいよっ!」と勧められたとおり、そちらの風呂に入ることにする。
「おぉっ!!」とても大きな木の樽が浴室の真ん中にデンと存在感を放っている。ガイドブックやダイニングに飾ってあった写真を見て想像していたよりも相当に広い浴槽だ。その樽の浴槽を取り囲むように付いている階段を登って湯船に入る。腰掛け用の段も付いていてそこに座ればちょうど腰の辺りにジャグジーの噴出口が当たっていい気持ち〜!とても贅沢な気分のバスタイムを味わうことができた。(写真はメープルリーフさんのHP参照)


■つづき■

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