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DARUMASHI-KIKOU PRESENTS
TAHITI BORABORA
〜タヒチの海は碧かった〜
地図

水上バンガローオテマヌ山

長年憧れていた、タヒチ・ボラボラ島の水上コテージに泊まってきました!
旅行決定に至る経緯や、見積りなど旅の準備の詳細については、なおたろうさんの『ボラボラ時間』というこちらのホームページをご覧ください。「ぼらろぐ」というコーナーに「トモ吉」という名前で投稿しています。「わたしもこれからタヒチに行く計画を立てます!」という方に、きっと参考にしていただけるはずです。
また、よーたんさんの「わいY旅道楽」というHPにリンクしていただいています。こちらも旅の情報満載です!


旅行期間 2000年7月19日(水)〜26日(水) <関空発 6泊8日>
滞在ホテル
<ボラボラ島> ボラボラ・ラグーン・リゾート(水上バンガロー) <5泊>
  ※全朝食付き(内1回はカヌー・ブレックファスト)、ロマンティック・ディナー1回付き
<タヒチ島> タヒチ・ビーチコンバー・パークロイヤル(ラグーンビュー) <1泊>

滞在中の主なスケジュールと食事
7/19(水) (日本を出発)
ボラボラ島到着
ホテルでくつろぐ
〔夕食〕オテマヌ・レストラン(ホテル内)でロマンティック・ディナー
7/20(木) ヴァイタペ散策&ショッピング
シュノーケル
〔朝食〕カヌー・ブレックファスト
〔昼食〕カフェ・ファレ(ホテル内)
〔夕食〕オテマヌ・レストラン(ホテル内)でタヒチアンダンス・ディナーショー
7/21(金) 4WDサファリドライブ
シュノーケル
〔朝食〕ホテルのビュッフェ(24日まで毎日)
〔昼食〕ラ・ペティスリー
〔夕食〕バンブー・ハウス
7/22(土) サメの餌付けツアー(ピクニック付き) 〔昼食〕ピクニックのポリネシアン料理
〔夕食〕ヨット・クラブ
7/23(日) ヴァイタペでショッピング
シュノーケル
ビーチで日光浴
〔昼食兼夕食〕ルーム・サービス
7/24(月) タヒチ島へ移動 〔夕食〕ベスビオ(ルロット)
7/25(火) タヒチ島出発
7/26(水) (日本に到着)

まずは旅の始まり、ボラボラ島到着までのエピソードから!
1日目 7/19(水)
難波〜関空
ラピートラピート車内いよいよ、憧れのボラボラへの第1歩がスタート!
関空へ向けて、南海空港線ラピートαで難波を出発。 おぉっ!なんてカッコイイ電車なんだ!(夫は鉄人28号みたいだと言っていた。)車内も美しい。でもほとんど人が乗ってないのはなぜ?平日の昼間だからか、それともみんな特急料金510円を節約して急行で行ってるのか?
車内の座席後ろのポケットに入ってる、南海電鉄情報誌に載ってた女性の車掌さんが挨拶にまわってきた。「ほほおっー。」旅への期待と興奮で、ちょっとしたことにも盛り上がってしまう私たちであった。
そんなこんなしている間に、約30分で関西国際空港に到着。

関西国際空港 集合時間まで
関西国際空港「立派な空港だなー。」と、はじめて利用する関空に感心することひとしきり。
かなり余裕をもって出かけて来たので、集合時間までにはまだずいぶんある。ということで、とりあえずお茶タイム。
ロビーのある建物を出て、動く歩道で『エアロプラザ』へ。期待していたほどは何もなかったけど、テイクアウトのドリンクを買って、通路に出ているパラソル付きテーブルでひと休み。

14:55集合
チェックイン前に宅急便のカウンターへスーツケースを取りに行く。
なにしろ、私たちが住んでいる三重県からは、関空はおろか難波まで電車で2時間かかってしまう。今回、クロネコヤマトの空港宅急便を利用。スーツケース2個、往復で8,000円ほどかかってしまったけど、大きな荷物を持ち歩くストレスを考えれば、これは利用する価値大。すごく楽チンだった。
スーツケースを受け取って、指定されたCカウンターへ。この空港、チェックインカウンターがずら〜っと横一列に並んでて、すごくわかりやすい。でも、宅急便のカウンターから私たちが目指すCカウンターまでは、ほとんど端と端でメチャ遠かった・・・
Cカウンター入り口の頭上にあるたくさんの航空会社の看板の中から、日本〜タヒチ間を唯一就航している『エア・タヒチ・ヌイ』の看板を見つけることはできたが、チェックイン手続きをしてくれるお姉さんたちがいるところのどこを探してもエア・タヒチ・ヌイの看板を見つけることができない。「えーっ?どこなんだろー?ホントにここかなー?」と不安をおぼえつつ、カウンター入り口にいたお姉さんに聞いてみる。「あちらです。」と指差されたのは一番奥。しかもほかの航空会社のカウンターを借りているようだ。それじゃー分かるわけないわな。週1便だし、関空は4月から就航はじまったばっかだし、しょーがないのかな?
まだチェックインが始まったばかりなので並ぶというほどでもなく、私たちの前に1組いるだけで待つことなくスムーズにチェックイン。 事前に『関空〜タヒチ間は右側の座席からボラボラ島が見える』という情報をゲットしていたので、ここで右側シートを希望するつもりだったが、なんとなく気がひけて言えなかった弱気な私。

出発まで
何はともあれ、無事チェックイン終了。
お次は券売機で空港使用料を支払い、自動改札機を通ってセキュリティチェックへ。しかし、関空の空港使用料2,650円は高い!世界一だとか。
昨年ハワイへ行ったとき、セキュリティの金属探知機が反応して夫はベルトをはずすハメになり、見送りに来ていた私の母にその姿を見られて失笑を買っていた。そのときと同じベルトをしていった夫は、「今回も同じハプニングが起こればいいネタになるのになー。」となかば期待していたようだが、まったく無反応だったので少し残念がっていた。
最後に出国審査を終え、免税店へ。 ここで夫のお目当てのタバコ『ケント・メンソール』を探すが見つからない。「広告看板はあるのにおかしいなぁ・・」とボヤキつつ、諦めて『ラッキーストライク・メンソールライト』を買う。1カートン1,900円、う〜んお安い。
横に長〜いフロアを北へ南へうろうろするが、他にはこれと言って欲しいものもなく疲れてきたので、出発22番ゲートがある北ウイングへ向かうことにする。ウイングシャトルというモノレールみたいな乗り物に乗って移動。
ゲート前の待合席で人間ウォッチングしながら時間をつぶす。私たちの前には、『ごくボラ』(タヒチの情報といったらこのHP!クチコミ情報満載です!)のプリントアウトを必死で読んでるカップル。よそ行きのワンピースにリボンのついたお帽子、手にはレースの手袋という一昔前の新婚旅行風若奥様(でもダンナは軽装)などなど。「いろんな人がいるなぁー」と見渡すと、男性の6割ぐらいは、『色白、やせ型、メガネ』であることに気付く。「う〜ん、とてもタヒチに行くようなタイプの人には見えんなぁ〜?」

16:55出発
エア・タヒチヌイ翼16:15、TN87機へ搭乗開始。搭乗口で一人づつ小さな白い花を手渡される。ん〜、いい匂い。でも嬉しいんだけど後が困るのよね・・・。
「あの人たち、絶対ビジネスクラスだよね!」と予想したとおり、若奥様とそのダンナさまは行きも帰りも唯一のビジネスクラス利用者だった。
私たちの座席は17列A・B。「A・Bってことは左側だなー・・」とちょっと落胆しつつ17列まで進むが、ここで私は固まってしまった。「え〜っ!?こんなせまい間隔で座れるのかぁ〜?」 昨年のハワイはハネムーンということもあってビジネスクラスを利用していたので、「エコノミーってこんなだったっけかぁ〜?」としばらく立ち尽くしてしまった。それでもなんとか夫に促されてシートに落ち着き、持参したスリッパに履き替える。
17列はちょうど翼の上。翼の先に描かれた白い花(搭乗口でもらったのと同じ、ティアレ・タヒチ)が見えて、ちょっと嬉しかったりする。 いざ出発〜!

機内にて
シャンペン少しずつ座席の狭さにも慣れ、機内を観察。
シートの配列は2−4−2で、両側の2人シートは埋まってる様子。でも中央の4列シートは家族連れがところどころに座ってるだけ。乗客のほとんどは若いカップルで、中高年のご夫婦、女性2人組、家族連れがチラホラ。「男性1人で来てるみたいな人もいるなー、この人はサーファーぽくっていかにもタヒチに行きそうな人だ。」なんて思っていたら、後でこの人とは思いも寄らぬところで再会する事になりました。その話はのちほど。
客室乗務員のなかには日本人の女性も1人見かけた。この人も含め乗務員の人たちは制服のスーツで乗り込み、しばらくするとアロハやムームーに着替え、最後にまたスーツに着替え、と衣装換えがタイヘンそうだった。朝と夜で制服を分けてるのか?
離陸した直後から「何飲もっかな〜?(もちろんアルコール)」で頭がいっぱいの私たち夫婦。「それにしても遅いなー・・」と思い始めた頃にようやくドリンクサービスがまわってきた。
担当乗務員は潔癖そうなタヒチアン(?)の男性。耳に挿したティアレ・タヒチのせいか、ちょっとカマっぽく見えるので『ボクちゃん』と命名。わかりやすい英語でゆっくりと飲み物は何があるか説明してくれた。
いきなりではありますが、シャンペンをいただいて旅のスタートに乾杯!

機内食
機内での楽しみといったら、飲み放題(?)と機内食しかありません。
夕食時のドリンクサービスではもちろん(!)ビールをオーダー。期待していなかったのだけど、タヒチ産『ヒナノビール』が出てきて「気がきいてるじゃぁ〜ん!ますます気分が盛り上がるねぇ〜!」と大喜び。これが日本のビールに引けを取らないくらいイケル!
夕食はメインが『若鶏のバニラソース』か『目鯛のオレンジソース』の2種類から選べた。どちらもその名前から想像してしまうような甘ったるいものではなく、デリ〜シャス。豆腐サラダもさっぱりしていてGOOD。 デザートのレモンタルトはちょっと甘すぎるような気がしたけど、酸味もきいててまぁまぁかなー?
食後は映画『花のお江戸の釣りバカ日誌』他1本が上映されてたけど、オヤスミ・タイムでほとんど見てませんでした。
夜中にミニサイズの日清カップヌードルをもらって食べてる人がいて、においがすごかった。そのうえ夫は片付けていたボクちゃんに汁を飛ばされて、被害をこうむっていた。みんなそんなにお腹すくんだろうか?
朝食はパンケーキ。「パンケーキなのにロールパンが付くの?」と思いつつも堪能。
夕食 朝食
機内食 機内食 機内食
▲若鶏のバニラソース ▲目鯛のオレンジソース ▲パンケーキ

タヒチ島・パペーテ到着
エア・タヒチヌイ長かった11時間50分の空の旅もようやく終了。疲れた〜。 現地時間で19日の9:45。日本との時差はマイナス19時間。
機体にくっつけたタラップから地面に降りる。ニュースで見る首相の外国訪問みたいだ。ファアア空港そこから歩いて「これがホントに国際空港なの?」と聞きたくなるような『ファアア空港』の建物まで行くと、入り口にはお出迎えのバンド演奏が。
そしてちょっとドキドキの入国審査。でも質問されるどころか、機内で一生懸命書いた出入国カードさえ、ぜんぜん見てない〜!それにしても海外の入国審査は家族単位で出来るから列が進むのも早くていい。(←これはどの国でも同じなだろうか?日本は一人づつだから時間がかかってヤダなー。)
タヒチ通貨何はともあれ無事タヒチ入国。出口のほうに集まって現地代理店『サウスパシフィックツアーズ』さんの説明を聞く。 人が集まるまで時間がかかりそうだったので、代理店さんのアドバイスで空港内にあるウエストパック銀行へ両替に行く。日本円よりもレートが良いと聞き、前もって用意しておいたフランスフランのトラベラーズチェックをタヒチの通貨『フレンチパシフィックフラン』に両替。
集合場所に戻って説明を聞く。「ここでは日本とは時間の流れがまったく違います。タヒチの人々はマイペースなのでホテルやレストランでも、遅れてあたり前、待たされてあたり前ぐらいの気持ちで気長に過ごしてください。日本にいるときのように、カリカリイライラしてもキリがありませんので。私みたいにこーんな早口で喋ってる人なんて他にはいませ〜ん。」とクギをさされる。

ボラボラ島へ

エア・タヒチ機内からの眺め国内線のチェックインを済ませ、いよいよボラボラへ。
ここでいきなりタヒチタイムを実感。11時15分発のエアータヒチ、国際線で到着してから出発まで時間がないからって急いで説明聞いてチェックインしたのに遅れてる〜!おまけに後から出発するはずの便のが先に出てる〜! イライラしない、イライラしない・・・ここはタヒチ、日本じゃないのよ。
「プロペラ機!?」とビビる夫を尻目に、国内線は眺めが良い左側シートをゲッチュー!でもプロペラの横でちょっと恐かった。 空から美しい島々を眺める45分の空の旅終了。
とうとう憧れのボラボラへ到着〜! シャトルボート空港には船着き場があって、宿泊ホテルごとにシャトルボートで移動する。船着き場から見た海の色はホント〜にキレイで、ここまでの飛行機疲れも吹っ飛んでしまったと言っても過言ではない!「あぁ、来てよかったなぁ。ホントにボラボラに来たんだなぁ・・・。」と喜びをかみしめる。
船室でホテルのチェックインを済ませ、デッキに上がってホテルまで約20分間のショートクルーズ。実際目にする水上バンガローに「おお〜っ!」と興奮しまくり、写真撮りまくりの私たちであった。


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