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DARUMASHI-KIKOU PRESENTS 続・TAHITI BORABORA
爆笑!mamiのタヒチ珍道中!!vol.3―ティケハウ編(7)ランギ&タヒチ―

【ランギ編】
バナニエ! リベンジなるか!?

西村ご夫妻のHP内「バナニエ」コーナー。今回こそはと食べる気満々で成長を確認してました。直子さんからも逐一報告があり、「到着日から逆算して木から切り離しておくわ」とのこと。遂に、遂にリベンジ達成ー!!

8ヶ月ぶりにまた訪れたランギ。
庭先に吊るしてあるバナナもしっかりチェックしておきました。
今日かな、明日かな(笑)


幻のツーショット

島内のスーパー全部回りましょうツアーを計画したものの、三軒で飽きてしまいモンブランさんの部屋におしかけようツアーでは「嫌われるよー」の一声で撤回。
最後に雅春さんが提案したのは「mamiさん憧れの彼に会おうー!」
えー、いやーん恥ずかしいー、さぁ行きましょう!!と実はノリノリの私を筆頭にいざキアオラビレッジへ。

ガーデンバンガロー増築中で、少し趣が違っていましたが懐かしく思っていました。
ドキドキの対面を果たすのね...と思いきやなんとお休み!
2ショットは幻に終わったのでした。

 

忘れてません?私が雨女だってこと

少しがっかりしながらも、一日しかない滞在を満喫すべくビーチへ。
波打ち際でポセイドンも交えて4人でおしゃべりなどしつつご夫妻のフィンを借りてのシュノーケル。
雅春さんが「これねー、ちょっと古いタイプなんでゴムが劣化してるんですよー」と説明しながら引っ張った瞬間「ぶちっ」あぁぁぁぁぁ....。
主人は遠泳状態でランギの海を堪能していました?(笑)

モンブランさんご夫妻と合流し、西村家のお庭で満点の星空を仰ぎながらのディナー。
宴もたけなわとなった時、おでこに冷たいものが。一同声を揃えて
「...。そうか、雨オンナだったね」

全員でテーブルごと大移動しました。


リベンジ・・・ならず。

西村家の素敵なゲストルームは2部屋。「2人一緒の部屋がいい?別がいい?」
「別!!!」(笑)

翌朝、鳥のさえずりで目覚める予定だった私の耳に飛び込んできたのは「すぽんっすぽんっ」という妙な音。
そこには神妙な面持ちで詰まったトイレを直している雅春さんと主人が居たのでした。

テラスでの朝食を終え、帰り支度も整い旅も終わりに近づきました。ランギの空を目に焼きつけていると東京に台風接近との情報を雅春さんがネットで収集中。
「ほら」と見せてくれた画面に私は思わず主人を呼びました
「大変大変!ヤクルト3連敗!!」「えっマジで!」
雅春さんは小さく小さく「台風より、ヤクルトかい」と呟いたのでした(笑)
だってー優勝がかかってるんだもーん。

小さくなっていくランギを機上から眺めながら、私は叫びたい衝動にかられました。
「わあぁーん、バナナ食べ忘れたよおー」
(後にまだ熟れていなかったと聞きました。私の口には入らない運命なのねー)


【タヒチ編】
“タヒチくん” のゆうこさんと

今回タヒチ島には泊まらず初めてデイユースすることになり、利用したのはティアレタヒチ。
目前の港に停泊中のゴージャス客船「ポールゴーギャン号」に圧倒されつつ閉まってしまったら外から開けられないベランダの扉にビクビクしながら写真を撮りました。

優しいダンナさまのお迎えを受け、向かった先はタヒチくんHPでもおなじみのゆうこさん宅。
新婚旅行では土地勘のない私たちを多いに助けてくれた、ゆうこさん手作りのリーフレットがガイドブックよりも頼りになりました。どんなことでも電話してねと記載してあった通り「あのー、タヒチ島にカルティエブティックあります?」というかなり的外れな質問をボラボラ島からかけたことをゆうこさんは今でも覚えていました。

ワンちゃんの熱烈な歓迎を受けお邪魔したお宅は高台にあるとっても素敵な所でした。
とっても素敵な時間を過ごしました。

 

なんていい人なんだぁ・・・

夕食は念願のルロットへ。
整備され、とっても清潔になったそうでトイレもガードマンも完備。
とーっても美味しいピザを食べ、クレープまで是非とも食べたかったのですが入るスキもないほど満腹だったので断念。
今となっては、以前の雑多な雰囲気も味わっておくべきだったなーと悔やまれます。

空港には、ゆうこさんご夫妻が待っていてくれました。
到着と同時にどしゃぶりとなったけれど、もう帰るだけだもの。
私のせいじゃない。私のせいじゃ...(笑)

中央にあるカフェでゆうこさんお気に入りのメッツ パンプルムースで乾杯。(美味です!お勧め!)
お気に入りと言えば、エレファントのキャラメルティが大好きなんですよ、コンチナンに行けなくて残念だったなー。など、とりとめのないおしゃべりをしていました。

ふと見渡すとさっきまで居たダンナさんがいない。あれあれ?と思っていたら手にはなんとキャラメルティが!何気ない一言を気にとめて下さってこの大雨の中、わざわざ自宅まで取りに戻ってくれたんです。
あぁやっぱりこの雨って私のせい...。
「口が切ってあってごめんね。もうコンチナンもやってないから、せめてうちにある分だけでも」
感激っ。大切に大切に飲みました。
いつかまたタヒチで会いましょう!沢山の人たちとの再会旅行となった素敵な旅でした。

 

【後日談】
ちっ、ちがうんです。

帰国して日本食食べたいと立ち寄った小さなSAで、小学校卒業以来一度も会ったことのない同級生にバッタリ。何処まで続くのかこの再会運。

帰宅してしばらくすると具合が悪くなりました。上から下から(失礼)大変なこととなり発熱までした私の頭の中には「デング熱」の文字が浮かんでは消え。
少し落ち着いた夜中に救急病院に駆け込み「私今日タヒチから帰ってきたんです。デング熱の可能性もあるんです。入院ですか!!!」と矢継ぎ早に質問すると医者はフッと呆れたような笑みをたたえ「急性胃腸炎。いわゆるお腹の風邪ってやつですね。デング熱じゃありませんよ。」と冷たく言い放ったのでした。

そして翌年、一時帰国された西村ご夫妻から素敵なプレゼントが。
「mamiさんの憧れの彼が分かったよー。ポートレートにしてきました、じゃじゃーん!!」
「?!誰ですか、この人?」

そこには全く見ず知らずの男性が満面の笑みで写っていたのでした。
お2人の思っていた彼と私の憧れの人が実は全く別の人を指していたこと、あとでビデオに映っていた彼の画像を添付すると(何故初めからそうしなかったのだろう)
直子さんから「誰この人?ダイビングショップの従業員じゃないわ。年末だけのお手伝いだったかも。ランギの人じゃないもの」

再会運、もはやこれまで。



おしまい


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