短信

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ダスク・オブ・ザ・デッド /
Splinter

Toby Wilkins

2008 USA 82 Min. 劇映画

出演者

見た時期:2009年3月

2009年春のファンタ参加作品

★ ジャンル

ホラー映画です。この種のホラーはパンフレットであらすじを読んだだけで「またか」と思い、あまり高い期待はしません。「カップルが週末に人里離れた所へ・・・」とか「高校生のグループが夏休みに離島で・・・」の類です。

そんな中一見同列の作品のように見えながら、Splinter は見終わってきちんとした作品を見た気分になります。

★ 何が良かったか

人物の描き方に尽きます。役を引き受けた俳優も良くやっています。元々はドライブ中のカップルを犯罪カップルが襲い、人質に取るところから始まるのですが、そこに人食いパラサイトが現われ、4人は協力して身を守らなければ行けなくなります。見終わって考えてみると、その後の展開がやや平凡さに欠け(どんどん欠けてもらって結構)、そこに良い点が集中します。見ている間は普通のホラー映画を見ている気分になっていて、平凡じゃないぞと気づくのは後からです。

4人のキャラクターがしっかりとした骨組みを持っているので妙なパラサイトが現われて現実味が欠けても、筋が崩れません。ホラー映画にしては珍しく登場人物の行動にそれぞれそれなりの理由があり、納得が行きます。

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