February.6,2006 ガパオ・ラート・カーオ・サイクロン

        書くのが遅れてしまったのだが、先月の京王百貨店、元祖有名駅弁と全国うまいもの大会。ながさき鯨カツ弁当を買った翌週、もう一度行ってしまったのだった。どうしても買いたかったのが、ガパオ・ラート・カーオ・サイクロンという駅弁。これはタイのいかめし、台湾の駅弁に続いての海外弁当第三弾。5年前にタイのいかめしはこの催しで発売され、私も買った。これはこのコーナーの2001年1月に書いている。台湾の駅弁は確か、2年連続で販売したと記憶しているが、長蛇の列で売り切れが続き、私は手に入れることが出来なかった。

        ガパオ・ラート・カーオ・サイクロンは、タイのアユタヤ駅で売っているという駅弁で、タイの一般的な料理、豚肉のバジル炒めを弁当にしたものだという。タイのいかめしの時と同様に、これもそれほどの混乱はなく、あっさりと入手できた。



        豚のひき肉、赤のパプリカ、筍をニンニク、唐辛子、そしてタイのバジルといわれるガパオで味付けしている。とりあえずこの炒めものを中に入っているステンレスのスプーンでパクリ。かっ、辛い! さすがにタイ料理だ、辛い。そこにいい香りの香辛料が香る。これがガパオらしい。ご飯もインディカ米を混ぜているらしく香りがきつくて旨い。ご飯の上にはフライド・エッグ。黄身が半熟で白身の端がカリカリになっている。多めの油で揚げたのだろうか? 辛い炒め物を食べる箸休め(スプーン休め?)にこれはうれしい。


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