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蕎麦湯ぶれいく

伊豆急全線ウォーキング
第6区伊豆高原駅→伊豆大川駅(8.3km)


2016年1月15日

 宿から再びタクシーに乗って昨日の到着地点、伊豆高原駅へ。
 伊豆高原駅は、30代のころ、夏になるとスキンダイビングを楽しみによく来たところ。駅はすっかり新しくなって、見違えるほどになった。

 駅の裏手に出て、地図に従って歩き始める。しばらく歩いたところで、また国道135号に出た。ここもドライブインや、土産物のひものなどを売る店が目に付く。

 今日は曇り空。快晴だった昨日のことを思うと残念だが、どうやら雨は降りそうにない。それにそれほど寒くないのも助かる。来週は寒波がやってくるという予報もあり、今週でよかった。

 前方に大きな観音像が見えてきた。八幡野観音。全長12m。昭和57年に建てられたものだそうだ。

 ここで道は左にカーブ。伊豆急の線路を越えた。この先に殖産浮山温泉郷という別荘地がある。地図には別荘地に入らないようにと明記されていたが、なぜかフラフラと入り込んでしまい、迷子。管理事務所があったので入ってみたら、やはりここには入らずに、国道沿いの道を行かなければいけないとのことだった。丁寧に書かれている地図ではあるけれど、読み手の勘違いというのも多々ありそう。

 ここからの道は自動車道の横にガードレールを作って人も歩けるようにしたといった作り。このガードレールのおかげで歩きやすい道になっているし、クルマも平気でスピードを出している。歩行者とクルマが共存した面白い道だと思う。

 道路は赤沢温泉に入った。道は海岸線沿いに左に続いているが、ウォーキングコースは、ここで神社の脇から山側に上がる。この道はかなり急な坂道。ふうふう言いながら登ると、交通量は少ないが自動車も通っている道に出た。どうやらここは下の海岸線道路ができる前の旧道らしい。ここを左折して先を進む。尾根伝いの道らしくアップダウンはあまりない。ただ時折通るクルマには気を使わなければならない。前方のカーブを膨らんで入ってくるクルマを時折見かけるからだ。

 ときどき左側に見える海を楽しみながら進む。伊豆大川が近づくにつれ、また右側に別荘地に続く道が見えてきた。別荘なんてものには縁のない生活をしている私。おそらく一生、別荘を持てることなんてないだろう。それにしても関東一帯、どこにでも別荘地というものが存在する。存在するってことは需要があるってことでしょ。世の中、金を持っている人がたくさんいるんだなぁ。その一方で、住む家にも困っている人も存在する。私の場合、住む家には困らないが、さりとて別荘を持てるほどの財力はない。まあ、あまり財産を持ちすぎてもやっかいなことが起こりそうだし、今の生活がいいとしますか。

 大川の街が見えてきた。
 道の途中で花が咲いた気の早い桜の木を発見。河津桜だろうか? 河津桜のシーズンも徐々に近づきつつあるようだ。

 伊豆大川駅に行ってみたら無人駅になっていた。夏のシーズンにならないと観光客も少ないのかもしれない。

1月19日記





















第7区伊豆大川駅→伊豆熱川駅

静かなお喋り 1月15日

静かなお喋り

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