蕎麦湯ぶれいくオーベルジュはせべ

蕎麦湯ぶれいく

オーヴェルジュはせべ

２０１７年４月１２日

　伊豆熱川駅を出ると、送迎のワゴン車が駐っていた。
　送迎車は熱川の山の方の別荘地へと昇っていく。熱川というと海岸を思い浮かべるから、山に向かうというのは意外な気分だった。
　10分ほどで［はせべ］へ到着。
　ここはネコのいる宿。ロビーの椅子に座ろうとすると、ネコが先に座ってたり寝ていたりする。
　部屋へ案内されると、ネコも一緒に付いてくる。ご主人と一緒に仕事をしているかのよう。
　温泉はないが貸切風呂があったので、さっそく入った。露天風呂もあってのんびりと身体を延ばせた。
　部屋には冷蔵庫はなく、ビールはルームサービス。よく冷えたエビス小瓶に柿ピーのおつまみ付き。
　夕食は18時半から。
　食事中もネコが足元をうろついているが、決して食べ物をねだることはなかった。ここのネコたちはキャットフード以外には興味をしめさないとのこと。
本日のメニュー。
びんちょうまぐろのタルタル
新じゃがのポタージュ
金目鯛のポワレ
牛ロースと温野菜のミルフィーユ仕立て山葵ソース
朝積み苺のパルフェ
　一品一品の量は少ないように見えたが、食べ終わったら満腹。素材の味を大切にした料理ばかりで、ソースが邪魔をしていないのも好感が持てた。
　猫カフェ＋フレンチ＋宿。面白いコンセプトの宿泊施設だった。
　チェックアウトのとき、請求金額が高かったので「おやっ？」と思ったら、消費税とサービス料が加算されていた。ネコちゃんたちにサービス料を払ったと思えば納得。アハハハハハ。

４月１４日記