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蕎麦湯ぶれいく

塩原渓谷回顧(みかえり)コースからもみじ谷大吊橋へ

2013年4月23日

 6時に起きて、まずは一風呂浴びに大浴場と露天風呂へ。温泉に来たら、早く起きて、まずは朝風呂でしょ。

 8時の朝食までに、また周辺を散策。七ツ岩吊橋を渡って向こう岸に渡り、対岸の遊歩道を歩いてくる。今日も渓谷の遊歩道を歩きに行く予定。今日は昨日の、やしおコースよりはキツイらしい回顧(みかえり)コース。そのためのウォーミングアップも兼てのこと。今朝は昨日よりも晴れているし暖かい。

 旅館の和風朝食の多くに不満を覚えるのは、ご飯のおかずになる料理を揃えるのはいいのだけれど、どれも塩分が強い事。それだったらおかずの量は少なくてもいいわけで、おかずを半分も食べれば、もうそれでよくなってしまう。特に私のように、もう朝から何倍もご飯のお代わりをすることがない人間には、しょっぱいおかずばかり並べられても困る。今回の[彩つむぎ]の朝食がうれしかったのは、おかずがどれも塩分ひかえめだった事。おかげで、ご飯一膳でおかずまで完食してしまった。

 あれだけ苦手だった湯波も、朝からしゃぶしゃぶにしていただくとおいしいものだと実感できた。鮎のうるか焼は丸ごと食べられて骨がまったく気にならずに食べられた。野菜サラダはふきのとうドレッシング。大根の煮物は熱々。自家製ヨーグルトははちみつ入りでおいしい。高原牛乳もいただいて乳製品はたっぷりだ。野菜ジュースまで飲んでしまうと、もうコーヒーまでは手が出なかった。

 ゆっくりと支度をして9時50分にチェックアウト。宿の目の前の七ツ岩吊橋バス停で9時59分のバスに乗る。数分で昨日の出発点塩原大網到着。ここから今日は反対方向の回顧(みかえり)コースを歩くことに決めた。

 出発はまた谷に向って降りていくところから。留春(りゅうしゅん)の吊橋を渡ったところが、留春の滝。そこからしばらく行くと一気に急坂になった。これはさすがに、やしおコースとは違うなとは思うが頑張って登る。

 足が悲鳴を上げかけたころ道は上りが終り、尾根伝いを歩くような道に。途中アカヤシオの立札があった。アカヤシオ(赤八汐)この山では四月下旬から咲くというツツジ科の植物。さすがにまだ4月23日では無理かと思ったら、何輪か少しだけ咲いていた。

 ここからは今度は下り。左に回顧の滝が見えたら、もう終点の回顧の吊橋まではすぐだった。吊り橋を渡りまたキツイ上り坂を登って国道へ出る。

 まだ時間が早いので、その先にある、もみじ谷大吊橋まで行ってみる。今回の旅行ではいくつもの吊橋を渡ったが、ここだけ有料。全長320mもの長さがあるから、有料と言われても仕方ないとは思うが、これはやはり観光用なのかもしれない。300円払って渡った先はちょっとした公園になっていた。ぐるりと散策して元に戻る。

 13時20分のバスに乗り、帰途に就く。14時10分那須塩原駅到着。14時30分の、やまびこ214号で東京15時44分到着。

 ただいまー!

4月25日記





















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静かなお喋り 4月23日

静かなお喋り

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