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ruffy★sanji
★
サンジはナミに渡された紙切れの通りのホテルをたずねた。
なんか城みてえなホテルだな。
それもピンクだし・・・。
「ここに来てるルフィってヤツは?」
受付のオヤジに尋ねると、
そいつはやけにじろじろとオレの方をみやがる。
・・・?
何だコイツ。
不審に思いながらも案内される部屋を進む。
「この部屋でさあ。
どうぞごゆっくり」
そう言うとオヤジは不愉快な笑みを浮かべた。
戸を開けると、
とたんにルフィのゴムの手が伸びてきた。
「うわっ」
篭に入れた肉を落とさないように抱えこんだまま、
ルフィのほうに引き寄せられる。
「サンジだーーー!!!」
喜ぶルフィ。
「あー、肉持ってきてやったから、
手エ離せ」
せっかくの焼き立ての肉が潰れちまうじゃねえか・・・。
「食っていいのか!!!!!!」
「ああ、いいぜ」
「じゃ、肉はあとで食う」
?
あとって?
サンジは不思議に思った。
何か変じゃねえか?
ルフィがサンジの手から篭を取り上げて、
机の上に置いた。
それからサンジの方を向き直り、
にっと笑った。
「・・・肉はそっちだろ」
「先にサンジを食う」
「はい?」
・・今、コイツは何て?
食うっていったよな。
えーと。
よく見るとこれってベッドの上じゃねえか・・・。
はは、考えすぎだよな。
固まるサンジにルフィの腕が伸びてくる。
「うわああああ」
サンジの声が部屋に響き渡った。
★★
意外に強い力で押さえ付けられ、
サンジは身動きが取れない。
「ひゃあっ」
いつの間にか服はほとんどはだけられ、
ルフィの手が敏感な所に触れてくる。
ばたばたと足を動かすが、
のしかかられて身動きがとれない。
「かわいいなあ、サンジは」
あまりな言葉にサンジの顔が真っ赤になった。
「・・・ガキ・・・のくせ・・・に!!」
人をからかうんじゃねえ。
「オイシソウなのが悪いんだ」
そう言うとルフィはサンジの頬に音をたててキスをした。
「オレはずっとサンジが食いたかった。
だから、ナミがプレゼントしてくれたんだ」
そんな、ナミさん・・・。
「このチャラチャラした部屋はサンジの初めての部屋だからってナミが・・・」
どーーーん。
・・・ナミさんが・・・そんな。
そんなはずは・・・。
ああっ、
ルフィどこ触ってんだよ!!!
そんなとこ・・・。
ヘンな気持ちになるじゃねえか。
「あああっっ」
「キモチいいだろ、サンジ。
もっと良くしてやるから」
だめだって!!
お前はキャプテンで。
オレら男だし。
キモチいいけど・・・・。
ああっ・・・。
イき・・・そう。
・・・ヘンになっちまうよ。
ルフィ、ルフィ。