ゾロは必死で食事を続けていたが、
下半身からは蕩けるような快感が打ち寄せてくる。
見下ろすと懸命にゾロのモノをくわえているサンジの姿にくらくらきそうだ。
・・・エロすぎだぜ、コイツ。
元々、そういう素質があったのか、
サンジは抱けば抱く程、
淫乱度を増す。
恍惚とした表情でゾロに奉仕しているサンジ。
・・・たまらん。
いつもこいつには振り回される。
いつもいつも思い通りにはさせねえ。
ゾロは精神を統一し、
下半身からサンジを引き離した。
上気した頬、
半開きの口、
絡まる舌・・・。
見た瞬間にこらえきれずに射精していた。
顔にかけられながらも、
サンジはうっとりとしていた。
それを見た瞬間、
ゾロの理性は消しとんだ。
サンジの反応すら目に入らなくなる。
力ずくでサンジを押し倒した。
何度も交わってゾロを受け入れやすくなった体に、
激しく自らの楔を打ち込んだ。
「・・・イ・・・イっ・・・」
サンジの歓喜の声や、
乱れる姿がさらにゾロを昂らせた。
途中から、
サンジが苦痛を訴えるようになっても、
ゾロの責めは終わることなく続いた。
足りねえ。
どれだけぶち込んでも、
足りねえ。
こいつの中、
オレのモノでいっぱいにしたい。
お前もオレが欲しいんだ。
オレもお前が欲しい。
だから、
付き合え。
最後まで、
オレにつきあえ。
何、悲鳴なんてあげてんだよ。
何、嫌がってんだよ。
都合のいい時だけ、
相手してやるほどオレは甘くねえ。
本当にオレが好きなら、
最後までヤらせろ。
オレはまだてめえが「足りねえ」んだよ。
お前もそうなのか、
オレには分からねえ。
だが、勃ってる間は「欲しい」ってことだろ。
だから容赦しねえ。
ま、てめえの弱いとこなんざお見通しだ。
萎えさせもしねえけどよ。
限界がどこにあるのかオレは知りてえ。
この欲望に果てはあるのか。
この感情に果てはあるのか。
たった一日で果てが見えるのか。
見えねえ。
全然見えねえ。
ただ、欲しくて欲しくてたまらねえ。
それが、ずっと続く。
これは剣では斬れねえ。
時間でも埋められねえ。
このエロコックのせいで、
オレはおかしくなる。
昼も夜も。
なんで、これだけヤってて満足できねえんだ。
いつでもヤりたいのはなぜだ。
こいつといると「ヒト」でなく「ケモノ」になってしまうのは何故だ。
愛しくて、愛しくて、
でもこいつを泣かせて、
壊してしまいたい。
噛みちぎって、
ヤり殺してしまいたい。
・・・そしたら、
「サンジの全部」
がオレのもんになるだろ。
オレだけを見て、
オレだけを感じて、
オレだけに全てを曝け出す。
これ・・・か。
欲しいものは。
口でなんと言っていいのか分からねえ。
だから体を繋げる。
サンジの奥深く。
他の誰も入れない所に。
ずっとだ。