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危険物収納庫
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■11■
オシオキ
 
 
 
 
 

「も・・・嫌・・・だ」
サンジは止まらない涙を拭うこともできず、ルフィの前で土下座させられていた。
だらしない体に対する制裁。
そう言って、ルフィはサンジの勃起したものを紐で固く結んだ。
一度も解放されてないのに怒張し続けているソコは紐が食い込み、放出を待ち望んでいる。
イキたい。
イカせてくれ。
もう、何がどうなってもいいから。
サンジの精神は段々、自制を失っていく。
オレの体で元気なとこって、もうココしかねえかも。
心も体も痛み、もう体を動かすのも億劫だ。

ゾロが付けた痕の上には全部、ルフィが新しい傷をつけた。
傷口からは血が流れ出している。
幾筋もの血。

「もうゾロとなんか出来なくしてやる。」
そう言って、ルフィはサンジの体の中にツメをたてた。
どこかが切れたのだろう。
ゾロのモノに混ざって、血が流れだしていた。

激しい痛みと屈辱。
ルフィの言う通りにしないと、どうなるかわからないという恐怖。

「サンジ、お前はダレのもんだ」
ルフィはそう言って、固く勃ち上がったサンジのモノを足でつつく。
「ん・・・」
快楽が背筋を駆け抜け、サンジは体を震わせた。
痛みを与え、
敏感な部分を責め上げる。

その合間に何度となく繰り返される問い。
ルフィは憑かれたようにその言葉を口にする。
「ルフィ」
サンジは繰り返し、その名を呼ぶ。
 
 
 
 

もう体を支えるのもやっと。
けれど、サンジが気絶してもルフィに叩き起こされ、色々な事を要求される。
オレはルフィが好きじゃなかったのか。
それだけの事も考えられなくなる。
「・・・もう、しません」
うわ言のように繰り返す詫びの言葉。
正気では絶対言えない言葉の数々。
 

狂ってる。
「言葉」なんて嘘だらけってことを誰よりも知っている、ルフィ。
偽の行為を何よりも嫌う、ルフィ。
こんな風に言葉や行為をつむぎだしたって、失われることを知っているはずなのに。
いつもの・・・ルフィじゃねえ。

「何で・・・こんな・・・こと・・・」
「サンジが好きだからだ」

こんなに、酷いことをしていても揺るぎのない言葉。
ルフィ、それがお前の真実?

傷ついた口をルフィの体が犯す。
アナという、アナにルフィの精液が流しこまれる。
ルフィはサンジのぐったりした体に己の体を打ち込み続ける。
まだ、足りない。
許せない。
どうしても、許せない。
血が出てる。
気にしない。
オレはどんなサンジでも好きだから。
サンジが、オレを好きじゃなくても、絶対に逃がさない。
 
 
 
 

痛い。
痛い。
痛い。

心が痛い。
体よりも心が痛い。

分かってる。
どれだけ、腰を振ったって、心が繋がってないんだってことを。
どれだけ、セックスしたって決して満たされることなんてないことを。
快楽と、幸福はチガウ。
どんなにキモチよくても幸せにはなれねえんだ。
好きが・・・足りねえから。

好きで。
好きで。
好きで。
 
 
 
 
 

ぽた。
涙が出た。
欲情してるのに、涙が出た。
一回大量に出始めると止まらなくなった。
でも、泣いてたら、サンジが手に入らない。
ルフィは再び動き始めた。
 
 
 
 

■12■