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危険物収納庫
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■3■
発芽
 
 
 
 

「サンジーーーメシ!!!」
ルフィがいつものようにがっついている。
「うるせえな。今、作ってやるから待ってな」
手際よく料理を作るサンジ。

ゾロはその様子をぼんやりと見ていた。
あれから、あの光景を思い出さない日は無い。
蘇っていくるのはいつもサンジの姿。
白い体。
白い足。
ルフィを受け入れて喜んでいた体。
だらしなくよがり狂っていた顔。
おびただしい精液。

何故、こんなものを思い出す。
思い出すと勃起していることに気づく。
一体、どうしちまったんだオレは。
男同士のセックス、それが何だ。
知ってるやつがやってるからって、それが何だ。

オレはおかしい。
気づくと意識があの夜に戻り、体が火照る。

ルフィがサンジを気に入ってるのは知っていたが、体まで食ってるとは。
サンジも体まで食わせているとは。
昨日今日とは思えない濃厚な性の交わり。

オレの目の前でごちゃごちゃやってるサンジ。
早く目の前から消えてくれ。
最近のオレはどうかしている。
立っている奴のハダカを思い浮かべる。
あの体はルフィが好きに使っている。
男に使われて喜ぶ体。

「オイ、クソ剣豪、テンション低いな。スペシャルドリンクやる」
「メシ食え、腹巻き男!!!」
「酒やるぞ!!クソゾロ!!」
オレは接触しねえようにしてるのに、しきりにかかわってくるバカコック。
 

サンジ。
早くオレの目の前から消えてしまえ。
オレにからんでくるな。
お前、あまりやりすぎると。

犯すぞ。
 
 
 
 
 
 

■4■