ura-top  地下食料庫  November  Rain

November
Rain

 act 4
commission

 
 
 
 
 
 

ゾロは柔らかな感触を手に感じた。
・・・気持ちいいじゃねえか。
さらさらとした手触り。
それから、あたたかな・・・。
目を開けるとすぐそばに金の髪が。
気持ちよさそうに腕の中で眠っている相手。
・・・サンジって言ったか。

・・・オレ、なんでコイツを抱きしめてるんだ。
腕の中に抱き込める細い体。
コイツ、エロいな・・・。
無意識に体の線をなぞり、
黒いレザーのぴったりした服を脱がしていく。
黒い服の下から現れた白い肌。
ゆっくりと掌を這わせ、
その肌を楽しみ、
口付けた。

「・・・ん・・・」
サンジは体が熱くなるのを感じ、
体を動かそうとしたが、
動けない。
下肢から、快楽が立ちのぼる。
キモチイイ・・・。
イキ・・・そう。
朦朧とした意識の中、
体は快楽を追いかける。
頭の中で火花が散ったような感覚が駆け抜け、
サンジは体を大きく震わせた。

生温かい感触が下肢を包み、
蠢くものがサンジの体の中で存在を示す。

・・・何・・・。
何だ・・・コレ。
意識がはっきりしてきたサンジは、
自らの下腹部を見て驚愕した。
恐らく限界まで昂っている雄はゾロにくわえられており、
体の中ではゾロの指がうごめいているようだった。

「・・ひっ・・・」
急所を責められたままでは、
逃れることもできず、
サンジは身をこわばらせた。

「あっ・・・ああっ」
抗議の声より先に嬌声が溢れ出る。
止まらない喘ぎ声。
それはやがてゾロの口で塞がれて、
指の代わりにゾロのモノで貫かれた瞬間、
サンジはイった。

逃げることなどできなかった。
キモチよすぎて。
ゾロに触れられるところから、
羞恥と快楽が溶け出していく。
目の前の男のくれる快楽。
ヤバイ。
どんなクスリよりも、
どんなセックスよりも、
クる。
今まで感じたことがない位、シビレる。
だらしなく喘ぎつづける自分。
だらしなく足を開きつづける自分。
最低。
だけど、最高。
何でだよ。
今までの性がたった一度に抜き去られてしまうなんて。
こんなにキモチいいことが、あるなんて。
狂っちまうよ、オレ。
快楽で狂う。
それもいいかも。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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