アフロマンは正義、アフロマンは愛。
誰かがそう言ったけれどそれは本当のことかもしれねえ。
少なくとも、オレの『アフロマン』はそうだよな。
ゾロはオレだけのものだよな。
「オー、イエー!!!」
力強く断言され、サンジはゆっくりとゾロに口付けた。
それがきっかけで、荒々しく抱きしめられ、あっという間に裸にされた。
衣服といっしょに、羞恥心だとか、理性だとかも一緒に引き剥がされた。
与えるだけじゃだめだ。
奪われるだけでもだめだ。
欲しがるだけでもだめだ。
すべては細い糸でつながれて微妙なバランスを保ちながらつながっている。
切れ
てバラバラになるのはたやすい。
だけど、きれいに均衡を保つこともできる。
その中心にあるものは、『愛』。
サンジはここにそれが満ちていることを感じていた。
ゾロもそれを感じていた。
互いに愛しく大切でたまらない。
どうしてなのかなんて、誰にも分からない。
理由なんて分からなくても、恋はできる。
愛さえあれば、いろいろな障害を乗り越えることができる。
オレは乗り越えてみせる。
ゾロは心の中で断言した。
オー、イエーーーーー!!!
全ての思考は麻痺し、時は止まってしまったように感じられた。
ゾロは激しく発光しながら、サンジと深く繋がった。
溢れる想いを全てサンジの中
に放出するまで、アフロパワーが尽きることはない。
その夜、謎の光があらゆるところで輝き、空はオーロラのようであったという。
夜通し続けられる光の饗宴に、人々は恐れ祈った。
アフロマンにかかわる悪の組織はどういうわけか、一瞬にしてすべて破壊されており、
武器をしまっていた建物はすべて崩壊していた。
悪党の屍が数多く転がっていたが、隣にいた善人にはかすり傷ひとつついていなかった。
金髪の若者と金髪の女性を腕に抱いたアフロマンを見たという者、
金髪の女性をお姫さまだっこして空を飛ぶアフロマンを見たという者など、
数限りない目撃
情報が寄せられていた。
また、アフロマンに助けられたという者も続々と現れていた。
証言の時間帯がほぼ重なっていることもあり、
どこまでが真実でどこまでが虚実なのか、誰にも判断できないほどの膨大な情報だった。
共通しているのは、すべて「アフロマンは偉大だ」というものばかりだった。
感謝、感激
、感動の嵐がおきていた。
アフロマンの服装についてはいろいろな目撃情報があった。
しかし、どこまで真実なのかは謎だった。
OH YEAH !!!
OH YEAH !!! OH YEAH
!!! OH YEAH !!! OH
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OH YEAH !!!
OH YEAH
!!!
OH YEAH !!! OH YEAH
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YEAH !!! OH YEAH !!!
OH YEAH !!!
OH YEAH
!!!
OH YEAH !!! OH YEAH
!!! OH YEAH !!! OH
YEAH !!! OH YEAH !!!
OH YEAH !!!