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サンジは大きく目を見開いた。
これって、やべえ・・・。

っていうか・・・、
キモチ・・・いいかも。

いかん・・・。
このままでは流されちまう。
ゾロの身体がオレにのしかかってて、
熱くって・・・。
ヘンな気分になる・・・。

なんか・・・どうなってもいいような。
ゾロに・・触れられてえような・・・。

いかん・・・!!!

あっ・・・でも・・・。

激しく口付けながら、
ゾロの掌が素肌をなぞる。

ひゃああああ。
やめろって・・・。
あああっ・・。

突然口付けから解放され、
サンジは必死で呼吸をした。
 
 
 
 

涙目になりつつ、
真っ赤な顔をしてゾロを見るサンジ。
・・・可愛いかも・・・。
ゾロはニヤリと笑った。

んじゃ、
いただくとするか。
 
 
 
 

その瞬間、
ゾロの鳩尾に鋭いケリがくわえられた。
ドゴッ!!!!

ゾロはふっとばされ、
壁を突き抜けた。

・・・・いてえ・・・・。
壁にたたきつけられた時にどこか切ったのだろう。
血が流れている。

・・・上等じゃねえか。
そっちがそのつもりなら手加減しねえぞ。
 
 
 
 
 

逃げようとするサンジに飛びつき、
激しく床に叩き付けた。
痛めつけてえわけじゃねえけど、
この暴れ馬みてえなヤツをおとなしくさすにはちょっと力入れねえとな・・・。

「ぐっ・・・」
サンジは衝撃のショックで一瞬目の前が真っ白になった。
ゾロとは毎日さんざんやり合ってる。
チクショー、
こいつやっぱ、強ええ。
本気でやりやがった・・・。
痛えじゃねえかよ・・・。
あ・・・血・・・出てんな。
 
 
 
 

ゾロはサンジの力の抜けた手を、
素早くローブの紐で拘束した。

それから、
サンジの身体を欲望のままに貫いた。
 
 
 
 
 
 


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伝説の秘宝オールブルー

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