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王様GAME■

10
■3-PERSONS■
 
 
 
 
 
 
 

サンジは重いまぶたを開いた。
・・・どこだ、ココ。

ああ・・・ココか。
いつもの、倉庫。
いつもの、天井。
いつものことだ。

それから、ルフィとゾロが側にいることに気がついた。

「起きたか。んじゃ、ソレ、とっていいぞ」
ルフィが指差した先には怒張したままのサンジのモノがあった。
紐が食い込み、
ガマンできずにこぼした液で濡れそぼっていた。

サンジは一瞬目を反らした。
イキたくてたまらない。
だけど、信じられないくらい、恥ずかしい。
だけど、とらねえと。
おずおずと紐に手をかける。
今にも爆発しそうなまま塞き止められた性器が震える。

・・・取れ・・・ねえ。
きつく結ばれた紐は水気を含み、
敏感な所にびっちりと食い込んでいる。

「どうした、サンジ。見せてみな・・・」
ルフィが近寄ってきて、乱暴に紐に手をかけた。
「・・・ああっっっ」
ほどこうときつく引っ張られ、
サンジはたまらず声を上げた。
それは明らかに苦痛のみではない。

「へー、サンジ、触られるとキモチいいのか?」
ルフィの様子に気付いたゾロの手も触れてくる。
「こんだけおっ勃ててちゃ、とれるもんもとれねえだろ」
ゾロの言葉にサンジはうなだれた。
多分、最初より大きくなってる。
おまけにかなり先走りの液で濡らしている。
自分のやつでだ。
あまりの恥ずかしさに、涙がにじむ。

でも、イきたいんだ。
イかせてほしい。
早く・・・。

のどまで出かかった言葉をかろうじて飲み込む。
コレを言ったら、
オレはオレでなくなっちまう。
こんなんで、まだ「なかま」にこだわってるなんてバカだが。
もう、ルフィとゾロはオレとは対等じゃねえって。
それを認めるみてえで、嫌だ。

分かってる。
本当は。
ルフィとゾロはオレとは違う人種だってことぐらい。
見ている世界が違う。
見ている夢が違う。
生きる目的が違う。
 
 

「よし、切ってやる!!」
ルフィが手にしたものを見て、
サンジは一も二もなく逃げようとした。
そこを後ろから抱きとめられた。

ルフィの手に握られているのは・・・。
・・・ゾロの妖刀!!

ルフィのやつ、
よりによって、
そう来るか・・・。
ゾロは呆れながらも、
サンジを羽交い締めにして、大きく脚を開かせた。
サンジはルフィの目的を察し、こわばっていた。
怯えるサンジについイタズラをしたくなる。
ルフィの方にしか意識の向いてないサンジの尻に、
再び昂った己のモノを捩じ込んだ。
「・・・ひいっっ」
サンジは逃れようとしたが、
自らの重みで限界までゾロを受け入れた。

「あーーーずりいぞ、ゾロ!!
サンジまた大きくなったじゃんか!!」
慣らされた体はすぐに反応し、
更なる快楽を積み重ねていく。

「サンジ、動くなよ
動くと切れるから」
笑みを浮かべ近付いてくるルフィ。
ゾロは暴れようとするサンジの体をきつく押さえつけた。
脚を絡め、脚も動かせないようにする。

このアホのことだ。
急に動いたりするかもしれねえ。
ルフィはルフィで切れても気にはしないだろう。
コイツにあるもんが無くても多分ルフィにはどうでもいいことだろう。
オレがちょっと腰を動かせば、
あっさり切れちまうだろうな。
一瞬、想像する。
血と悲鳴と激しい締め付け・・・。
だがオレはそんなものは望まねえ。
このままヤるだけで十分だ。

明かりを反射し、
輝く妖刀がサンジの性器にあてられる。
気が遠くなるような時間が過ぎ、
ルフィが笑顔を見せた。
「切れた!!」

紐が外れると同時にサンジは勢いよく精を吐き出した。
側にいたルフィの顔や体にも飛び散り、
自らの体も汚す。
「・・・クるな・・・」
ゾロもまたきつく締め付けられ、
サンジの中に再び精を放った。

完全に意識を失ってしまったサンジ。
ルフィが起こそうとするがぐったりしたままだ。
「ちぇーーーっ。
オレ今日入れてねえのに!!!!」
ぶつぶつ文句をいうルフィ。
 
 
 
 

「今度は違うやつにするよ。
またやろうな、王様ゲーム」
 
 
 
 
 
 

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