「あれっ、サンジの勝ちだ!!??」
カードを見た瞬間、
ルフィは拍子ぬけしたような声を上げた。
カードの秘訣を知っているのは、
オレとゾロだけだから、
サンジは知らないはずなのに。
ゾロはサンジをじっと見た。
どうせ、ナミにでも聞いたんだろう。
まったく、あの女ときたら、
金になれば何でもいいんだからな。
まあ、そいつに金払ってるオレ達もロクなもんじゃねえが。
「王様の命令は・・・。
何もしねえこと!!」
「えーーー、なんでだよ!!!
今日もいっぱいシようと思ってたのに!!」
サンジの言葉にルフィは真剣に文句を言っている。
ゾロはしばらくルフィの様子を見ていた。
それから、サンジの様子も。
コイツ・・・、ヤらせねえ気か?
そうはいくか。
「オイ、ルフィ、脱がせろ」
ゾロの言葉にルフィが振り返る。
「最後はてめえでヤるってことだろ」
途端にルフィの目がキラキラと輝いた。
「そうか!!
そういうことか!!」
ゴムの体がサンジに巻き付き、
動きを封じこまれる。
サンジはとっさのことで逃れることもできず、そのままになっていた。
・・・チクショー、
こんなつもりじゃ・・・。
抵抗しようとしても、
ゾロと二人がかりでは相手にならない。
身につけているものを全て取り去られ、
四つん這いにさせられた。
閉じようとする脚を無理矢理開かせられる。
羞恥に震える体に、
予告なしにゾロの楔が打ち込まれた。
「・・・っ。あああっっ」
悲鳴を上げた口にはルフィのものが差し込まれる。
「・・・んん」
「じゃ、サンジ、後は何もしないからな」
背後からゾロの言葉が聞こえる。
「ししし。いい感じだ」
ルフィが笑うと、振動がアゴに伝わってくる。
う・・・そだろ。
こんな・・・。
こんな状態で、
ほうって置かれるなんて。
繋がった部分からゾクゾクと震えるような熱さが伝わる。
イヤだ。
オレはこんなことを求めちゃいねえ。
イヤじゃねえ。
オレはこれを求めている。
もっと、もっと欲しい。
もっといっぱいにして欲しい。
・・・チガウ。
チガウんだ。
ルフィにひざまずいて、
ゾロにひざまずいて、
奉仕したり、
抱かれるのは、
屈辱で・・・。
快感・・・。
一時の快楽を楽しんで何がいけねえ。
キモチいいことをすればいい。
だけど・・・。
どうしても考えてしまう自分の姿。
オンナみたいにこいつらにヤられて、
よがり声をあげる。
オレはこいつらのオンナじゃねえんだ。
だから、どうしていいのか、
分からねえ。
だけど、
体はルフィを欲しがってる。
ゾロを欲しがってる。
ガマンできねえくらいに。
もう繋がっている体。
快楽の予感にもうイきそうだ。
逃げても快感。
逃げなくても快感。
オカシクなる。
オレは耐えられねえ。
逃れられねえ。
いつも、いつも。
・・・キモチよくなりてえ。
だから・・・。
オレはもう、ガマンできねえ。