2
■SIDE RUFFY■
「ねえ、ルフィ、また王様ゲームしない?」
ナミが昼寝をしているオレに話かけてきた。
昨夜、王様ゲームってのをナミがした。
勝ったら、好き放題できるゲームらしい。
「ええ、本当か?」
昨日、ゾロがサンジにチュウをして、
サンジがいなくなって、そこでゲームは終わった。
「ルフィ、あんた次第でサンジ君を食べさせてあげるわ」
「何−−−−、サンキュー、ナミ!!!」
「だから、今度、港に着いたら余ったお金で宝石買うわね」
「あーーー、いいぞ!! ナミ、お前っていい奴だな!!」
ナミは器用だから、カードに細工するのは簡単らしい。
オレはずっと知ってたけど、
別に気にしなかった。
「サンジくーーーん。王様ゲームしよっかあ」
「はっ、はいっっっ、でも・・・」
あまり乗り気でないサンジはしぶしぶ輪に加わる。
ゾロは当たり前のような顔をして集まった。
ウソップやチョッパーも来た。
「いい? 今日は夕べのような、なまぬるいことはやらないわ」
ナミが高らかに宣言すると、
ゾロが嫌そうな顔をした。
「キスから先を許可するわ!!」
サンジは見るからにびくびくしている。
ゾロはナミを睨み、
ウソップとチョッパーは真っ赤になっている。
ナミは微笑みすら浮かべてカードをきる。
「1番は2番に好きなことをしてよし!!」
オレはカードを見た。
1番だ。
急にサンジが立ち上がる。
手からこぼれおちたカードは・・。
2番。
さすがナミだ。
オレが見込んだだけのことはある。
「サンジ君。命令よ!!」
ナミの言葉にサンジはおろおろしている。
ラッキー!!!
オレはサンジを引きずると倉庫に入った。
別に外でもよかったんだけど、
邪魔されたらいけねえから。
その後は簡単だった。
暴れるサンジを倉庫に引きずりこむ。
わりとあきらめ悪いのな、サンジって。
身長はオレの方が小さいけど、
細い体を抱き込むと、もう抵抗できねえの。
「離せよ!!!」
オレだって、ドコまでやるかなんて考えてはいなかった。
サンジが悪いんだ。
煽るようなことすっから。
面倒だから腹を強く殴った。
サンジにはよく蹴られるけど、
殴ったことってなかったような。
簡単にふっとばせた。
多分、ゲームはきっかけだったんだ。
オレは気持ちいいことが好きで、
サンジはそれをくれるってこと。
押さえつけて、ネクタイを外す。
まだ抵抗しようとするサンジのネクタイを引き抜き、後ろ手に縛った。
強引に服を脱がすとサンジは必死で抵抗しようとした。
見るとさっき殴ったとこが赤くなっている。
「まだ殴られたいのか?」
オレがそういうと、サンジはびくりと震えた。
オレはゆっくりとサンジの体をなでた。
白い肌があらわになる。
すらりと伸びた長い脚。
ヤりたいな。
いつかサンジが言っていた。
すべすべの肌、とか。
白い肌、とか。
こいつは自分の持っているものに気づかない。
いつも、いつも。
あのレストランでも、そうだった。
一人で空回りして、
一人で傷ついて、
一人で納得した。
だけどこれは一人じゃできない。
サンジが反応する部分を繰り返しなでてやると、
艶のある声を出した。
欲情を示すサンジの体。
いやらしいよな。
「ああっっっ」
勃ちあがったソレを扱いてやると、
サンジは感極まった声をあげた。
これって、もっとヤってってことだろ。
オレはナミが安価で売ってくれたクリームをサンジの後ろに塗り込めた。
「ルフィっっ!!」
オレのしようとすることが分かったのか、
サンジは必死で逃れようとした。
オレは声を出させないよう口付けた。
もう今更止められねえって。
覆いかぶさるようにしながら、体を割り込む。
オレのモノはもう準備OKだ。
前を嬲りながら、
指でサンジの中を慣らし、
あちこち突いてやる。
サンジが激しく反応する一点を執拗に責める。
「・・・あっ・・・ああ」
充分にほぐした後、
オレはサンジの体に入った。
激しい締めつけに、意識がとびそうになる。
キモチいい。
すっげえキモチいい。
オレは夢中で動いた。
飽きるまで、快楽を貪る。
楽しいよ、コレ。
止められない。
キモチいいから。
止まらない。
キモチよすぎて。
すげえ楽しいな、
王様ゲーム。