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王様GAME■

9
■3-PERSONS■
 
 
 
 
 

ゲームは終わったはずだった。
だが、ある夜、
ルフィが再びカードを手にした。

「勝ったものがサンジに好きなことできるんだ」
そう言った。

それから、勝つのはルフィだったり、
ゾロだったり。

その日はルフィの勝ちだった。
「オレたちより先にイかないこと」
王様の命令は絶対だ。
ルフィは勃ちあがったサンジのモノを手近にあった紐で戒めた。

サンジは唇をかみしめてされるがままになっていた。
いつもは饒舌なサンジだが、
この部屋では大人しくなる。
下手にルフィやゾロの機嫌をそこねると何をされるかわからない。
どうせヤられるなら、
力ずくより、自分からした方がマシだし。

嫌だとか、
恥ずかしいとか、
みっともねえとか。
ヤられてしまえば、そんなものはどこかへいってしまう。
そのうちに訳が分からなくなって、
最後はどうでもよくなる。

サンジはルフィとゾロの間に膝だちすると二人のモノを片手ずつ握りしめた。
交互に口に含んだり、
舌でなめ上げ、
懸命に奉仕を続ける。

「・・・カンジてんじゃん・・・」
ルフィはサンジの萎えないソレに目を落とした。
体は素直だ。
ひねくれた心と違って。
まっすぐじゃない言葉と違って。

ほら、こんなにイかせて欲しがってる。
普段ちっともガマンしないかと思ったら、
ヘンなところでガマンしてるサンジ。

サンジは下半身に熱い疼きを感じていた。
解放を求める欲望と、
体の奥にさらなる刺激を欲して疼いている。
無意識のうちに腰が揺れる。
いつもなら・・・。
もうとっくにイっている頃だ。
とっくにルフィやゾロの熱い楔を打ち込まれている頃だ。
はやく。イきたい。
 
 

「オイ、しっかりやれ」
ゾロの言葉に焦点の合わない瞳のサンジがびくりと震えた。
敏感すぎる体。
こいつの心まで敏感かどうかはよく分からないが。
触れている体が熱い。
触れている部分を通してサンジを犯す。
繰り返し、繰り返し。
気持ちいいから。
病み付きになるほどの快楽。
これは危険。
だが、止められねえ。
ヤっても、ヤっても、きりがねえ。
もっと、もっと、欲しくなる。
まるでたちの悪い麻薬。
もう後戻りはできねえ。
なら、先に進むまでだ。

こいつを啼かせたい。
乱れさせたい。
もっと強く。
もっと淫らに。

ゾロの足がサンジの勃ちあがったものに触れ、
サンジはくぐもった悲鳴をあげた。
「・・・・っ・・・」

意図的に足が敏感なところを狙って触れてくる。
「・・・あっ・・・はぁっ・・・」
サンジは口の奉仕もままならなくなってきた。

「だめじゃん、サンジ。
気ぃ散らすんじゃないよ」
喘ぎ声を上げるサンジの口はルフィの性器で塞がれる。
それから、乱暴に頭を掴まれ、
揺さぶられた。
のどの奥まで犯されながら、
サンジはルフィに奉仕を続けた。
あまりの激しさに唾液がこぼれ落ちる。

その間もゾロの足によって刺激されつづけたモノからも、
先走りの液がこぼれ落ちていた。

やがて、のどの奥にルフィの熱い迸りを感じる。
飲みきれない程の大量の精液がアゴを伝い、
床にぽたぽたと落ちた。

意識が飛び、
思わず膝が落ちる。
朦朧とした体を引き寄せられ、
大きく脚を開かせられてから、
一気に熱い楔で貫かれた。
「ぁああっっ」

「サンジ、うるさいよ」
オレの時はそんなに声ださなかったくせに。
でも、しょうがない。
次はゾロの番だから。
ルフィは手のひらでサンジの口を塞ぐ。

たくましいゾロの体に貫かれるサンジ。
すげえエロいのな。
ホントに犯られてますってカンジがする。
まあ、自分がヤってる時は分からないけど。
もうイキたくてたまらないみたいだ。
いつもなら、もうイってるけど、
今日は縛ってあるから、イけないんだ。
いつも以上に乱れてるサンジ。

料理は上手いし、
食っても上手い。
サイコーだな。

ゾロは激しく腰を動かした。
もうサンジはイきたくてたまらないのだろう。
縛られたソレは溢れだした液でびしょびしょだ。
固くそそり立ったまま。
いつもなら、もうとっくにイってる頃だ。
まったく、ルフィは何をやりはじめるか分からねえ。
だが、はずかしがりながらもいつも以上にカンジてるサンジはどうだ。
ほんとに淫乱だな、コイツ。
なんだかんだ言っても、
コレが好きなんだ。
だから、やるよ。
てめえの奥に。
たっぷりとオレのを入れてやる。
オレから離れられないくらいキモチよくさせてやる。

悪いのはコイツだ。
オレをイライラさせて、
誑かしている。
まるでケモノの交尾だ。
毎日、オレはサカっている。
サカらせるのは、お前だ。
てめえもともに堕ちるんだ、サンジ。

ゾロはサンジの最奥までつきいれると、
激しく精を放った。
 
 
 
 
 
 

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