marking ruffy* sanji |
■2■
「それで、一日3回で一年する!!」
ルフィはサンジにマーキングの効用をとく。
は?
サンジは空いた口が塞がらない。
コイツ、今、ナンテ?
「一年でサンジの中はオレでいっぱいになる。そしたらもう誰も近寄らない」
えーと。
「だから、オレのセイエキは一滴も残さず、サンジに入れるから」
えーと。
「オレもサンジも気持ちいいし、オレ絶対勃つから大丈夫」
あの・・・。
あまりなことに反応しきれないサンジにルフィは抱きついた。
「だからヤろ」
ちょっと待て・・・。
「てめえ、何言って・・・んっ」
サンジは唇を塞がれ、声が出なくなる。
やわらかいルフィの身体。
絶対自分がオトナだとおもう。
なのにどうしていつも好きにされてしまうのか。
眩しい程の光を放つルフィ。
こいつは太陽。
いつまでも消えることのない明かり。
焼きつくされる。
身体のすみずみまで。
いつの間にかスーツのボタンは外され、あらわになった胸にルフィは口付ける。
「サンジ、お前はオレのもんだからな」
そういうと新たな場所にキスをする。
サンジは唇を噛み締める。
オレはモノなんかじゃねえ。
だから、「そうだ」なんて言ってやらねえ。
オレはルフィを拒めない。
でも、気づくともう「ルフィのモノ」になってたらしい。
こんな事がしたいわけじゃねえ。
ハダカで抱き合って。
セックスして。
だけど、心の底から嫌なわけじゃねえんだ。
分かってる。
でも、素直には認められるわけがねえ。
熱を持ち始めた下半身を扱かれる。
「なあ、うわのそらじゃん。
そのうちサンジからおねだりするようにさせてやるから。」
「あっっっ」
サンジの弱いところ、感じるところを執拗になで回す。
「・・・っ、ゃ・・・・めろ」
身体の中に指が入ってきて、感じるところに触れる。
「あああっっっ」
サンジの身体が大きく跳ねる。
「やめて欲しくなんかないくせに」
ルフィはそう言うと指の数を増やした。
「いい加減なこと言うなよ。
お前、嘘つきだ。
こんなに喜んでるくせに」
サンジの昂ったモノを指ではじく。
快楽をはっきりあらわしたソレは固くそり返っている。
ルフィは指を動かしながらそり返ったものに舌を這わす。
「・・ぁ・・ぁ」
既に理性を失い始めたサンジの口からは嬌声しか漏れない。
指が3本になり、中でバラバラに動き始めた時、サンジに絶頂が訪れる。
「あああああ」
吐き出された精液がルフィの顔にかかる。
ルフィはそれをなめとり、歪んた笑顔を浮かべた。
「サンジ、他のヤツの前で出すなよ」
こぼれ落ちる精液をすくいとるとルフィはぴちゃぴちゃと音を立てて舐めとっていく。
サンジは羞恥心で顔を赤らめた。
「そんな顔も駄目だぞ」
言いながら、ルフィはサンジの身体を貫いた。
「ゃ・・・くっっ」
ゆるやかに腰を動かすルフィに反応して、サンジのモノが再び勃ちあがる。
「ゴムゴムのロケット欲しくねえ?」
「ぁ・・・んんん」
サンジは瞳を潤ませルフィにしがみつく。
身体の中のルフィは快楽ぎりぎりの奥までついてくる。
止まらない喘ぎ声。
敏感になった乳首をつままれて、サンジの身体が跳ねる。
思わず、ルフィのものをきつく締めつけた。
「すげえ。すげえ締まる」
それを待っていたかのようにルフィが激しく動きはじめた。
サンジの身体の最奥まで突き、一気に引き抜く。
サンジの身体は出ていくモノを逃すまいとして締め付ける。
「イクぞ」
ルフィはそう言うとサンジの中にたっぷりと精を注いだ。
こぼれないようにきつく繋がったままで。
同時にサンジは再び精を放った。
ぐったりしたサンジの頬をルフィはぺしぺしとたたく。
「サンジーーー。これからなんだから、しっかりしろ」
「・・・こ・・・の」
「ししし。でもお前ウシロだけでイケるようになったのな」
ルフィの言葉にサンジは顔を真っ赤にした。
「・・・あんだと、コラ・・・あっっん」
中に入ったままのルフィが動き、サンジは思わず声を上げた。
「締めてんじゃねえよ」
ルフィはサンジにコドモのような触れるだけの口付けをした。
サンジは余計に恥ずかしくなる。
そうすると無意識に身体を固くして、中に入ってるルフィは気持ちがいいらしい。
ルフィはそれが好きらしくて、繋がったままでよく悪戯をされる。
コレってスゲえ恥ずかしい。
でも気持ち良かったりもするし。
「なー、サンジ。お漏らしするなよ」
ルフィはそう言うと再び動き始めた。
サンジの理性が再び吹き飛ばされる。
「あっっっああっっっ」
夢中になってルフィにしがみつく。
ルフィも快楽の虜になる。
こうなるともう変なブライドは無くなる。
オトコだとか。
年上だとか。
サンジは快楽をくれる相手に身をゆだねる。
脚をひろげ、限界までルフィを受け入れる。
愛するものと愛されるもの。
心は対等。
ルフィは我に返った。
「あっ・・・」
全部サンジの中にたっぷり入れるはずだったルフィのセイエキが床に散らばっている。
夢中で動いたときに溢れ出したセイエキ。
3回の予定がもっと出したので、入り切らない程だ。
サンジにこぼすなって言ったのに・・・。
どうしよう・・・。
もう腕のなかで眠りにつきかけているサンジを起こす。
「サンジ、舐めろよ」
サンジが舐めればいいんだ。
口から入れたっていいんだし。
全然大丈夫じゃん。
驚いた様なサンジの髪をきつく掴んだ。
「お漏らししただろ」
サンジの顔に怯えのような表情が浮かぶ。
「やっぱり、サンジ、お前、悪いよ。
こんなコトして、そんな顔して。
なんか、そういう顔されるとヒドイことしたくなるんだ」
言うやいなや、床に落ちたセイエキのところにサンジの顔を押し付けた。
「ほら、オレのは全部舐めないと。
だってお前はオレのもんだからさ」
「・・・っっ」
顔を背けようとしたサンジの頭を強く殴られた。
一瞬意識が飛ぶ。
「舐めろよ。それとももっと殴る?突っ込む?」
ルフィ流の無茶苦茶なゴリ押しだ。
時々、バカみたいに自分の欲望だけにとらわれる時がある。
「・・・てめ・・・コレ・・・キャプテンの・・・するコト・・・か」
サンジは荒淫の余韻もあってやりかえすコトができない。
ぐらぐらする頭。
せいいっぱいの言葉を返す。
ルフィはその様子をじっと見ていた。
「お前にだからするんだ。
お前がオレをヘンにさせる。最初に見た時から。
なー、オレお前にあんまり酷いことしたくないんだ。
だから、舐めろ」
ルフィの本気の瞳。
サンジはびくりと身体を震わせた。
「オレが舐めて、お前に吸わしても、いいな」
ルフィはそういうと床に飛び散っているセイエキを舐めとった。
サンジに覆いかぶさるようにして口付ける。
唾液とセイエキがまざった激しい口付け。
サンジは全てを飲みこまされた。
床に落ちた自らのセイエキを舐めとるルフィの淫薇な姿。
許容量を越えた要求。
オレはおかしくなってしまう。
ルフィに狂わされてしまう。
身体の中をいっぱいにするルフィのセイエキ。
縛り付けるルフィの想い。
「全部、オレのものにするって言ったろ」
ルフィはそう言ってサンジの身体を撫でた。
「後ろから、これ以上こぼしちゃだめだぞ。
見つけたら、オシオキだからな」