side SANJI
*3*
いつも思う。
オレはどうしてゾロとこんなことをしているのか。
自分でも分からねえ。
ゾロはどうしてオレとこんなことをしているのか。
オレは醒めるの嫌だ。
逃げてなんかねえ。
だけど。
オレの不安を忘れさせてくれるのは、こいつ。
いつからなのか。
オレにだって分かりゃしねえ。
どうして。
ただカラダを重ねているだけなのに。
脱力したオレのカラダにゾロが手を這わす。
馴染んだ手の感触。
この手は誰かのものになるんだろうか。
でも今はオレのもんだろ。
今だけは。
「てめえは、オレのもんだろ」
オレが言うと、ゾロはニヤリと笑った。
「違うな。てめえが、オレのもんだ」
どこまでも意地っぱりな剣士。
だけど。
こいつはオレのもんだ。
オレはオレに欲情するゾロが好きだ。
欲望には嘘がつけないから。
こいつってケダモノだから。
だからバカみてえにいつまでも、ヤられてもイヤじゃねえ。
きつい時はあるけど。
オレは床に押したおされた。
月明かりに照らされるゾロの影。
ゾロの手がオレの後ろに回ると、ごちゃごちゃ考える暇もない。
オレの放ったものをすくいあげて、塗りはじめた。
「ちょ・・・」
文句を言おうとしたオレの口をでっけえ手がふさぐ。
カラダの中に指が入ってくる。
何度ヤってもそんなに簡単に慣れるもんじゃねえ。
「・・・」
一瞬息が止まる。
ゆっくりと指が中で動き、オレの弱いとこを突いてくる。
指が増やされると、もうオレはおかしくなりそう。
苦しい。
だけど。
欲しい。
ゾロが。
しばらくオレの中をかき回していた指が引き抜かれる。
「欲しいか?」
ゾロの囁きが背筋を震わす。
オレはもう声もでない。
かすかに頷くとゾロが入ってきた。
苦しい。
だけど。
キモチいい。
オレはゾロにしがみつく。
離れてしまわねえように。
こいつなら大丈夫。
強いから。
光でも炎でも、恐れずに前にすすめるから。
激しいゾロの動きについていくのがやっと。
意識が飛ぶ。
一瞬何がなんだか分からなくなる。
激しい息遣い。
飛び散る汗。
おもうさま突き上げられ、耐えきれず精を放つ。
ゾロの精をカラダの中に感じる。
感じる。
ゾロが口付けてくる。
オレも答える。
もう言葉なんていらねえ。
快楽に身をまかせるだけだ。
ゾロはまた動き始めた。
「・・・・っっ」
からませた舌の間から唾液が糸を引く。
再び熱い奔流を感じながらオレは意識を手放した。
これ以上やっちゃまずいかなあ。
もうやめてもいいんですが、どうしようか・・・もっとエロくせんと・・・不本意。
地下食料庫なので半端じゃおわれん、とか、自分で自分の首しめてんのかね、コレって。
合意Hってあまり激しくならないよねえ。ま、ここからゾロが魔獣になるしかない。
そういうの見たい人いたら書くけど・・・どないでしょう?
見たい人手ぇあげてって・・・見えんやないけ!!!!!