ドッグスクール小野(犬の訓練所)  メール質問箱
愛犬Q&Aコーナー(No.001)


ドッグスクール小野ホーム > メール質問箱 > 愛犬Q&A > ♂同士の飼育は難しいと聞きますが、どうなのでしょうか?

質問   (東京;misakoさん)

我が家の子達は、兄マロン(1歳)と弟クロッキー(4ヶ月)のコーギーがいます。
♂同士はむずかしいと聞きますが、どうなのでしょうか?
アドバイス 

オス同士での飼育は、その子達の性格によるところが大きいでしょう。
ただ、下の子がアルファー(リーダータイプ)の性格でしたら、大きくなるにつれ少しづつボスになろうと本能的に仕掛けることがあります。何事でも「マロン」ちゃんを優先させ、先住人の立場をハッキリさせる必要があると思います。
私の個人的な考えですが、犬は2頭飼育がベターだと思います。
1頭のWANちゃんに、人がべったり「ただ甘やかす」だけのやり方ですと、前記のアルファータイプの犬だと自分をボス(社長)と思い込みます。そして自分の思う様に”事”が運ばないと、そのストレスから色んな問題を引き起こす結果になります。
その点2頭飼育だと、それぞれが犬同士の秩序(上下関係)など分かる様になります。
また、病気の早期発見にもつながります。

1頭が元気ない(下痢など)時でも、もう1頭が問題なければ食事が原因ではないと推察できます。
ただ適切な”しつけ”をされないと、犬達は兎角悪いことに興味が惹かれがちになります。
1頭が悪いままだと、それをもう1頭がマネル事になりパワアップします。

コーギーは小型犬ながら自分を小さいと認識していないところが多々あります。
そのパワフルな性格を、きっと「misako」さんは楽しく思っていることと思います。