今月のニュース(2000/06)
- 家庭用コージェネで14%のエネルギー節約が可能
大阪ガスは12日、日本初の家庭用ガスエンジンによるコージェネレーション(熱電併給)システム実証実験の結果を発表。夫婦・子ども二人の家族で、従来の給湯暖房システムから年平均で約14%のエネルギー節約、光熱費にして約10%を低減できることを確認。2002年にシステム価格50万円
台での発売を目指す。[6/12共同]
- ドイツ、国内の原発を全廃へ
ドイツ政府と電力業界、今後の原発による総発電量を約32年分に制限することで合意。これにより、現在19箇所・電力1/3をまかなう原子力発電所が2030年頃には全廃されることに。代替エネルギーの見通しに不安もあるが、脱原発の流れは一層加速。[6/15各紙]
- 福岡市と九州電力、ごみ発電で新会社
福岡市は20日、同市内に計画しているごみ焼却施設を九州電力と共同で建設・運営すると発表。自治体と電力会社がごみ処理発電に取り組むのは全国初。[6/20毎日]
- 豊田通商、風力発電事業に参入
トヨタ自動車グループの豊田通商は川崎重工業など5社と合弁で、風力発電機の世界最大手メーカー「Vestas Wind System
A/S」(デンマーク)の輸入代理店「ヴェステック・ジャパン」を設立 [6/21共同]
(ニュースリリース:http://www.toyotsu.co.jp/new/new.html)
- 東京電力、電力消費量計測システムを開発
東京電力は、家電製品や家庭全体の電力消費量をリアルタイムに計測・表示・記録できるシステムを開発。7月から都内約100世帯で実証試験をし、早ければ来年度から一般家庭の省エネ診断に利用。[6/22共同・時事]
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