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Y 頚椎のフォルム治療 (アレルギー、アトピー)

1.             頚椎の治療法

頸椎は、上方の骨に対して右旋回、左旋回、左へ、右へ、前へ、後ろへ、の6つの動きを持っています。

@右方向・右回旋、左方向・左回旋の治療

  仰臥位の患者の環椎の横突起を拇指と人差し指か中指ではさんで持って、右旋回し患者の耳を真上になるまで回して止めます。

 このとき、気の噴出感や指のしびれを感じれば、右旋回に障害があることが分かります。 さらに、前頭骨部を拇指と残る指とで握って、環椎を固定している指と反対方向に0.5 〜1.0mm 回して気の噴出感や指のしびれを感じれば、右方向に障害があることが分かります。

 今度は、左旋回し患者の耳を真上になるまで回して止めます。

 このとき、気の噴出感や指のしびれを感じれば、左旋回に障害があることが分かります。

  さらに、前頭骨部を拇指と残る指とで握って、環椎を固定している指と反対方向に0.5 〜1.0mm 回して気の噴出感や指のしびれを感じれば、左方向に障害があることが分かります。

 気の噴出感や指のしびれを感じる部位で、そのまま気の噴出感や指のしびれが無くなるまで時間をおくと治療になります。

 この方法で自分の手指一本ずつ下へ下がって行くと、第2、第3、第4、第5、第6、第7頸椎までの全部の頸椎の検査と治療ができます。

A前方向、後ろ方向の治療

  立位か座位の患者の頸椎に中指を当て、人差し指と薬指を両脇に添え、頭を前に倒します。

  このとき、気の噴出感や指のしびれを感じれば、前への動きに障害があることが分かります。

 今度は、頭をうしろに倒します。 このとき、気の噴出感や指のしびれを感じれば、後ろへの動きに障害があることが分かります。

  気の噴出感や指のしびれを感じる部位で、そのまま気の噴出感や指のしびれが無くなるまで時間をおくと治療になります。

  この方法で自分の手指一本ずつ下へ下がって行くと、第2、第3、第4、第5、第6、第7頸椎までの全部の頸椎の検査と治療ができます。

 

2.頚椎から起こるコミュニケーション障害と体の病気

 頚椎は、視覚(秩序・バランス・調和を保ちながら意識を組み立てる感覚機能)の中枢を形成するための情報を扱っています。

 頚椎が歪みますと、前頭葉、小脳、視床、視床下部、大脳新皮質、大脳旧皮質、間脳に、遡行障害(誤ったデータを組み立てて、過去に遡って思考体系を作り上げる。:心と体の深い思い込み)が起こります。

 これにより、深いアレルギー、アトピー、が起こります。

 又、頚椎は、物質体(意識界の物質を支え形成する感覚機能)の中枢を形成するための情報を扱っています。

 頚椎が歪みますと、頭骨、脊椎骨、手骨・肩胛骨・鎖骨、足骨・腸骨、にアルツハイマー(他の機能との関係性を失う)がおこり、深いアレルギー、アトピー、老人性アルツハイマー、神経症、鬱病、知恵遅れが起こります。

 

2002年7月10日

千葉義行

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